今回の巡礼は京都十三仏霊場の第2回・4ヶ寺に加え、洛陽三十三観音霊場5ヶ寺を参詣
して来ました。このうち京都十三仏の寺院は、いずれも庭園が素晴らしい所が多く、今回は
庭に取り付かれた充実の巡礼でありました。
既にご存知の寺院かと思いますが、印象的な2ヶ寺をご紹介しておきます。
< 第1番札所・智積院 >
真言宗智山派の総本山として、全国に末寺3千余の寺を擁し、檀信徒数は約30万人と
言われます。国宝の障壁画、講堂襖絵や名勝庭園が有名です。
この日は拝観者が少なく、庭園は独り占め。満足、満足。
< 第3番札所・霊雲院 >
京都五山の一つである東福寺の塔頭で、明徳1年(1390)に開かれ、当初は不二庵と称
していた(臨済宗東福寺派)。庭は「九山八海の庭」と呼ばれ、数多い名庭の中で特徴ある
禅庭として高く評価されているようです。
この特徴的な庭が、静けさの中に凛とした雰囲気を醸し出す。ただ素晴らしいの一言。