平成26年2月12日 (水) 曇 6℃ 最低気温 3度
佐伯警察署で行われた「表彰式」に広報部員として参加した。
悪質商法詐欺を未然に防いだとして、地元金融機関の窓口行員・
支店長の二人が佐伯警察署表彰された。
住宅リフォーム業者は、単身高齢者宅で床下シロアリ退治対策の
工事を受注した。
業者の親切な?対応により高齢者との関係は、すっかり信用でき
る業者としての信頼関係で結ばれてしまう・・・・・
業者にとって、こうなればシメタモノ・・・・
契約書はナシ・工事代金は、世間相場から約20数倍にも相当する
数百万円を口約束で思うがままの工事を受注したことになる。
工事が終了後、工事代金受領のため、業者は親切に高齢者を銀行
まで同行してあげて工事代金受領のため駐車場で待っている。
(高齢者は、銀行で定期預金を解約して現金で支払うことにしている・・・・)
銀行窓口の女性行員さん: ”何のためのお金ですか”・・・・
高齢者: ”床下のシロアリ退治のため業者に支払うお金です”
女性行員: (あまりにも高額すぎる金額では?・・・・)
高齢者: (親切な業者を駐車場に待たせているのを気にしている・・・)
女性行員:定期預金解約には時間が必要であるとの説明をしながら
支店長に相談する。支店長は本店へ業者名を連絡し、以
前会社名は変更しているが、社長が同じで業務停止命令
を受けた事のある業者であることの認知できた・・・・・
間もなく駆け付けた警察官により事情聴取を受けた・・・・・・
今回の事件は未遂事件として扱われている・・・・
業者:(証拠を残さない巧みな手法・・・口頭のみでの請負工事である。)
高齢者に尋ねた→工事依頼の有無→口約束で有りとの返答
今のところ、消費者相談センターの弁護士により、グループ犯罪有無
などの経緯の調査中であるとのこと・・・・
巧妙な手口での悪質商法被害未遂の実態が判った・・・・