暇人短剣符

暇人の日常散策、世界中の友との再会を夢見て日々上昇中。

知らない世界での秩序

2006-12-28 23:21:53 | ウェブの向こう
想的な社会ってなんだとか、難しい話は抜きにして近い未来起こるかもしれない可能性を示したプロモーションムービーが話題を呼んでいます。

Tetra Vaal -What if..

実はこのロボットは3Dで作られています。The Embassy Visual Effects Inc.というデザイン会社のプロモーションムービーです。(是非リンク先も見てください。面白い作品でいっぱいです。)しかし、人気を呼んでいる理由は高いCG技術だけではないようです。

       †       †

世界のどこかでは毎日のように内戦が起こっています。東ティモール、レバノンなど国連のブルーベレーが今も活動をしています。前述していたコスタリカもデモがありました。外を見ると如何に不安定な国が多いかわかります。
日本は平和、遠い国での戦争はテレビを通してしか伝わらないとすれば、戦争を知らない私たちにとってTetra Vaalとなんら変わらないのかもしれません。
イラク戦争での米軍の戦死者が、同時多発テロの死亡者を超えました。ですが、それ以上のイラク人も亡くなっているはずです。人数は1人だろうと1000人だろうと重大さは変わらないと思うのです。ロボットではなくわたくしたちと同じ、血の通った人間が戦い亡くなっていく事実を少し感じました。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (めぇぃ)
2006-12-29 19:28:16
広島の平和記念館を訪れたアメリカ人が驚いたという話を大学講義で聞いたことがあります。記念館の展示が戦争の記録展示中心でなく、戦争の悲惨さを伝え、平和を願う趣旨で行われていることに驚いたそうなのです。
確かにハワイのアリゾナメモリアルの展示では、亡くなった兵士の名前が壁に並んでいるのが印象的で。戦争が虚しくて、平和が尊いことを訴える…それとは違う印象を受けたように覚えています。
世界中のすべての戦争展示が、戦争の虚しさを伝え、最終的に平和の尊さを語る趣旨のもとに行われれば、たくさんの人々の意識を変えるということにとって重要なのかもしれないなと思いました。
返信する
コメントありがとうございます! (暇人)
2006-12-30 13:57:32
>めぇいさん
そうですね~、わたくしたちにとっては戦争とは過去のものだったりするから、振り返る機会が増える(戦争展示場が増える)ことはいいことかもしれませんね。
そこにリアルを感じることができるか、それが問題だと思います。
返信する

コメントを投稿