我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

坊がつる

2022-08-19 20:05:41 | 旅行及びドライブ

❝坊がつる❞で思い出すのは

芹洋子歌う「坊がつる賛歌」であろう、

坊がつるは大分県の九重山塊に囲まれた

高層湿原である、

この湿原を紹介したNHKの番組「新日本紀行」の

再放送番組を収録したブルーレイ・ディスクが送られてきた、

送ってくれたのは大分に住む友人のタケシくん、

彼は坊がつるが山歩きをする私の憧れの地であることを

知った上でわざわざ収録してくれたのである、

憧れの地? 

なぜと問われるならば、

大分県はわが故郷、

故郷でありながら行った事がない、

一見矛盾するようだが

残念ながら行った事はない、

そもそも坊がつるが全国的な知名度を

得るようになったのは「坊がつる賛歌」が

ヒットしてからである、

その頃私は故郷を離れて関東の地で活していた、

この歌のヒットからいろいろな旅番組で

知識を得るにつれて憧れを膨らませていった、

特に6月にこの地の山肌をピンクに染める

つつじの仲間ミヤマキリシマの群落は

一度は見てみたい風景である、

それもこの地にポツンと一軒だけ建つ

法華院温泉の宿に一夜を過ごして

この地一帯を歩いてみたいのである。

(写真は原尻の滝)