❝坊がつる❞で思い出すのは
芹洋子歌う「坊がつる賛歌」であろう、
坊がつるは大分県の九重山塊に囲まれた
高層湿原である、
この湿原を紹介したNHKの番組「新日本紀行」の
再放送番組を収録したブルーレイ・ディスクが送られてきた、
送ってくれたのは大分に住む友人のタケシくん、
彼は坊がつるが山歩きをする私の憧れの地であることを
知った上でわざわざ収録してくれたのである、
憧れの地?
なぜと問われるならば、
大分県はわが故郷、
故郷でありながら行った事がない、
一見矛盾するようだが
残念ながら行った事はない、
そもそも坊がつるが全国的な知名度を
得るようになったのは「坊がつる賛歌」が
ヒットしてからである、
その頃私は故郷を離れて関東の地で活していた、
この歌のヒットからいろいろな旅番組で
知識を得るにつれて憧れを膨らませていった、
特に6月にこの地の山肌をピンクに染める
つつじの仲間ミヤマキリシマの群落は
一度は見てみたい風景である、
それもこの地にポツンと一軒だけ建つ
法華院温泉の宿に一夜を過ごして
この地一帯を歩いてみたいのである。
(写真は原尻の滝)