我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

訃報

2023-07-30 06:37:49 | 友人、知人及び同級生

             身延山久遠寺の蓮の花

 

同級生の訃報をラインで知る、

数年前までは 

T君が百人近い同級生の

動向を掴んで逐一知らせてくれた、

訃報には毎回彼がまとめ役で

弔電を送ってくれて

同級生一同多いに助かっていた、

最近はそれもなくなった、

無理もない、

80歳の連絡網など

そう簡単に維持できるものではない、

外出のままならぬ身体になって

家に閉じこもりがちになるからだ、

そこで最近はT君主導にラインを通じて

15人ほどの精鋭(?)で情報交換している、

わがラインの主力部隊は出身地の

大分にある、

ふるさとを遠く離れた私などが

同級生の動向を得る手段など

このライン以外は

気心の知れた者同士のメールしかない、

そこで今回の訃報、

どう対応すべきか

せめて哀悼の意を表したいと思っているが

頭を抱えているところである。


シルバー川柳

2023-07-28 15:03:16 | 俳句、短歌、及び文芸

                                    噴水と夏の空(ららん藤岡にて)

雑誌や新聞、冊子にシルバー川柳大流行、

どこで仕入れたか同居人が

B5の紙片いっぱいに印刷された

川柳を持って来た、

2番煎じの感がなくもないが

幾つかを拾ってみた。

 

① 日帰りで 行ってみたいな 天国に

② ボールペン 探している間に 句を忘れ

③ 3時間 待った病名 加齢です

④ 二所帯住 建てて10年 嫁は来ず

⑤ カード増え 暗証番号 裏に書く

⑥ 目には蚊が 耳には蝉が 住みついて

⑦ クラス会 食後は薬の 数比べ

⑧ 無農薬 こだわるくせに 薬漬け

⑨ この頃は 話も入れ歯も かみ合わず

⑩ 妻旅行 俺は入院 猫ホテル

⑪ 景色より トイレが気になる バス旅行

⑫ これ大事 あれも大事と ゴミ屋敷


オオヤマレンゲの花

2023-07-26 18:11:36 | 花 及び植物

             オオヤマレンゲの花

数年前に隣町の公園で撮った写真、

オオヤマレンゲの表示が有ったので信じて疑わなかった、

ところがよくよく調べてみると

上の写真の花は正確にはオオバオオヤマレンゲと言う

近似種だそうだ、

だが一般には近似種も含めて

庭木などに植えられている種類も

オオヤマレンゲの名で取り扱われているということだ、

日本が原産のオオヤマレンゲ(大山蓮華)は

紀伊半島大峰山系の八経ヶ岳付近に自生する

ことで知られている、

これは国の天然記念物に指定されている、

花弁が純白でいい香りを放ち

うつむき加減に咲く花は清楚で美しく

❝天女花❞の別名を持つ、

10数年前に山岳雑誌でこの花の写真を見て以来

ずっとこの花を見に行きたいと思い続けていた、

幸いなことにこの地には

会社を定年退職してから

熊野古道の❝語り部❞となって活動している

同級生がいる、

彼が健康なうちにとの思いを抱いていたが

不幸にして昨年亡くなった、

自生地は標高1,500メートルほどの

山岳地帯である、

2泊の予定を組めば見に行けないこともない、

だが今となってはそれだけの気力がない。

 八経ヶ岳のオオヤマレンゲ


土用の丑の日

2023-07-24 15:41:16 | 老いの暮し

7月23日(日曜日)

孫たちを誘ってウナギを食べに行った、

7月30日の丑の日だと店も混みあう、

そこで1週間前にした、

ところで知ってるようで知らない

土用の丑の日と何であろうか?

調べてみた、

「土用の丑の日」は年4回ある、

通常ウナギを食べる習わしの土用は

正確には「夏の土用の丑の日」と言う、

では土用とは?

日本の暦では

季節が変わる目安となる日として

「立春、立夏、立秋、立冬」がある、

これらの前の18日間をいう、

 

一方 丑の日とは?

日にちを干支の12支

「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」

(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い)

で数えた時の丑に当たる日こと、

 

では何故丑の日にウナギを食べる?

日本では、古来より丑の日に

「う」の付く食べ物を食べると縁起がいいとされ

無病息災を願う習わしが有った、

その中でもウナギが食べられるようになったのは

江戸時代の学者

平賀源内の発案だと言われている。

            ウナギとウドンの定食


なやみの種

2023-07-22 09:08:15 | ノンジャンル

                レンゲショウマ

この時期

俺を悩ますのは畑の雑草、

わずか30坪ほどの畑ではあるが

10日も見ないと草ぼうぼう、

ほっとけば種になって周りに迷惑をかける、

周りは耕運機で耕すから草など生えていない、

それだけに目立つ、

重い腰を上げて畑の雑草を鎌で刈ろうと

やぶ蚊の対策をして畑に行った、

雑草はきれいに草刈り機で刈られていた、

見るに見かねて友人のKさんが刈ってくれたようだ、

お礼の電話を入れた、

Kさん曰く

❝これ以上ほっとくとアカザなどは

 草刈り機でも刈るのが大変になるからね❞

と言われた、

ごもっともである、

俺に畑を貸して家庭菜園を勧めた張本人、

多少の責任を感じているのであろう、

ただ一旦承諾したからには全責任は

こちらにある、

丁重に感謝の意を伝えた。