我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

ぶっちぎり優勝

2023-08-29 08:50:40 | 老いの暮し

町内のシルバー・メンバー(60才以上)による

ゴルフコンペが有った、

参加者は13名、

4組に分かれてスタートした、

同伴競技者は当会第一の実力者Hさん始め

Mさん、Sさん、

Hさんは自衛隊上がりで私より一回り年下、

インコース

10番ホールでトリプルボギーのスタートとなった、

しかも3パット、

 

11番ホール 478ヤード パー:5

左ドッグレッグ、

バンカー越えのショートカット狙いで打った球は

申し分のないフェアーウエイをキープ、

2打目をグリーン手前20ヤードまで寄せて、

3打目63度のウエッジでピンそば7ヤード程、

これを沈めて久しぶりのバーデイー、

 

12番ホール 305ヤード パー:4

1打目右バンカー、

2打目左バンカー、

それでも3打目でグリーンにオンさせて

シメシメ

ところが3パットで ダブルボギー

 

13番ホール 361ヤード パー:4

1打目も2打目もgood ショット、

パーオン成功、

2パットでパー

 

14番ホール 139ヤード パー:3

8番アイアンで ワンオン成功、

悪くてもパーは取れると思いきや

3パットで ボギー

とほほ、、、、、

 

15番ホール 572ヤード パー:5

距離のあるパー5,

テイーショットが左の木の枝に当たり

距離を遮られたばかりか2打目も目標方向に打てない、

5打オンして2パット、ダブルボギー、

 

16番ホール 132ヤード パー:3

ワンオン 2パット やっとパーが取れた、

 

17番ホール 390ヤード パー:4

フェアーウエイをキープしながらも

2打オン狙った球は手前のバンカーへ、

3オン2パットのボギー、

 

18番ホール 260ヤード パー:4

フェアーウエイキープして2オンしながらも

3パットしてボギー、

 

結局前半は45打

3パットが前半だけで4回、

後半は2回

これを何とかしなければ話にならない、

3パットは集中力の問題、

 

後半は:41打

パーが4っ

ボギー5っ 

トータル: 45打+41打=86打

上出来の結果に終わった、

結果には満足しているが

大きな反省点がある、

3パットが6回あった点、

ファーストパットを大きくショートしたのが

大半でスコアーに結び付かなかった、

結局 今回のコンペでは2位にネット9打差をつけて

ぶっちぎり優勝、

ベスグロでもあったが

今回は賞品はなし、

少しばかり自分の腕に自信を取り戻しつつある。


一夜の夢

2023-08-24 05:17:56 | うたごえ、カラオケ、他音楽

                                         おとぎの国に来たような

「夢一夜」

この歌との出会いは40年ほども前、

当時

私は田舎町の中小企業の営業マン、

営業マンと言えば聞こえはいいが

トラックの運転手に過ぎない、

世は挙げてバブルの絶頂期、

中小企業の平社員でさえ夜遊びの

出来る風潮があった、

夜の社交場は幹線道路沿いの畑の中

あちこちにネオンを点灯させていた、

必然的に仕事の終わる7時や8時過ぎからでも

老いも若きも誘い合って

夜の社交場へと繰り出した、

当時はダンスホールを兼ねた

スナックが多かったように思う、

私も例外ではなく毎晩のように

気の合う仕事仲間と連れだって

夜の街ならぬ夜の畑道に車を走らせていた、

明日が休日というある晩

7時頃だったろうか?

仕事が終わってから入社2,3ヶ月ほどのA君が

これから前橋のスナックに行くと言う、

通いなれている雰囲気は誰もが感じていた、

A君は独身ながらも芯のある若者

しかも今でいうイケメン、

会社の女性たちにモテモテであった、

我々はと言うと

蛾のように畑の中のネオンに吸い寄せられていた面々

❝前橋のスナックに❞誰もが興味を示した、

前橋は群馬第一の賑わいを誇る街、

衆議一決

彼に同行することに決まった、

あろうことか夜の遊びでは後れを取らぬ

会社の専務までもが行く事態となり

3台の車に分乗して前橋の繁華街へと向かった、

私などは経験したことのない豪華な

店に入った、

カクテル光線の回る中で

静かなダンス音楽が流れていた、

そこはスナックと言うより

厚化粧の女性従業員も複数いたので

クラブだったのかもしれない、

深々としたソファーに腰を落として

店内を見渡していたら

自分の世界が広がった気分になっていた、

ひとまず運転手を除いて水割りを注文した、

10分か15分ほど経って

気分が落ち着いた頃

他にも客はちらほらいる中で

女性従業員が我々に

❝何か歌いませんか?❞

とマイクを持って来た、

ややあって

❝俺が歌う❞

とマイクを受け取ったのはA君だった、

この時に聞いたのが「夢一夜」、

全く初めて聞く曲だった、

何より意外だったのは

A君はアスリート系の若者と言う雰囲気で

誰も彼が歌を歌うとは思ってもいなかった、

お世辞にもうまいとは思わなかったけれど

この歌の抒情性には聞き耳を立てた、

 

       (2)

ーー恋する なんて 無駄な ことだと

  例えば 人に 言ってはみても

  あなたの誘い 拒めない

  最後の 仕上げに 手鏡 見れば

  灯りの下で 笑ったはずが

  影を集める 泣きぼくろ

  あなたに会う日の ときめきは

  歓びよりも 切なさばかり

  あ~ 夢一夜

  一夜限りと言い聞かせては

  紅をひく

 

  あなたを愛した はかなさで

  私は一つ大人になった

  あ~ 夢一夜 

  一夜限りに 覚めてく夢に

  身をまかす ーー

 

今にして思えば

意味合いこそ違えど

あの時代こそが

❝夢一夜❞ならぬ

❝一夜の夢❞だった気がしてならない。


「夢一夜」

2023-08-23 06:15:53 | うたごえ、カラオケ、他音楽

          ガラスの森美術館(箱根)   

8月22日(火曜日)

うたごえ教室に参加した、

演奏に合わせてみんなで歌うのが❝うたごえ❞である、

言わば歌声喫茶❝ともし火❞のスタイルだ、

暑さのせいか参加者が18名で少ない、

教室は町の公民館、

開催は毎月第2と第4の火曜日、

10時から11時45分まで、

歌う曲は月毎に代わる歌集の中から選ばれる、

前半の週は歌集の全曲(20数曲)を順番に歌う、

後半の週は参加者のリクエストに応じてみんなで歌う、

伴奏は指導者(先生)のエレクトーンの生演奏、

時にはリクエスト曲を本人にソロで歌わせる、

今回 私が「夢一夜」をソロで歌った、

この曲は

作詞:阿木燿子

作曲:南こうせつ

こうせつ自身が歌って1978年に発売された、

女性でなければ書けない繊細な女心に満ちた

この曲は何とも抒情的で

大好きな曲のひとつである、

 

ーーすはだに 片袖 通しただけで

  色とりどりに 脱ぎ散らかした

  床に広がる 絹の海

  着ていく 服が まだ決まらない

  苛立たしさに 唇噛んで

  わたし ほんのり 涙ぐむ

  あなたに会う日の ときめきは  

  憧れよりも 苦しみめいて

  あ~ 夢一夜

  一夜限りに 咲く花のよう

  匂いたつ ーー

 

歌い終わって滅多に褒めることなどない

先生が

❝よかったよ、良かった、

 声も合うし雰囲気もいい、

 この歌 

 あなたの持ち歌にしてもいいんじゃないの~❞

一瞬 好きで歌っているだけの素人には

❝持ち歌❞の意味がよく分からなかったが

歌う際の十八番(おはこ)のひとつにしてもいいのでは

と言う意味に解釈した、

光栄なお言葉である、

齢のせいか最近は腹から発声しないと

声が割れて高音部が全く出ないが

それもしっかりクリアー出来て

伴奏にずれることなく

情感も充分表現できたと満足感はあった、

益々この曲に対する思い入れが

深まっていく、

その思い入れは次回にする。


杖突きながら3万歩

2023-08-21 05:32:03 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

山に登った、

八ヶ岳山群の北横岳、

標高:2,472メートル、

八ヶ岳山群には他に横岳も有るので

北横岳はどちらかと言うと影の薄い山ではある、

ただ 

この山は我々が登ったルートとは別に

もっと簡単に登れるルートが他にある、

ピラタスロープウエイを利用するルートだ、

これを利用すれば2,230メートル付近から

歩き始められるので3時間で往復できる、

私にはそんな予備知識はなかった、

同行は年齢の近い女性ながら山歩きのベテラン、

今回もお任せで来てしまった、

我々が選んだコースは

国道299号線の麦草峠(標高:2,120M)から

歩き始めるコース、

国道沿いに無料の駐車場がある、

7時頃到着したがほぼ満車であった、

7時半出発、

駐車場から歩いて30分ほどで絶景に出くわす、

❝コケモモの庭❞

灌木帯の開けた一帯に

溶岩の塊が緑の間に間に顔を出す風景、

壮観である、

そこを過ぎると果てしなく続くシラビソ林,

樹林の下は岩と言わず倒木と言わず

一面の苔に覆われてどこもかしこも緑一色だ、

北八ヶ岳の樹林帯は苔に覆われて

美しい緑の絨毯をなすことで知られている、

そんな中を道はくねくねと続く、

1時間以上歩いて

樹林の開けた五辻と言う所に四阿が有り

そこで10分ほど休憩した、

辺りには紫色の目立つトリカブトが群生していた、

2時間ほどで

ピラタスロープウエイの山頂駅に到着、

日曜日と言う事もあり大勢の観光客で賑わっていた、

ここまでの道中でほとんど人に会わなかったのが

不思議に思えた、

駅前には❝坪庭❞の名で知られた景勝地が広がる、

時期にはゴツゴツした熔岩帯の間に間に

高山植物のお花畑が見られて人気のスポットだ、

生憎時期がずれて花はそれほど咲いてなかった、

坪庭を横切って登山道を進む、

登山装備した人々が増えてきた、

ここまでそれほどアップダウンの無かった道が

急こう配に代わる、

本格的な登山道だ、

最近はステッキ(杖)が欠かせない、

以前は杖など使わなかったが

最近は疲れてくるとバランスを崩すことが多い、

足に踏ん張る力が無くなっている証拠だ、

30分ほど歩いて

体力的にきつくなってきたところで

引き返す会話が出始めた、

それをたまたま耳に留めた

下山中のパーティーが

❝ここまで来たら頂上はすぐだから

 是非とも登るべきだ❞と励ましてくれた、

その励ましを力に変えて進むことを決意、

10分ほどで「北横岳ヒュッテ」と言う山小屋が有り

そこで弁当を広げた、

ベンチで憩う他の登山客に聞くと

異口同音にあと10分で頂上ですよと言う、

そんな声に励まされて11時半に頂上に到着、

暫し360度の眺望を楽しんだ、

11時45分下山開始、

ピラタスの頂上駅には30分ほどで到着、

雲行きが怪しくなってきたので

休憩もそこそこに再び歩き始めた、

ゴロゴロと雷鳴が気持ちをざわつかせる、

この時初めて今回の山行に不安の影が差した、

あと1時間半ほどの間

雨の降らないことを願った、

時折雷の脅かしに怯えながらも

雨には降られることもなく

2時半頃駐車場に到着、

ハイタッチを交わして無事の下山を喜び合った、

歩行距離は凡そ18キロメートル、

歩行時間は約7時間、

スマホの歩数計には

30,031歩の文字が表示されていた。

                コケモモの庭

            坪庭とロープウエイ頂上駅

               トリカブトの花

              北横岳頂上からの眺め


路上ライブ

2023-08-17 06:28:32 | うたごえ、カラオケ、他音楽