我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

浜名湖のウナギ

2024-05-18 05:52:30 | 旅行及びドライブ

前々から友人Kさんから浜名湖のウナギを

食いに行きたいねえ、

と言う提案を受けていた、

彼は遊びで遠出したい時には私に言ってくる、

職人気質で仕事一筋

遊びを知らない、

だから道路事情に疎い、

奥方の存命の時代からそれは続いていた、

その申し出が先日(5月17日)実現した、

彼の所有するトヨタ車のノア7人乗りに

わが家のカカ様とその友人を含めた計4人

早朝6時に出かけた、

運転は専ら私、

近くの上里簡易インターから

関越高速道に乗った、

浜名湖までは凡そ320キロ程の距離、

通常に走れば3時間から3時間半程だが

全員若くない、

充分な休憩を要する年代だ、

圏央道に入ってから狭山パーキングで休憩、

東名高速道に入ってから箱根で休憩、

持参のおにぎりを全員で頬張る、

箱根からは新東名高速道に進路を取った、

都市部を通る東名高速に比べて交通量が少ない、

天気が良ければこれ以上ない富士山の眺望を

楽しめたんだけど全く見えなかった、

静岡のパーキングでも休憩した、

主婦2人は車を降りる度に

併設された産直売り場で買い物を楽しむ、

小雨が降っていた、

そこで最終目的地を相談の結果

浜名湖のサービスエリヤ内に

ウナギを扱うレストランがあるので

そこでウナギを食べることに決めた、

カカ様は地元浜松の老舗で

ウナギを食べたいと不満そうに言う、

あらかじめネットでも調べてはみた、

5,000円を下回る価格帯の店を

探すのに手間取った、

年金生活者には程遠いので値段で

こちらは諦めた、

第二東名高速から東名高速に乗るには

愛知県との県境付近からの連絡道を

30キロほど走る、

ゲードなしに東名高速に乗れる、

浜名湖パーキングはジャンクションから

10キロ程東京方面へと走る、

浜名湖の北岸にあって突出した一角に

あるので眺めはいい、

11時を過ぎていた、

早速ウナギの暖簾がかかる店に入った、

パーキング内の店とは言えウナギの専門店だ、

丼でも3,000円以上

お重となると4,500円以上だ、

お重の下から2番目を注文した、

流石に 

うまい !

おいしい !

美味だ !

ウナギが口の中でとろける、

何故だか擦ったトロロが添えられていた、

これは味わったことのない味、

身分不相応の贅沢をかみ締めながら食べた、

店を出てから

ここでも俺は写真撮影、

主婦2人はショッピング、

1時間半ほど過ごして浜名湖パーキングを後にした。


帝釈天の裏庭

2024-03-24 21:38:13 | 旅行及びドライブ

帝釈天に行った、

帝釈天と言えばトラさんでお馴染の葛飾区柴又にある、

この寺の正式名称は経栄山・題経寺という

日蓮宗の寺である、

トラさんシリーズで見る限りの帝釈天は

殆どが表の庭を取り囲む建物の一部分ばかり、

ところがこの帝釈天の本堂裏には

それはそれは立派な日本庭園があることは

あまり知られていない、

この日(3月24日)私は

友人と連れだって帝釈天にお参りした、

日曜日と言う事もあり

寺の内部も参道も観光客で溢れていた、

本堂にお参りしてから友人に導かれて

本堂を取り囲む3面の壁面を見て回った、

一面ごとに緻密な彫刻の板が張り巡らされている、

説明には彫刻の絵柄は法華経の内容を

表すと書いてあった、

続いて緋毛氈の敷かれた渡り廊下を渡って行くと

美しく手入れされ永い年月を偲ばせる

池を配した日本庭園が有る、

そしてその全体を隈なく鑑賞できるように

渡り廊下が庭を取り囲んでいた、

特徴づけるものは見当たらないが

立派な庭だ、

1時間ほどあれこれ鑑賞(?)してから

参道沿いの超有名な「とらや」によって

昼飯のハヤシライスを食べた。


国東半島(くにさき、、、、)

2024-02-15 05:26:06 | 旅行及びドライブ

                                                満潮時の真玉海岸

               夷(えびす)温泉

国東はわが故郷中津から

南に20キロほどの距離にある、

海の近くに山が有り

山の近くに海がある、

変化に富んだ地形が好きである、

人に知られたものなど何もない、

そこは車の往来が少ないので

信号機がない、

私は帰省の度に暇さえあれば

車で国東を訪れる、

道路が海辺を走ったり

山間(やまあい)を走ったり、

こんな道路を目的もなく走るのも

また乙なものだ、

だが今回は目的が有った、

真玉海岸を見てみたかった、

ただいま豊後高田市が

売り出し中の風景だ、

潮の引いた遠浅の干潟に夕日が差すと

潮溜まりのあちこちが鏡面反射する、

それは今や写真家の間では

全国区並みの知名度を

得るまでに知られるようになった、

だが残念ながら曇ってダメだった、

潮の時間帯も合わなかった、

だが救いは有った、

夷(えびす)温泉を探して

山間に伸びる道を心行くまで

走り回った、

鄙(ひな)びた日帰り温泉は

谷間の風景に溶け込んで

心を和ませてくれた。

 


大人の休日倶楽部

2024-02-07 13:22:40 | 旅行及びドライブ

             房総にある日本寺の大仏様 

已む負えない事情で

実家の九州に帰省することになった、

時間に制約のない旅なら昨年同様に車を利用する、

だが今回はそうはいかない、

可能な限り早くいかねばならない、

新幹線で行くことに決めた、

そうなれば「大人の休日倶楽部」が使える、

使用条件は100キロ以上だ、

しかも65歳以上は

乗車券、特急券は3割引き、

新幹線も3割引き(のぞみを除く)

だが初めてのケースで買い方が分からない、

そこで予め購入しようと

早朝6時最寄りの駅に行った、

券売機を操作しての購入になるが

駅員がやっても買えなかった、

高崎駅のみどりの窓口なら確実に買えるから

そちらで買ってくれと言う、

止む無く家に帰り支度を整えて

高崎駅に向かった、

最初に 大人の休日倶楽部 を使って

チケットを買いたいと言う、

切り取りのできる会員手帳の中に

日付や目的地を記入するページがあるので

それに記入して渡す、

出発する凡その希望時間を言うと

パソコンで瞬時に目的地までの 

便名、乗り継ぎのチケットが出てくる、

九州まで直通の新幹線「のぞみ」は

割引の適用外で

割引を受けるには乗り継ぎになる、

時間的には1時間程おそくなる、

因みに高崎から中津までの詳細、

2月2日

高崎 発:9時49分 新幹線はくたか554号

東京 着:10:36

東京 発:11:03 新幹線ひかり509号

新神戸着:14:11

新神戸発:14:36 新幹線さくら559号

小倉 着:16:42

中津方面は新幹線がない、

乗り換え時間30分ほど待って

特急スーパーソニックに乗る、

中津 着:17:50頃となった、

運賃の合計:18,550円

義弟に中津駅まで迎えに来てもらった、

そのまま通夜の会場へ、

兄が86才の生涯を閉じた。


車のキーを紛失 ?

2023-04-17 03:00:34 | 旅行及びドライブ

先日友人夫妻を伴って箱根に行った折

不思議な経験をした、

どんな不思議かって?

車のキーを紛失したのに車が普通に動いたのだ、

それに気づいたのは箱根の一歩手前

足柄サービスエリア、

北本市の友人宅から出発して北本インターで圏央道に乗り

2時間ほど走ったので休憩のため

東名高速の手前厚木パーキングに寄った、

駐車スペースを捜し回るほど混んでいた、

用も足し15分ほどで出発、

東名道に入って走ること更に40~50分、

夫人同伴でもあるので最後のパーキング

足柄サービスエリアで用を足すべく寄った、

皆を降ろして車をロックしようとキーを探せど

キーが見つからない、

ポケットはもちろん、

車に置き忘れたのかポケットから滑り落ちたかと

車中を探せどない、

えぇ~!!!

何たる失態、

キ―ホルダーには家の鍵と燃料エネオスの

エネキーと称する給油キーも付いている、

家の鍵も車のキーも予備があるのでいいとしても

給油キーはエネオスに連絡して止めてもらわなければならない、

それはそれとして

これから先

車を動かすにはキーがなければ動かない、

どうすればいいのだ ❓

茫然自失!!!

大パニック!!!!!

それにしてもキー無くしてどうしてここまで来れた?

そこに問題が有った、

昨今の車のキーは鍵穴にキーをさし込んで

エンジンを始動するのではない、

キーを所持していればポケットの中にあっても

始動ボタンを押せばエンジンはかかる、

一旦かかったエンジンは

再びボタンを押さない限り停止しない、

だから途中で落としても車は動く、

だが一旦エンジンを止めてしまうと

キーがない限りエンジンはかからない、

用を足して帰ってきた3人に話すと

どうすればいいの?????

一様に半べそ状態、

暫くあれこれ考えた、

解決策は あった、

1ヶ月前九州へ帰省する折

万一を考えて予備のキーをバッグに入れてあったのを

すっかり忘れていた、

それで事なきを得た、

だがそれで目出度しメデタシという訳にはいかない、

なんせ3っものキーを失くしたのだから

後始末をつけなければならない、

この落ちは帰宅するまで続く、

この小トリップは

箱根ガラスの森美術館で審美眼を養い、

春の花々が咲き始めた湿性花園では

珍しい花の写真撮影と散策を楽しんだ、

又昼食には名のある中華料理屋さんで

ちょっとリッチなランチを堪能した、

適度な疲れを感じて自宅に帰り着き

居間のテーブルを見て驚いた、

失くしたはずのキーが鎮座しているではないか!!!

車は最初からバッグに忍ばせた

予備のキーが働いていたのだ。