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我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

会津裏街道

2025-05-14 14:51:15 | 旅行及びドライブ

正式な呼び名は会津西街道、
だがその雰囲気は裏街道と呼ぶ方が
相応しく感じる、
会津若松市と日光市を結んでいる
この街道はほぼ山の中を走る、
この道中にある人気の観光地大内宿だ、
友人とその友人の所有する
トヨタの7人乗りワゴン車で
朝5時に出発した、
わが町から足尾経由で行く日光市までも
同じように山の中に延びた田舎道である、
日光までが全行程の凡そ中間点100キロ、
休憩を入れても約2時間、
普段は外人観光客で賑わう市内の通りも
朝の7時では閑散として走りやすい、
会津街道に入れば道はほぼ一直線で
迷うこともないが
日光市内の道はわからないので
ナビを入れた、
日光を過ぎたころ同乗者の一人が
トイレの騒ぎを始めた、
ここまで2回のトイレ休憩を入れたが
それでも予測がつかなかったようだ、
幸い運動公園が通りの端にあり
助かった、
日光市を過ぎると
やがて道は鬼怒川温泉へと差し掛かる、
嘗ての賑わいは昔語りとなり
大きな建屋の廃墟が目立つ、
関東地方の荒廃した温泉地の
筆頭ではなかろうか?
この辺ですでに7時頃になっていたが
車の往来はあまりない、
時折トラックとすれ違う程度、
国道ではあるが片側1車線の
曲がりくねった山道が続く、
ダム湖とみられる景色のいい所で
車を止めた、
この地では新緑の真っ盛り、
湖の中にできた島が緑一色に染まって
美しい、

写真を撮った、
田島地方になって平野部となり
町らしい雰囲気になって来た、
川沿いの道の駅で停まった、
産直覗きを趣味とするおばさんたち
さっそく足を引きずりながら降りていく、
試食コーナーの店のおばさんに
手招きされて足を運ぶ、
10種類ほどの山菜や漬物の類、
おいしいことおいしいこと、
食べ飽きない、
我らがおばさんたちはそれぞれに
幾つものレジ袋を携えている、
ユニークなキャッチフレーズが目に留まった、
「お会計はスマートで綺麗なお姉さんに
 お願いします」だって、
すっかりこの店が気に入ってしまった、
そこから1時間かからないで
目的地の大内宿に着いた、
平日にも関わらず大変な賑わいである、
私は2回目であるが当時のことは覚えていない、
被写体の材料目白押し、
上の写真は高台からとったもの、
昼食に蕎麦屋さんに寄った、
順番待ちの賑わい、
蕎麦はこの地の名物らしい、
1,000円のざるそばがうまい、
ここでもおばさんたちは
両手に持ちきれないほどのレジ袋を
下げていた。

雲取山

2024-09-13 10:14:52 | 旅行及びドライブ
昨年に続いて2回目のブドウ狩り、

山梨県牧丘町はわが高崎市からは秩父市を経由して

標高2,000メートルほどの山並みを貫く

雁坂トンネルを通っていく、

トヨタの7人乗りハイエースに乗り合わせるのは

カラオケ仲間で顔馴染みの6人のメンバー、

9時に出発して3時間ほどのドライブだ、

旧知の間柄故に車中はかまびすしい、

秩父を通る車中で

秩父郊外の山間出身のN女史が

こんな話を披露した、

小学校4年生のころ

担任の男の先生が

❝今度の日曜日に雲取山と言う山に登山に行く、

この山では雲が取れるから雲取山と言うんだそうだ、

みんなにお土産に雲を持ってくるから

あした袋を持ってくるように❞と言ったと言う、

7,8人の子供たちは

翌日目を輝かせながら

先生に袋を預けたそうな、

話の結膜は

雲の代わりにヤマブドウの房が入った

袋を子供たちに渡しながら

❝雲も一緒に入れたんだけど

雲はやっぱり山の上でないと

消えてしまうようだ❞

と言ったと言う、

それにしても子供たちに夢を持たせる

話のつくり

途中に山ブドウのあることを

知ってて言ったのであろうかこの先生、

であれば相当の山のベテランに違いない、

60年以上も前の話である。


(注)
雲取山は東京都の最高峰(2017M)でありながら
秩父市に近く市内の三峰神社からも登れる。
                                               三峰神社奥宮から雲取山方面を望む




スキューバダイビング

2024-07-30 15:40:42 | 旅行及びドライブ

連日の酷暑

高齢者には危険な暑さだ、

仕方なく家でパソコンで遊んでいた、

いい塩梅に

11年前に友人らとサイパンに

行った時の写真が出てきた、

目的はスキューバダイビングだった、

俺を除く男3人と1人の女性は

ダイビングの免許を持っている、

そして毎年夏に海外も含めあちこちに

潜りに行っている、

そんな旅行に誘われて参加した、

参加人数は総勢9名だった、

その中でも潜りを予定しているのは

俺を含めて5人だけ、

俺の場合は免許を持っていないので

数時間の実技講習を受けた、

いざ出発

水深5~6メートルを遊泳、

集合写真(撮影者は現地ガイド)

宇宙遊泳気分

子育て中のクマノミを発見、

卵を守って逃げようとはしない、

貴重な別世界を体験した。


清津峡

2024-06-18 17:47:01 | 旅行及びドライブ

6月16日(日曜日)

いつもの老々男女4人を乗せて

新潟県魚沼地方のドライブに出かけた、

車中の会話を楽しみながら

取り敢えずの目的地に定めたのが

① 清津峡

② 美人林

③ 星峠の棚田 に決めた、

7時高崎を出発、

関越高速を新潟方面に向かって走る、

運転するのは最高齢の私だ、

何故ならここでは一番の運転好き

と言う事になっているから、

関越トンネルを抜けると間もなく

塩沢石打インター、

一般道路に下りて走ること40分ほどで

清津峡に到着、

入場料(?):1,000円を徴収されて

遊歩道トンネルを1キロメートル程を歩く、

最終地点は直角に曲がって

そこには

半円のトンネルを抜けた峡谷の景色と

鏡面となった地面が広がっていた、

効果抜群の演出だ、

最近この景色はテレビでも良く取り上げられているので

外国人客も少なくない、

様々に写真を撮ってUターン、

次の目的地

魚沼スカイライン経由で美人林に向かう、

この道は標高1,000メートル近い地点を

南北に20キロ程走る山岳道路、

随分前からスカイラインの名前に憧れて

走ってみたいと言う夢が実現した、

魚沼の平野部を挟んで平衡にそそり立つ

越後三山の眺めは雄大で爽快だ、

1時間ほどで美人林に到着、

青葉は美しいけれど

以前見た時ほどの瑞々しさがない、

やはり台地に残雪の残る5月初めの

新芽の頃がだんぜん美しい、

そんな中でも林の一角で

ウェデイング衣装を身に着けたカップルを

撮影する一団があった、

会話から日本に憧れる

東南アジアの若者だろうと思った、

そこから星峠の棚田は意外と近かった、

だがここでの風景も期待外れ、

写真にならない、

10日ほど遅いのであろう、

棚田は鏡面で無ければ絵にならない、

それでも私以外のGやBa-は見下ろす

景色を入れて記念写真を撮っていた。


浜名湖のウナギ

2024-05-18 05:52:30 | 旅行及びドライブ

前々から友人Kさんから浜名湖のウナギを

食いに行きたいねえ、

と言う提案を受けていた、

彼は遊びで遠出したい時には私に言ってくる、

職人気質で仕事一筋

遊びを知らない、

だから道路事情に疎い、

奥方の存命の時代からそれは続いていた、

その申し出が先日(5月17日)実現した、

彼の所有するトヨタ車のノア7人乗りに

わが家のカカ様とその友人を含めた計4人

早朝6時に出かけた、

運転は専ら私、

近くの上里簡易インターから

関越高速道に乗った、

浜名湖までは凡そ320キロ程の距離、

通常に走れば3時間から3時間半程だが

全員若くない、

充分な休憩を要する年代だ、

圏央道に入ってから狭山パーキングで休憩、

東名高速道に入ってから箱根で休憩、

持参のおにぎりを全員で頬張る、

箱根からは新東名高速道に進路を取った、

都市部を通る東名高速に比べて交通量が少ない、

天気が良ければこれ以上ない富士山の眺望を

楽しめたんだけど全く見えなかった、

静岡のパーキングでも休憩した、

主婦2人は車を降りる度に

併設された産直売り場で買い物を楽しむ、

小雨が降っていた、

そこで最終目的地を相談の結果

浜名湖のサービスエリヤ内に

ウナギを扱うレストランがあるので

そこでウナギを食べることに決めた、

カカ様は地元浜松の老舗で

ウナギを食べたいと不満そうに言う、

あらかじめネットでも調べてはみた、

5,000円を下回る価格帯の店を

探すのに手間取った、

年金生活者には程遠いので値段で

こちらは諦めた、

第二東名高速から東名高速に乗るには

愛知県との県境付近からの連絡道を

30キロほど走る、

ゲードなしに東名高速に乗れる、

浜名湖パーキングはジャンクションから

10キロ程東京方面へと走る、

浜名湖の北岸にあって突出した一角に

あるので眺めはいい、

11時を過ぎていた、

早速ウナギの暖簾がかかる店に入った、

パーキング内の店とは言えウナギの専門店だ、

丼でも3,000円以上

お重となると4,500円以上だ、

お重の下から2番目を注文した、

流石に 

うまい !

おいしい !

美味だ !

ウナギが口の中でとろける、

何故だか擦ったトロロが添えられていた、

これは味わったことのない味、

身分不相応の贅沢をかみ締めながら食べた、

店を出てから

ここでも俺は写真撮影、

主婦2人はショッピング、

1時間半ほど過ごして浜名湖パーキングを後にした。