我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

年賀状を投函した

2023-12-31 07:16:54 | 老いの暮し

          太陽の反射を特殊なレンズで写したもの   

12月30日(土曜日)

今日こそ年賀状を書いてしまおう、

と朝から固い決意で臨んだ、

もう何十年もこんな年瀬が続いている、

だから年末は苦痛でたまらない、

賀状を書かなければ年が越せない気がして

それが脅迫観念となって自分を苦しめる、

字を書くことが苦痛だからに他ならない、

書けば書いたでその出来栄えに落ち込むばかり、

そこにジレンマがある、

毎年気持ちに余裕をもって書こうと

年賀状は12月の初めには買い求めるが

なかなか書く気持ちにならない、

今はパソコンでやるから手書きの時より

比較的にスムーズに出来るが

それでも早めに終わらせようと言う

気が起きない不思議なジレンマがある、

これを手書きの頃から引きずっているのだから

不思議な性癖である、

それをやっと昨日克服した、

9時頃から今年受け取った賀状の中から

対象者を選び出し表面の印刷をする、

2時間程も要してしまった、

午後から裏面のデザインの選定、

文章の考案、

以下のような文章になった、

❝世界は度重なる自然災害に慄き

 21世紀のこの時代にあってよもやの戦争

 に苦しめられている、

 人類の進化など一部の愚か者によって如何に簡単に

 破壊されてしまうものか、

 これは教訓として次世代に生かしてほしい、

 そんな世の中にあって我ら高齢者の務めは

 自分のことは自分でをモットーに健康に気を付けて

 明るく生きたいものである❞

 

私には年賀状をポストに投函した時ほど

ホッとするひと時はない。


群馬から見た富士山

2023-12-29 21:28:00 | 写真 及び絵画

           ① 太田市金山から見た富士山、

           ② 赤城山の小沼から見た富士山

         ③  沼田市の鹿俣山から見た富士山

数日前に渡良瀬遊水地で撮った富士山の写真を投稿した、

それに続いてラインの群馬に居住するグループ仲間に

こんな質問を試みた、

❝群馬県内から富士山を見たことが有るか?❞

実際に直線距離で富士山に最も近い

群馬の最南端の県境から富士山までの

距離は80キロ程度であろう、

だが県南部は深い山に囲まれて展望は

全く無い、

県中央部高崎、前橋地方から北に至っても

平地では秩父山群が視界を遮って見えない、

それ故に県中央部で僅かに見えるのは

標高1500メートル以上の赤城山とか

沼田地方の鹿俣山等の山々に限られる、

ところが県の東部からだと事情が少し違う、

秩父山塊の2,000メートル級の山々を避ける

ことが出来るからだ、

だから200メートル程度の山からでも

見ることが出来る、

それが①の写真

群馬県民の多くは県内で富士山が

見られるとは思っていない、

その為にこんな質問が成り立つ、

結果 

グループの5人中

2人は見たことが有る、

3人は群馬県内から富士山を見たことはない、

と言う結論になった。


ケープ・マーガレット

2023-12-27 15:58:11 | 俳句、短歌、及び文芸

        ケープ・マーガレット(?)

昨日(12月25日)

パソコンを始めようと電源を入れた、

画面はすぐ立ち上がったがポインターが出ない、

マウスを確認すると電池切れ、

止む無く近くのホームセンターに買いに行った、

買って店を出ようとすると出入り口の通路脇に

たくさんの草花の鉢が並べられていた、

なかの一鉢がひと際目を引いた、

それが上の写真、

名前を見ると

「オステオスペルマム」

「サンシャインシリーズ」とも書いてある、

何がなんだか分からないのでスマホで検索したら

「ケープ・マーガレット」

の名前が見つかった、

これならわが家にもある、

葉っぱを比べて見ると確かに同じだ、

現在わが家には花物がないので

早速一鉢買い求めた、

玄関に飾ろうと

大きめの鉢に植え替え作業中

詩作の言葉が浮かんできた、

❝一鉢の 花がもたらす 暮の安らぎ❞

これを俳句として

詩心のある2人の友人に送った、

 

N氏からは

5,7,5であるべきところ5,7,7

と短歌の結びになっているとの返信が来た、

 

K氏からは

気持ちが入りすぎて結句が字余り、

こんなところでどうだと言って返信が来た、

❝一鉢の 花に安らぐ 年の暮れ❞

 

う~ん

お二人さん 参りました、

短歌の結びになろうとは!!!

迂闊だった、

時制と言い 心情といい

加えて抒情性まで含まれて最近にない

ヒット作が出来たと喜んでいただけに

いささかショックです、

改作はこれから考えるとして返信した。


渡良瀬遊水地

2023-12-25 10:37:51 | 写真 及び絵画

友人が雪を被った富士山の写真をラインの

グループサイトに投稿した、

富士山の写真を撮りに行ってきたのだそうだ、

これを見て私が下の写真を投稿した、

そしてこんな質問をしてみた、

「これは どこで撮った富士山でしょう ?

 これが分かればあなたは可なりな富士山通(つう)、

 富士山をよく知る富士山博士に任命します」

半日もしないうちにデジカメの仲間の一人から

「渡良瀬遊水地」の答えが投稿された、

正解

渡良瀬遊水地から撮った富士山である、

この間の距離は150キロほど離れているが

意外と大きく見える。


それでも歌が有る

2023-12-22 03:12:27 | うたごえ、カラオケ、他音楽

前回(12/20)と前々回(12/15)

2回に亘って否定的な内容の記事になった、

確かにそれも俺の日常である、

だがそんなことばかりではない、

この歳になっても心浮き立つひと時はある、

歌っている時である、

楽しい!

日常を忘れる、

 

一昨日

町内のゴルフ仲間10人で

ゴルフコンペの表彰式を兼ねて

スナックに行って歌った、

アルコール類は飲み放題、

歌も歌い放題、

私はアルコール類はあまり飲まないが

歌うとみんなが褒めてくれる、

それが楽しくての飲み会である、

17時から19時半までの2時間半

7,8曲歌った、

(1) 津軽平野  (2)港町 涙町 別れ町

(3) 兄弟船   (4)酒と涙と男と女

(5) 与作    (6)あなたのブルース

(7) 南部蝉しぐれ

歌に縁遠い人もいるので

出来るだけ1世を風靡した

ポピュラーな曲を心掛けた、

 

昨日は

隣町のお気に入りの唄処に行った、

ここ数日咳が出て痰が絡むので

念のため掛かり付けの医院に行って

コロナの検査をしてもらった、

非コロナの証明をもらってその足で

13時頃から店に行った、

満席に近い15名ほどで盛り上がっている

熱気ムンムンだ、

腹ごしらえをする前に

ママが割り込みで歌わせてくれた、

(1) 風説流れ旅(北島三郎)

先駆けは思いっきり声を張り

テンポのいい曲がいい、

15名ほどもいれば1巡に1時間以上かかる、

だがそこは殆どが顔馴染み

あれやこれやとよもやま話も弾んで

退屈することはない、

(2) 恋月夜(小田純平)

今一番売れている作曲家かもしれない、

2か所ほど高音で苦しい場所があるが

そこは思いっきり声を出すしかない、

他人の歌を聴くのもいい、

ついこの前までは自分からは歌おうとしなかった

N女史が見事な歌を聞かせてくれた、

❝夜明けのメロディー❞ (ペギー・葉山)

彼女は「うたごえ広場」にも参加しているので

歌えば声もいいし歌もうまい、

時々私はデュエットをお願いする、

(3)粋な別れ(石原裕次郎)

裕次郎の歌は何故だか色あせない、

根強い人気を誇り歌うと聞き手が

何らかの反応してくれる、

この日も❝憎いね❞と声が罹った、

きっと各節々の出足が微妙に違っているので

あまり歌われない、

それゆえであろう、

(4) 暖簾(五木ひろし)

この歌も知名度の高い名曲だ、

だが節回しが難しくてあまり歌われてはいない、

そこを歌いこなす(?)ところに快感が有る、

そんな歌は聞いてもらいたい 

通(つう)のいる時しか歌わない、

その曲の価値が分からなくては意味がない、

閉店の4時が近づいてきた、

ママが耳元でささやいてくれた、

私が難聴で大勢の中では聞き取れないのを

慮っての配慮である、

❝4時過ぎても歌ってていいですよ❞

と言う、

私が来るのが遅くなったのでまだ歌っても

いいと言うのである、

一事が万事

こんな配慮の出来るママだから

客の途絶えることがない、

勿論私もメロメロ、

しばしばデュエットをお願いする、

快く応じてくれる、

この日は

(5) 夢一夜(南こうせつ)

を歌った後

(6) 銀座の恋の物語(石原裕次郎、八代亜紀)

ママと

(7) アマン(菅原洋一、シルビア)

F女史と

(8) 小さな日記(フォー・セインツ)

をママとそれぞれデュエットで歌ってもらった、

かくして満たされた気分で家路についた。