我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

明石海峡大橋と魯迅記念館

2022-11-27 04:19:57 | 旅行及びドライブ

本四架橋巡り旅(第2章)の3日目

赤穂市の旅館銀波荘に目覚めて

海辺の散歩道をスマホを手に歩いた、

スマホは写真を撮れるから旅の必需品、

少しばかり歩き疲れて波打ち際の岩に座り

海面に突き出た岩を虚ろな眼差しで眺めていた、

透き通った海水が音もなく岩を包み込むように

上下している様子をじっと見ていたら

頭の中が空っぽになっていくような

妙な感覚になった、

顔を上げると太陽は

小豆島の島影と繋がった

雲に隠れてまだ顔を出してなかった、

8時半朝食を済ませて宿を出発、

大石神社を目指す、

それは国の史跡に指定された赤穂城跡の

公園の中にあった、

参道の両脇には四十七士の石像が並んでいた、

また公園の一角では蚤の市も開かれて

多くの市民で賑わっていた、

赤穂城址については何の知識もなかったが

櫓が1基と大手門が復元されているのを知り

撮影した、

白壁がお堀に影を写して美しい、

10時半頃

次の目的地神戸舞子浜公園に向けて出発、

90キロほどの距離はあるが

高速道は遠回りなのでナビをセットして一般道を走った、

途中コンビニでアイスや弁当を買い求めて

明石海峡大橋の本土側取り付け口である舞子浜公園に

たどり着いたのは2時頃であった、

明石海峡大橋は壮大である、

鳴門大橋や瀬戸大橋を遥かに凌駕する、

吊り橋としては世界最大級と聞く、

橋脚の高さ :298メートル

橋脚間の長さ:1991メートル

海面からの高さ:65メートル

公園の一角には魯迅の記念館もあり

神戸という異国情緒な都市に花を添えていた、

海岸の石段に並んで弁当を食べたり

記念写真を撮ったり2時間ほど費やして

淡路島に渡った、

淡路島側のサービスエリアにも寄ったが

橋は遠くて絵になる写真は撮れなかった、

次に寄ったのが神戸淡路大震災を記念する

北淡震災記念公園、

震災当時の断層やゆがみをそのまま保存した

施設になっていた、

16時半頃この日の宿「国民休暇村南淡路」

にチェックイン、

山の頂上付近にあり眺めは抜群、

遠くに鳴門海峡や大橋も見えて人気の宿らしい、

この日は和室の4人部屋、

さすがの4G(爺)も旅の疲れもあって

風呂、食事を済ませて早々に床に就いた。


瀬戸大橋を渡る

2022-11-23 13:59:49 | 旅行及びドライブ

本四架橋巡りの2日目は

鳴門のうず潮見物から始まった、

徳島市内のホテル東横インでの朝食を済ませて

8時半鳴門に向けて出発、

観光船の船着き場は大橋のほぼ真下にあった、

50人乗りほどの奇麗な船だ、

渦潮は朝方が一番いいと言う事だったが

それほど大きな渦は見られなかった、

スマホの動画撮影にも挑んだけど

渦の動きが意外に早く

会心の作にはならなかった、

一時間ほどの乗船時間はたちまち過ぎ去った、

上陸してから観光船を所有する船会社のショップで

ホテルでもらったお買物券で

特産「鳴門のワカメ」をお土産に買った、

そこから丸亀に向けて高速道をひた走る、

距離およそ100キロ

パラついていた小雨も上がって晴天になり

交通量も少なく最高のドライブだ、

2時間ほどで丸亀城に到着、

無料の駐車場に車を停めて岡の上の城を目指す、

丸亀城は小さいながらも昔の面影を残す

数少ない城のひとつだ、

天守閣の規模は小ぶりで

櫓を大きくした程度ではあるが

昔のままの構造物なので風格を感じた、

天守閣に似合わぬ石垣の立派さに目を見張った、

そこから瀬戸大橋記念公園へ、

こんな公園があるとは知らなかった、

広くて立派、遊んでよし眺めてよしだ、

公園から眺める瀬戸大橋の取りつき部分は

10階建てのビルほども高い、

橋の規模の大きさは驚くばかり、

しっかり写真も撮って瀬戸大橋を渡る、

渡った先が岡山の鷲羽山ハイランドと言う公園、

ところが何とここは有料の公園、

入園を諦めて宿泊地赤穂市のホテルへ向かう、

距離は65Km 高速で1時間半を要した、

今夜の宿は「赤穂銀波荘」海辺の有名旅館、

持て成しも眺めも最高、

玄関のロビーは一面の強化ガラスで遠くに

小豆島の島影が見えた、

さっそく5階の部屋に荷を解いて

旅の疲れをいやしに風呂に行く、

露天風呂に浸かりながら瀬戸内海の

眺めに見入って感慨にふけった、

夕食は6時半からテーブルでの会席料理、

題して「秋の彩り会席」

前菜の品数だけでも9品に及ぶ、

メニューの紹介だけでも立派なブログ記事になる、

一膳ごとに運ばれてくるメニューが

季節を考慮したその地の名物料理の感じだ、

海の幸あり:アワビの陶板焼き、鯛釜めし、フグ唐揚げ、鮮魚盛り、

山の幸あり:マツタケと鱧の土瓶蒸し、胡麻豆腐、牛しゃぶ、

他多数

持て成しと料理と眺望

これがこの旅館を人気の宿にしてしているのであろう、

この日は和室の2人部屋、

部屋から静寂に灯る漁火を堪能し

寝る前にも露天風呂で夜の海を眺めてから床に就いた。


本四架橋巡り 第2章

2022-11-19 07:23:50 | 旅行及びドライブ

今年4月に本四架橋巡りの第1章ともいうべき

「しまなみ海道ルート」を車で走破した、

そしてその第2章として

瀬戸中央自動車道と

淡路島を経由する神戸淡路鳴門自動車道ルートを

走破する旅に出かけた、

メンバーは前回と同じ同級生の

ゴリさん、タカさん、ヒデさん、

成田から高松空港に降り立ったのは

11月3日の9時半頃、

早速リムジンバスで市の中心部へ向かい

予約してあったレンタカーを借りた、

にこにこレンタカー県庁前店、

そこから高速道を徳島の鳴門市へ、

75Km 1時間半、

最初の観光は阿波踊りとうず潮見物、

先ずは海峡を見下ろす岬の先端鳴門公園へ、

そこのレストランで腹ごしらえ、

鯛めしを食べた、

どんぶりに盛られたご飯の上に味付けされた

鯛の切り身が乗っているというもの、

半分はそのまま味わい

残りの半分はお茶漬け風に味わう、

おつな味だ!

小雨に煙る鳴門大橋の写真をふんだんに撮った、

雨の写真もまたいい、

2時間ほど居て徳島市内のホテル「東横イン」へ、

部屋に荷物を置いて阿波踊り会館へ、

ここでは観光客向けに阿波踊りのショーを

45分間ほどかけて舞台でやっている、

終わって夕食に徳島名物

”骨付き阿波尾鶏ひな”と”徳島ラーメン”堪能、

19時ホテルへ帰り1日目終了。


歌と散歩と時々畑

2022-11-10 20:30:39 | 老いの暮し

               武井礼子コンサート

この1週間を振り返ると

将に❝歌と散歩と時々畑❞であった、

項目にすると

3日(木曜日)

お昼ごろカラオケスナック「はなぶさ」に行き

3時半頃まで歌った、

歌った歌:紫陽花(五木ひろし)、あなたのブルース(矢吹健)など、

5日(土曜日)

歌声広場の先生のコンサートに「みかぼ未来館」

へ行った、1時半から4時まで、

7日(月曜日)

いちょう並木カラオケクラブで

カラオケの店コートダジュールで歌った、

12時から3時まで

歌った歌:さだめ川(細川たかし)、お袋さん(森進一)ほか

8日(火曜日)10から12時まで

うたごえ広場 公民館、

前に出て歌った歌:女ひとり(デュークエイセス)

その他夜はネットのユーチューブで歌っている、

               庚申山の散歩道

散歩は

3日のスナックを出た後

近くの庚申山(標高:189M)公園に行き

322段の石段をイッキ登り、

頂上の展望台で一休みして散歩コースを

1時間少々歩いた、

歩数:6700歩、

この散歩はコースを変えて5日間続いた、

6日目に山を変えて隣県埼玉県神川町の

金鑽神社の本体でもある御嶽山(標高343M)

に登った、

ここには440段ほどの階段が有り

イッキ登りを試みたがさすがにダウン、

途中で一休み、

岩場で展望を楽しみ下山した、

夕暮れ時で杉と雑木の生い茂る林のなか

人っ子一人いず不気味な雰囲気、

この翌日は疲労が蓄積して

身体のあちこちが痛かった、

 

畑仕事も欠かせない、

放っておけば雑草が作物より成長して

覆いかぶさる。


咲き遅れのバラ

2022-11-09 06:08:37 | 花 及び植物

散歩道の脇にバラを見つけた、

1輪だけが郷愁を誘う、

薄いピンクは少女のごとし、

このバラをLineのグループ通話に

❝咲き遅れのバラ❞と題してあげた、

するとデジカメの仲間の一人が

❝咲き遅れじゃぁなく寒さに耐えて咲くバラ❞

ですよと反応してきた、

彼は私より10才ほど若い、

何事も前向きだ、

だが私は ❝咲き遅れ❞ に秋に似合う詩を託した、

何事も立場によって解釈は違ってくる、

それはそれでいい、

そこに面白さがあるのだから。