我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

スキンシップ

2024-05-05 14:52:44 | 老いの暮し

わが家はカカ様と2人暮らし、

4才年下のカカ様は健康と言うには難がある、

とは言え車の運転はするし家事も不満ダラダラながら

こなしているので良しとしなければならない、

わが家は基本的には自分のことは自分でする、

お互いに勤務していた当時から

これは生活の基本であった、

炊事や洗濯、食料品の買い出しなどは

家事としてカカ様がやっているが

共有スペース以外の部屋の掃除

自分が着用する衣類の買い求め等は

自分でやっている、

典型的な上州の❝かかあ天下❞夫婦を親に持つ

わが家のカカ様は負けん気が強い、

自分で言うのもなんだが

俺だって封建色の強い九州男児、

負けてはいない

、、、、、とは言えない、

彼女には地の利がある、

言い争いで負ると

姉妹が2人近くに住んでいるので知恵を授かって

訳の分からん理屈をこねて挑んでくる、

要するに俺が

根負けするのである、

まあ 

そんなこんなの些細なことで喧嘩もするが

疎ましく思う事は有っても

憎みあってはいない、

夜も更けて彼女が

マッサージチェアーにかかりながら

居眠りしてたりすると

鼻のてっぺんを指で弾いてやる、

これだって声で起こすより

スキンシップになると思っている、

80才にもなってスキンシップ ?

いやいや 軽んずることなかれ である、

お互いが生きてることに喜びを感じながら暮らすには

男には女の温もり

女には男の息遣いは

必要不可欠だと思っている、

世の犯罪の大半は

男女の温もりの欠如、

後の半分はお金であろう、

世の中のことは兎も角

わが家ではこの歳になっても

肌の温もり、、、を感じることはないが

介護したりされたりすることもなく

暮らしていられるのは

単衣に神様のお陰と感謝せずにはいられない。

 

(何だかテーマが見つからず主旨の分からぬ

文章になったが お許しを)


酔っぱらった

2024-04-24 04:38:42 | 老いの暮し

        オキザリスの花

一日雨の予報ではあったがゴルフをした、

わが町のシルバーゴルフ会のコンペ、

舞台は藤岡ゴルフ場、

近いながらもここでプレーするのは10数年ぶり、

コースの記憶など全くない、

意外と広くて思い切り打てるのがいい、

ドライバーショットが距離も出てフェアーウエイを

キープする、

広いと言う安心感はいい結果をもたらす、

同伴競技者2人を超えて200ヤード程の

距離を稼いでいる、

とは言え同伴競技者の2人は列記としたスポーッマン、

ひとりは今なおクラブに所属して野球をやっているが

84才の寄る年波には勝てないようだ、

もう一人は同年輩、

卓球クラブの会長を務めてはいるが

悲しいかな腰痛もちで無理の出来ない身の上、

まともにゴルフを楽しめるのは私くらいなもの、

健康な身体に感謝あるのみだ、

最終成績は95打で自分の実力値といっていい、

13人中上から4番目ながらハンデキャップに

助けられて3位入賞、

2,000円の商品券をもらった、

表彰式は夕方から場所を変えて

町内のスナックで行われた、

わが町内では

飲食店などほとんどなくて

唯一この飲み放題でカラオケできる店が

一軒あるのみだ、

そこで渋るカカ様に送迎をお願いした、

自分の意識ではアルコールは

飲めないと決めつけてはいるが

今回はどういう訳か

ビールをさほど苦く感じなかったので

注がれるほどに飲んでみた、

生涯数回しか経験したことのない

空中を彷徨うような気分の中で

歌もおおいに楽しんだ。


女房元気で留守がいい

2024-04-16 05:35:57 | 老いの暮し

わが家の女房殿も若くはない、

77才の古希となった、

彼女の周りを見ると

ごく親しく付き合っていた友人が

2人も亡くなっており

出歩くことが困難になった人もいたりで

意気消沈気味の昨今であった、

それが先日

プールの友達(週3回プールでウオーキングをしている)

とセリ摘みに行くと

笑顔で出かけて行った、

お昼の時間を過ぎても帰ってこない、

連絡もないまま

止む無く自分でうどんを茹でた、

それを水で絞めて

薄めためんつゆだけで食べる昼食となった、

ところが

これが実にうまい!

ひとつには茹でたてと言う事もあるだろう、

またひとつにはおつゆに具を絡ませない

シンプルさは独身時代を思い出させる

特別な味でもあったのだろう、

 

カカ様よ

俺の昼飯のこと等自分で何とかする

先は永くないのだから

今の暮しを大いに楽しんでくれと願う一日であった。


シニアライフも又楽し

2024-04-07 14:32:57 | 老いの暮し

                              秩父湖にかかる吊り橋

耳が遠くなった、

忘れ物が多くなった、

とかく高齢者の会話となると

悲観的な話になりがちであるが

すべては自然の摂理と受け入れることが出来れば

シニアライフもまた楽しである、

わが家は妻と2人暮らし、

それぞれが人の手を借りずに自分のことは

自分でできる程度に健康体である、

 

一昨日はゴルフに行った、

アベレージゴルファー程度には

楽しんでいる、

終日曇ってはいたが雨に降られることもなく

満開の桜を鑑賞しながら

ゴルフのプレーを楽しんだ、

スコアーは94打だから

良くもなく悪くもない、

兎に角

前の2日間は家でゴロゴロしていたので

格好の気分転換になった、

 

昨日は山に登った、

山仲間2人に連れられて

榛名山群の1峰、

相馬山(1,411M)に登った、

標高1,000メートルほどの地点に

車を置いたのだから

標高差:400メートル程、

11時から登り始めて

12時15分頃に頂上に到着、

視界は100M程度で雲の中、

そんな中で

連れの手作り弁当のご相伴にも

預かりながら弁当を食べた、

高齢者にはそれほどの無理もなく

程よい疲れを楽しんだ、

(それは連れの2人)

俺には膝に疲れが溜まって

ガクガク

結構 きつかった!

それでも

雨に降られることもなく

風に吹かれることもなく

まずまずの天気、

窪地にはまだ残雪が残っており

汗ばむ体を冷気が心地よく

冷やしてくれた、

 

帰りは例によって日帰り温泉、

伊香保の「黄金の湯」に寄った、

疲れの溜まった身体を湯に沈めながら

思わず

❝あ~ 気持ちいい~ ❞

そして

今日の出来事

明日の予定に思いを巡らせた、

 

明日も明後日も予定がないので

明日はA子ママの店に

カラオケを歌いに行こう、

そして「野風増」(のふうぞ)を歌おう、

明後日は桜も満開を過ぎてきたので

忍城(おしじょう)に行って

満開の桜とお城のコラボ写真を

撮らねばならない。


及びでない ?

2024-03-23 09:05:28 | 老いの暮し

昨日(22日)

日帰り温泉❝カンナの湯❞で行われた

カラオケ大会に出場した、

大会と言っても出場者は僅かに20人、

来たついでに出てみるか程度の大会だ、

毎月一回開かれている

謂わば客寄せの行事であろう、

大広間に集まった客はせいぜい出場者の

家族や友人知人程度でポツンぽつんと

塊になって座っている、

12時半に出場登録を済ませて

出場順のくじを引いた、

6番目だった、

「吾亦紅」を歌った、

客が居ないのだから緊張などない、

結構うまく歌えたと思った、

だが、

結果は機械の採点で80,129点

90点台が数名いる中でこの点数だと

真ん中より後ろの方であろう、

表彰は優勝、準優勝、三位まで、

カラオケ大会出場など

❝及びでない❞結果となって

早々に浴場に向かった。

 

尚 「カンナの湯」は30数年(?)ほども前に

「アカシアの湯」の名前で

埼玉県営の日帰り温泉として

スタートしたが

その後民間の経営に移って

カンナの湯と名前を変えた、

すぐ脇の群馬県との県境には

❝神流川古戦場❞で知られた神流川(かんながわ)

が流れている。