憧れの登山家、野口健さんが富士山クラブと毎年行っている「富士山クリーンプロジェクト」の清掃活動に行ってきました!
学校を停学になった健さんが植村直己の本と出会い、どうしてどのように山に登るようになったのか、
初めての冬の富士登山で氷をつかめないアイゼンの一歩一歩に本当の死を意識したこと、それなのに、山に魅入られていったこと、
エベレストに行ったとき日本隊のゴミがベースキャンプに散乱し、他国の隊員から「エベレストも富士のようにゴミの山にする気か」と言われたこと
当時の富士山はそれこそ白い川と呼ばれるトイレットペーパーのゴミで目も当てられない惨状だったこと、
危険で違法な不法投棄や一般人のモラルのない日用品のゴミ捨てまで、健さんたちの運動は、卑劣で理不尽な見えない敵との闘いだったと思います
今は環境問題が声高に叫ばれるようになり、清掃活動への理解や助力も増え、毎年多くの参加者が集まります
しかし、「環境問題」「環境保護」など言葉ばかりの先走りで、理屈理詰めの方法論ではなく、まずまわりの小さなことにでもなにかがおかしい、
なにか変だ、と思い立って、ではどうしようと考えて行動してきた結果がいつの間にか「環境問題」へとつながる…
そんな流れがいいなぁというふうに、(健さんのお話を詳しく思い出して書けないので私の感想として)おっしゃっていました
清掃活動以外にも、富士山クラブの愉快なガイドさんたちとともに富士山を眺めながらのハイキングもあります!
ダブル富士の風景に出会ったり、鹿狩り真っ最中の猟師さんに遭遇したり、
健さんやガイドのイチローさんからお友達の距離で興味深いお話が聞けたりともう感無量!
お恥ずかしながらツーショットで写真も撮っていただきました~(*^_^*)
来年も体力をつけて、ぜひ参加させていただきたいです!