安野光雅さんの挿絵、岸田衿子さんの訳の「赤毛のアン」を新刊本コーナーで見つけた!
「100分de名著」で今やっている赤毛のアンは、脳科学者、茂木さんの解説のおもしろさもあり、
今までなぜか手に取らなかった世界の名作を読んでみる気になりました
結論から言いますと、とても素晴らしい本でした!
最近読んだ本でやはり読了後になんと素晴らしい本だったろうと放心したものに、
梨木香歩さんの「僕は、そして僕たちはどう生きるか」という本があります
これは、漫画化によりベストセラーに返り咲いた昭和の名著、
吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」という本へのオマージュだと感じます
「赤毛のアン」を読み終わった時に、
言葉にならないきらきらとしたものに包まれて
ぼーっとしている心にふっと流れてきたものは、この2冊でした
そして何気なく安野光雅さんのあとがきを読んだとき、
まさにそれと同じ現象が安野さんに起こったことが書かれており、とてもびっくりしたのでした!
子どもだけでなく、これはすべての人に、今を生きているすべての人にとって素晴らしい本になるはずです
とても嬉しかったので、そのことを書きたくなりました