ますむらひろしさんのアタゴオルという不思議な世界
むかーし、どこで読んだんだろう?
ずっと頭のどこか、体のどこかに沁み込んでいたことを、思い出した
そういえば映画「銀河鉄道の夜」の原作も、
賢治の童話をいくつか漫画化したのもますむらさんで、すごく感動したのに、
アタゴオルのことはなぜかすっかり忘れていた
いろんなところに余裕というか隙が生まれるようになって、
アタゴオルの戻ってくる空間ができたのかな
音楽と酒と銀くじら、星みかん、桃色りんご丸、
影切り森、時間城、ぱるぱらん…
古代の謎の遺跡は月に姿を映す幻燈機だったり、
恐ろしいサーカス団がでてきたと思ったら、
願いは植物になることだったり…
10月25日まで、三島にある大岡信ことば館にて
「ますむらひろしが描く宮沢賢治の世界」やっています
…ちょっと泣いちゃうかもしれません、あの世界にもう一度浸りたくて
たぶん会期中また行きます