4/26 第9節 ギラヴァンツ北九州戦 （京都・西京極競技場）

七か月ぶりのホーム西京極での勝利…感無量

長崎に大量４失点で惨敗。
徳島とはプロとは思えぬ凡戦。
守備は開幕から８試合で１４失点と完全崩壊。
ベテランは精神的支柱とならず、若手起用も効を奏さず、
チームは完全に方向性を見失い、順位は下から数えて４番目の１９位。
明るい材料は何一つない。

そして昨年の９月末から勝利のないホーム・西京極。
相手は元サンガの原、弘堅、内藤、大島が所属し、監督・柱谷兄が率いる北九州。
過去の対戦成績はほぼ五分五分、相性は微妙。
どんな結果になろうとも見届けずにはいられない。
我ながらサポーターとは因果な性分である。
阿呆と云わば云え！　阿呆上等！
阿呆でなければサンガのサポーターなんかやってられっか！

【サンガのスタメン】
　GK：山田
　DF：石櫃、菅沼、山口、磐瀬
　MF：伊藤、金南一、バヤリッツア、宮吉、和田
　FW：有田
SUB：杉本、内田、田森、原川、山瀬、石田、大黒

またしても大きくメンバーをいじってきた和田監督。
前節出場停止だった菅沼とミヤが先発復帰。
左サイドに磐瀬、中盤トップ下にはじめて和田Jr.を起用。
なんと大黒をベンチに下げ、有田のワントップで北九州に挑む。

【試合感想】
前節とボールに対するアプローチが全然違っていた。
前線と云わず、中盤と云わず、相手がボールを持ったらすぐ２人でプレス。
奪われても、倒されても粘る。
１対１の局面ではとにかく強気で突破を計る。
気持ちがプレーに表われている。
上手い下手は二の次。
そうなのよ、こういうサッカーが観たかったのよ。

個人個人でもイイ所が随所にあった。
まず磐瀬クン。とにかく運動量がハンパない！
優汰、積極的な仕掛け。
和田Jr.球さばき巧い！パサーとしてもセンスある。
そして有田、ロングボールの前線での収まり所になっている。
それぞれの持ち味が組み合わされて前半は完全にサンガの流れ。

試合が動いたのは前半４０分過ぎ。
セットプレーからバキがボレーで押し込んで待望の先制点！
ゴール裏のサンガサポーターは大喜び！
京セラデーでもらった小旗振りまくりの大盛り上がり。
久々に前半アドバンテージを持ったまま終える事が出来た。

正直ちょっと舞い上がってました（苦笑）
選手も同じ様に舞い上がってしまわないかちょっと心配したが、杞憂でした。
後半になってもサンガのプレスは緩まない。

試合のクライマックスは後半３０分過ぎ。
ビツが右サイドを攻略し、低い弾道のクロスを入れると
ゴール前に飛び込んできたミヤがヘッドでネットを揺らす！！

♪ゴール　ゴールゴル　宮吉！　ゴールゴールゴル　宮吉！
　ゴール　ゴールゴル　宮吉！　ミヤヨッシタック～ミ～！！♪

みんながお前のゴールを待っていた！！
そんな叫びにも似た応援歌。
ミヤもゴール裏サポーターにアピールに来る！
優汰が！菅沼が！磐瀬が！ミヤに覆いかぶさって荒っぽい歓迎！

その後残り１０分、北九州が元サンガの原、内藤を投入し、
苦しくなる時間帯もあったが、全員守備で凌ぎ切った。
あんまり久し振りなので、ホームでの喜び方忘れちゃってましたｗ
サポーターも、選手もｗｗｗ


写真：ミヤのお立ち台、その後、磐瀬、バキもご挨拶♪サイコーだぜ！！

七か月ぶりのホーム勝利。
この一勝で現状チームがかかえる問題がすべて解決する訳ではない。
だが、闘う姿勢がチームに戻った事はサポとして嬉しい。
この笑顔が次の応援のエネルギーになる。

【試合結果】　京都２－０北九州

【観客数】　7,712人（年間目標まであと170,647人）

【得点者】
　京都 ： バヤリッツア43、宮吉78

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK：山田5.5
　DF：石櫃６、菅沼5.5、山口5.5、磐瀬６
　MF：伊藤６（87分 内田－）、金南一5.5、バヤリッツア6.5、宮吉６、和田６（63分 山瀬5.5）
　FW：有田６（72分 田森５）

【今日の私的MOM】
　バヤリッツア ： 先制ゴールだけでなく、中盤の底で踏ん張った功労者