西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

ブレーキ

2024年10月29日 21時32分37秒 | 日々の雑感
裏金問題で超逆風に晒された与党大敗。
それも予想以上の大負けで自公合わせても過半数割れ。

対する立憲民主は大躍進…なんだけど
比例票がイマイチ伸びていないところを見ると
政党として国民から信任されているとは言い切れないな。
どこまでも与党の不支持から消去法的に選ばれたのだと思う。

かたや立憲以上に躍進したのが国民民主党。
改選前7議席から28議席だから4倍増。
他の野党が自民党の政治とカネを争点にしている中、
唯一解り易い経済対策を主張していたあたりが評価されたの…では?

いずれにせよ自公が過半数割れしている現在、
単独で政権を奪取出来ない立憲民主と
共闘してくれる政党の奪い合いになるよね。
自公が獲り込めそうなのは維新と国民民主あたりだけど
今の自民にすり寄っても大臣ポスト1つくらいでそれ以外のメリットはなさそう。

一方、立憲が獲り込めそうなのは共産くらいしかいないんじゃないかな?
でも共産と組んだら絶対あとで揉めるし、それだけじゃ過半数にも満たない。
やはり維新と国民民主と組まないとこちらもダメっぽい。

キャスティングボードを握りそうなのは維新と国民民主なのは間違いない。
結局落ち着く先は過半数割れした自公が閣外協力を要請しつつ
難しい政権運営を執っていく形になるんだろうな。

でも僕的にはそれでイイと思っている。
数にモノを言わせてなんでもかんでも強引に進めて来た自公政権に対して
これからは野党が一定のブレーキをかけることになるんだからね。

総裁ブウ爆誕

2024年09月29日 09時29分48秒 | 日々の雑感
自民党総裁選で石破茂氏が選出された。
正直、意外だった。
党内批判しまくって嫌われまくっていた人だから
決選投票で負けるだろうと予想していたんだけれど…
敵の敵は味方って力学が予想以上に働いたという事かな?

まずセクシー進次郎が選挙前にマスコミにバカを露呈させ過ぎて党員人気急落。
進次郎推しだった菅一派は慌てて麻生が推した高市氏を嫌って石破氏に付いた。
そんなところだろう。
決して石破氏の人気が上がった訳じゃなく、消去法で決まった総裁と言える。

とはいえ、石破サンに期待してないって事はないのですよ。
これまで貫いてきた正論に基づいて党改革に取り組んでくれればね。
そして積極的経済対策。政策通っていうのがホントならば。

もし首相就任した途端に日和ったら期待は一気に批判に変わるから。
果たしてブウ新総裁は、良いブウか?悪いブウか?
見極めてゆかねば。

翼を得た女性たちが見た地獄

2024年09月27日 19時17分03秒 | 日々の雑感
NHK朝ドラ『虎に翼』最終週。
弁護士、判事、裁判所長を歴任した初の女性・満淵嘉子をモデルとした
主人公・猪爪寅子を伊藤紗莉が演じたドラマ。

このドラマには絶対的な善人も悪人も登場しない。
優しさや正義に基づいて生きている人でもどこかに弱さや狡さを隠し持っている。
100%の悪もない代わりに、100%の正義も存在しない。
それは法律に携わる者であっても例外ではない。
法は絶対ではない、その解釈には色々な答えが存在する。正解はない。


米津玄師の歌う主題歌『さよーならまたいつか!』のMVも何度も観た。
歌詞の持つ意味についても色々考えさせられた。
ドラマタイトルである『虎に翼』って
実は虎のように強かな心を持つ女性に法律という翼(武器)を与えるという意味だと思うが、
旧態然とした男性社会で女性が自由に“飛ぶ”事は当時はもちろん現代でも簡単ではない。
“地獄”に耐える覚悟も必要だと言っている。
ドラマのテーマも綺麗事だけではないところが素晴らしい。
それが脚本家・吉田恵里香さんの女性ならではの実感なのだろう。

ドラマの中では女性差別はもちろんのこと、
少年法や尊属殺人そしてDV、さらにはLGBTQに被爆者補償など
放送で扱うのはタブーとされてきた事案が数多く扱われていた。
現代でも未だ解決出来ていない難しい問題に挑戦、
視聴者に問いかけたドラマの価値は大きい。

あなたにとって法律とは何ですか?

その答えを敢えて出さないままドラマは終わる。
答えは永遠に出せないかもしれない。
でも考え続けよう。
思考停止してはいけない。

ロクなやつおらんな

2024年09月06日 21時09分48秒 | 日々の雑感
与党も野党も代表選。

増税メガネのキッシーがやっといなくなってくれると思ったら、
その後釜候補がキッシーに輪をかけて
コイツを総理大臣にしてエエんか?
なヤツばかり。

国民にウケが良いセクシー進次郎。
環境大臣時代はお花畑発言連発。
そんな人間が急に賢くなる訳もなく、不安しかない。
夫婦別姓なんて公約の柱になるんか?
奥方がおもてなしクリステルなので夫婦揃って外遊なんかしたら見栄えはするけど。
経済政策なんて考えた事あるんかな?

同じくなぜか国民ウケする石破サン。
日頃言ってる事はなるほど正論なんだけど、
自民党内の人気の無さは何か原因があるはず。
過去何度も総裁選に出馬するも最後の最後で負ける人。
議員友達がおらんなら、今度もきっと負けるでしょう。

3番手はマイナンバー太郎。
健康保険証も自動車免許もぜ~んぶマイナンバーカードに一本化した方が良いのは解る。
でもなにがなんでもデジタル化って拙速過ぎないか?
その上国民皆確定申告って…めんどくさっ!!
確定申告しなくていいからサラリーマンなんだよ、俺たちは!!
弱者に対する思いやりがないんだよな、この人は。

あとは岸田政権で要職に就いていたにもかかわらず、
キッシーが辞めるって言った途端に
政権時代の主張を簡単に翻す幹事長サマと官房長官サマ。
お前ら、ホンマに都合がエエやっちゃなっ!まさに裏切り者。

どいつもこいつも信用ならんわ。

一方、そんな信用ならん与党にプレッシャーをかけるべき野党も甚だ不安。

立憲民主はなぜか党首の座を退いた輩がまたぞろ党首選に出馬宣言。
党首として問題があったから去ったはずなのに、なんでまた出て来るのか?
時代を逆行させたいのかな?

維新は維新で開催する必然性の感じない万博と、外人目当てのIR構想に注力。
その上、パワハラ知事を擁護に回る不可解行動ばっかりで
一時は立憲を凌ぐ勢いだったのに、いつの間にやら人気急低下。
おそらく次の選挙では議席を大きく減らすやろね。

あとはもう有象無象。
これじゃいくらダメダメ与党でも政権交代なんて夢のまた夢。
喉元過ぎればなんとやらで、今は逆風の自民党もきっとまた増長するに決まってる。
ホンマ、どうにかならんもんかね?