西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

ロボット・ドリームズ  監督/パブロ・ベルヘル

2024年12月02日 19時02分46秒 | 西京極シネマ
【ストーリー】
ニューヨーク、マンハッタン。深い孤独を抱えるドッグは自分の友人にするためにロボットを作り、友情を深めていく。夏になるとドッグとロボットは海水浴へ出かけるが、ロボットが錆びついて動けなくなってしまう。どうにかロボットを修理しようとするドッグだったが、海水浴場はロボットを置いたままシーズンオフで閉鎖され、2人は離ればなれになってしまう。

【西京極の評価】
今年のアカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされ評判も高かった本作、やっと観てきました。アニメーションとしては丁寧に描かれたセルアニメで、特にCGや特殊効果は使われていません。ただ色使いが南欧の監督らしくビビットで美しい。お話もよくあるお涙頂戴っぽい展開にはならず、大人が観てもどうなるのかハラハラし、最後はちょっと切ないけど心地良い気持ちになれます。音楽の使い方も巧くて、EW&Fの『セプテンバー』が要所で効果的に使われていてソコも嬉しくて劇場の座席で思わずリズムをとっている自分に気づきましたw

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆☆
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆☆

人気ブログランキングへ

至宝、ふたたび京都を去る

2024年12月01日 16時12分30秒 | サンガ雑記
今季ラストアウェイだった町田遠征からの帰京中に届いた悲報。
宮吉拓実選手 契約満了
ついに…来たか。

今季出場はリーグ戦8試合と天皇杯2試合。
ゴールは福岡戦の1ゴールのみ。
さすがに…さすがに…しんどいか…

それでもミヤには残って欲しかった。
だって、ミヤはクラブ史上最もサポに愛された選手だから。
ミヤのゴールはすべてのサポを笑顔にしてくれる。
一時サンガを離れても必ずミヤは京都に帰って来る、そう信じていた。
そしてミヤはちゃんと戻って来てくれた。

そんなミヤだから…京都でプロのキャリアを終わらせてあげたかった。

このタイミングで退団を発表したのは
ホーム最終戦でサポーターに別れの挨拶をしてもらう為の
クラブ側のせめてもの配慮かもしれない。

サポに愛された京都の至宝ミヤ。
ありがとう、ミヤ。
愛してるよ、ミヤ。
でもやっぱり…寂しいよ、ミヤ。


11/30 第37節 FC町田ゼルビア戦(東京・町田GIONスタジアム)

2024年12月01日 15時02分47秒 | サンガ観戦レポート2024
カッチカチの町田守備破れず、オウンゴールに屈す

今季ラストアウェイ。対戦相手は町田ゼルビア――今季J1で色んな意味で最も話題となったクラブである。昇格初年にもかかわらずシーズン中盤まで首位を独走。その勝利に対する貪欲さ。黒田監督の勝利至上主義的サッカースタイルは賛否分かれるところだろうが、残り2節となった現在でも優勝の可能性を残す位置(3位)にいる町田は間違いなく強い。サンガもホームで0-3の完敗を喫している。それだけにウチもあの時とは違うと示したい。平戸にとっては鹿島に続き古巣対決第2戦でもある。自身の成長を示せるか?

試合当日の真夜中1時にサポ仲間の車に便乗し京都を出発。天空の城と自称される野津田スタジアムへ向かう。野津田遠征するのは町田が前回J2昇格した12年前以来2度目。あの時、行きは真夏の山越えで熱中症になりかけ、帰りは帰りで夜の山越えで遭難しそうになったイヤな思い出だけが…苦笑。

野津田到着は早朝8時。待機列の場所取りした後は入場開始までな~んにもやる事がない。かといってこの天空の城の周りには何もない。ただただ山の中。ひたすら駐車場に停めた車の中で待ち続けて、やっと入場。12年前は影も形もなかったメインとバックに屋根と2階席・3階席が出来上がっていた。が、ゴール裏は屋根なしのまま。構造的にも緩々なのでJ1基準ギリギリな印象。サッカー専用でもなく陸上トラックもあるし、電光パネルのせいでゴール付近の足元はまったく見えない。大旗設置場所がたっぷりあるのだけは有難かったが…


【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: 豊川、エリアス、原
SUB: 圍、アピアタウィア、喜多、米本、中野、平賀、ムリロ

累積でマルコ出禁。代わってハファ・大智と3トップを組むのはトヨ。怪我から復帰後イマイチチームにフィットしてないトヨだが今日はどうだろう?あと控えGKがソンユンではなく圍クン。ソンユンどうした?怪我したか?

【試合感想】
結果から言えば、オウンゴール1発で負け。しかし実際はカッチカチの町田の守備を最後まで崩せなかったし、ウチのチャンスはほとんどリャンシャンテンで潰され、ゴールどころかシュートさえ打たせてもらえなかった。前半は町田の縦ポンサッカーに苦戦しつつも、岳志の好セーブと守備陣の踏ん張りでゼロに持ち堪えたが、それにも限界があったな~。

オウンゴールとなったシーンも実際はゴール前の競り合いに勝てなかった事で最後に岳志が触ったボールがそのままゴールに吸い込まれた感じだったし…。その他にもギリギリで岳志がゴール内から掻き出したシュートもあったし、VAR介入でオフサイドとなり無効にはなったが、ゴールネットを揺らされたシュートもあった。実質0-3の負けと言われても仕方ないかも。じゃあホームでの敗戦と何も変わってないじゃん。

【試合後】
一桁順位を目指すと言ってはいたが、やはりどこかでJ1残留確定して緩みがあったのかもしれない。優勝の可能性を残す町田との差が勝敗を分けたと言えなくもない。今日の負けで一桁順位の可能性はなくなった。(おそらく誤審だが)ハファもイエローを受けてホーム最終戦は出場出来ない。でも、最後くらいは気持ちよく勝って欲しいな~。


【試合結果】 町田1-0京都

【観客数】 11,541人

【得点者】
 町田 : O.G.67

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6
 DF: 福田5.5(85分 アピアタウィア-)、宮本6、鈴木義6、佐藤5.5
 MF: 川﨑6、福岡5.5(79分 ムリロ5)、平戸5.5
 FW: 豊川5(63分 平賀5.5)、エリアス5.5、原5(85分 中野-)

【現在のサンガ成績】 12勝10分15敗 勝ち点46 14位→

【今日の私的MOM】
 宮本 優太 : マッチアップしたオ セフンに散々痛めつけられるも頑張った

人気ブログランキングへ

当然の如く

2024年11月29日 00時17分30秒 | サンガ雑記
曺貴裁監督 契約更新
クラブ史上初となる4年目のJ1を確定させてくれた訳なので。

ただ、シーズン開幕当初ブチ上げた“史上最強で最高のサンガ”を実現できたかと言えば…
そこはビミョー。
前半戦では期待の大智・トヨ・マルコの前線は不発。
守備でも将吾の怪我離脱もあったが毎試合複数失点するザル守備。
一時は最下位まで堕ちて立て直しに時間がかかり過ぎた。

大熊GMが就任して夏の補強でラファエルが加入して状況は一変。
マスコミからもサンガの救世主とバズるほどの大活躍。
同じブラジリアンの加入でメンタル回復したのかマルコまで覚醒。
ハファ・大智・マルコで得点力爆アガリで順位も降格の危険水域から脱出。
守備では義宜の戦線復帰とランニングマン宮本のCBコンバート効果もあり安定。
リーグ戦3試合を残してJ1残留を決めた。

まだ2試合残してはいるし、結果良ければすべて良し…とまでは言わないが
今ここで指揮官を代える選択肢はないと僕も思う。

一方でクラブとしてはポストキジェも考え始めておかないといかんやろね。
同じハイラインハイプレス戦術を貫くだけで定着出来るほどJ1は甘いリーグではない。
外国人選手の使い方も巧いとは言えないし、引き出しも多いとは言えない。
来季に向けてどんなマイナーチェンジを施せるのか、
そしてそれがより良い結果に繋げられるのか、それ次第。
また残留争いに巻き込まれるようなら…ソコは、ね?

兎にも角にも来季の舵取りを任すからにはキジェさんが言う「まだ見ぬ景色」が
我々サポーターの「見たかった景色」となるはずと信じて応援したいと思う。

<img src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_

アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 監督/上田慎一郎

2024年11月28日 23時54分06秒 | 西京極シネマ
【主演】
 内野 聖陽
 岡田 将生
 川栄 李奈
 森川 葵
 小澤 征悦

【ストーリー】
税務署に勤める真面目な公務員・熊沢二郎は、天才詐欺師・氷室マコトの巧妙な詐欺に引っかかり大金を騙し取られてしまう。刑事である親友の助けで氷室を探し出す熊沢だったが、氷室は熊沢に対し、ある提案をする。それは熊沢が追っている権力者を詐欺にはめ、その権力者が脱税した10億円を徴収するから、そのかわりに自分を見逃してほしいというものだった。

【西京極の評価】
カメラを止めるな!』の上田監督の最新作。『カメ止め』のメソッドが本作でも遺憾なく発揮されていて見事な伏線回収に観終わった後「そうキタか~っ!」と思わせてくれる。主演の内野サンのうだつの上がらないいかにも公務員っぽさも巧いし、岡田将生の詐欺師らしい胡散臭さも巧い。他の共演者もみんな巧い!『カメ止め』よりお金かかってるのは確かだけど無駄遣いはしてないのも判る。なんせロケ地が中野区内だけだものw

あとタイトルにもちゃんと伏線が引かれてるのでそこんとこお楽しみに!

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆☆
 演出/演技 ☆☆☆☆☆
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

人気ブログランキングへ

室井慎次 生き続ける者  監督/本広克行

2024年11月26日 21時59分49秒 | 西京極シネマ
【主演】
 柳葉 敏郎
 福本 莉子
 齋藤 潤
 松下 洸平
 矢本 悠馬

【ストーリー】
故郷の秋田でタカとリクという2人の少年と暮らしていた室井慎次。さらにかつて湾岸署を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘・杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化していく。かつての同僚であり今は秋田県警本部長になっていた新城に頼まれ、警視庁捜査一課の若手刑事・桜とともに捜査に協力することになった室井。そんな彼のもとに、服役を経て出所してきたリクの父親が訪ねてくる。

【西京極の評価】
『室井慎次』の完結編。前篇『敗れざる者』の冒頭で起きる死体遺棄事件は実は大した進展もなくお話の中核にもなっていません。ほとんどは室井の子育て奮闘記であり、その意味では『踊る大捜査線』とは言い難い内容であるとも言えます。敢えて『踊る大捜査線』じゃないヒューマンドラマとして観ればそれなりに泣けるし楽しめます。(矢本悠馬クンが出て来るシーンだけは『踊る~』っぽかったw)ラストには青島もチョットだけ出て来るし…(コレは事前に公開された情報なんでネタバレじゃないよね?)

コレ…織田裕二主演で『踊る大捜査線』リブートするための通過儀礼なんだろうなぁ、おそらく。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

人気ブログランキングへ

ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃 総監督/福井晴敏

2024年11月26日 21時37分50秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 小野 大輔(古代進)
 桑島 法子(森 雪)
 畠中 祐 (土門竜介)
 古川 慎 (アルフォン)

【ストーリー】
デザリアムの巨大移動要塞グランドリバースが、ついに新都湾岸部に降着した。一夜にして地球を制圧したデザリアム軍の聖総統スカルダートは地球の人々に対し、「我々はあなたです」と1000年におよぶ歴史について説く。驚くべきことに彼らは敵ではなく、破滅へと向かう地球の未来を変えるために「イスカンダルの欠片」を探していた。一方、旧ヤマト艦隊クルーは、新生・宇宙戦艦ヤマトが待つイカロス天文台に到達。愛する女性・森雪を失った古代進は失意のあまり指揮できる状態にはなかったが…

【西京極の評価】
今作の敵・デザリアムはどうやら移民問題のメタファのような存在だと判明。ただ現実と違って移民側の方が圧倒的に戦力が上だという事。緩やかな脅迫に屈して臨まぬ共存の道を選ぶのか、それとも自身のアイデンティティを守るために破滅覚悟で戦うのか?『宇宙戦艦ヤマト』のシリーズで繰り返し提示された問題を今回も突き付けられる訳ですが…今回のパートでは古代がずっと鬱状態なので盛り上がりに欠けるのが残念。

あと特別料金一律2000円は…お布施だと考えてもちょっと高過ぎないか?う~む。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆★★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

人気ブログランキングへ

戯言をひとつ

2024年11月23日 19時04分21秒 | 日々の雑感
サッカー天皇杯決勝  at.国立競技場
G大阪0-1神戸

う~ん、新国立に行きたかったな~。
ヴィッセル、おめでとう!
返す刀でリーグ戦も連覇…ですかね?

天皇杯優勝したヴィッセルに準決で惜敗したウチ
ガンバと並んで準優勝って事でイイっすかw ダメか?ww

でもやっぱり天皇杯決勝は元日にしてもらいたいなぁ。
なんで勤労感謝の日やねん!?

人気ブログランキングへ

期待のセンターバック

2024年11月21日 23時21分08秒 | サンガ雑記
永田 倖大選手 2025シーズン新加入内定
心之助の大学の後輩の内定が発表されたね。
左利きでカバーリングタイプのセンターバックか~。
エエやんか!
サガン鳥栖ユース時代に2種とはいえトップ登録されてたのか…ふむふむ。
空中戦でも強さを発揮すると書かれてるからセットプレーでの得点源にもなれそう。
ますますエエやん!
義宜や将吾とポジションを争うことになるのかな?
キジェさん、スピードのあるCB好きだと思うから期待したい。

人気ブログランキングへ

グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声(IMAX) 監督/リドリー・スコット

2024年11月20日 20時43分53秒 | 西京極シネマ
【主演】
 ポール・メスカル
 ペドロ・パスカル
 コニー・ニールセン
 デンゼル・ワシントン

【ストーリー】
将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺された男ルシアス。すべてを失い捕虜となった彼は、謎の奴隷商人マクリヌスと出会う。ルシアスの心の中で燃え盛るローマ軍への怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはマクリヌスが所有する剣闘士となり、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。

【西京極の評価】
ラッセル・クロウが主演した前作『グラディエーター』の続編。前作の主人公マキシマスは前作ラストで死んでるからどう繋げるのだろうかと思ったら…結構強引な設定で繋げてました(苦笑)リドスコお得意の人体破壊シーンは随所に見られるものの、前作よりは大人しい内容だった。それよりも暴君として有名なカラカラ帝とゲタ帝の時代が舞台なのだが、色々と史実にはない無理矢理な展開の方が気になった。ポール・メスカルが主役なのになぜかデンゼル・ワシントンにほとんどイイとこ持って行かれちゃってるのが笑えた。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

人気ブログランキングへ