9/3 第26節 ヴィッセル神戸戦（兵庫・ノエビアスタジアム神戸）

まだノエスタの看板にはイニエスタが残留してました
寄せ甘く逆転許し神戸にシーズンＷ敗戦喫す

リーグ戦で連勝中のサンガ。残留に向けてはまだ確実とまでは言えないが、ここからはどこまで上を目指せるかに視点を移したい。その為にも連勝をさらに続けたいところだが、今日の相手は現在２位で優勝争い真っ最中の神戸。特にエース大迫が絶好調で苦戦するのは必至である。ただ神戸は水曜日に熊本相手の天皇杯準々決勝で大迫・武藤ら主力を引っ張り出された挙句、ＰＫ戦にまで持ち込まれた末に敗退。体力的にも精神的にもそれなりのダメージは残っているはず。休養十分なサンガはそこに付け込んで勝利を得たい。前日、柏に負けた首位・マリノスサポも（おそらく）全員サンガの勝利を期待しているはず。マリサポの期待に応えてやれｗｗ

準ホームと言っても過言ではないノエスタ。昨年はビジター席最前列が確保出来ず大旗応援を断念。後方の席で大人し～く応援していたのですが、今年はしっかり最前列。大旗をセットするも、大旗が床まで届かず。試合開始から終了までアルミポールを腋のところでホールドし続けなくてはならない状況に。こりゃなかなかの苦行だわ。

【サンガのスタメン】
　GK： ク・ソンユン
　DF： 福田、麻田、イヨハ、三竿
　MF： 川﨑、金子、武田
　FW： 豊川、原、松田
SUB： 太田、井上、福岡、谷内田、佐藤、パトリック、宮吉

前節一発レッドのアピが出場停止なせいでＤＦラインが手薄。ヘンリーがスタメンで、負傷明けの黎生人はベンチ。ＧＫは連勝に貢献した岳志がベンチに下がり、今日の先発はソンユン。その他はベンチメンバーに慎平が入っているくらいで前節からちょっと変えた程度。今日こそミヤが観たい。

【試合感想】
開始５分、サンガいきなり先制！ＧＫソンユンからのボールを右サイドで相手のクリアミスをカットした原がドリブルで持ち込みシュート！相手ＤＦに当たりながらもゴールネットに突き刺さる！思いの外早いアドバンテージに大いに沸くビジター席。

サンガは前線からのプレスが機能し、奪い取ったボールを何度も相手陣内深くまで運びチャンスを創出するもゴールには至らず。すると前半１８分、今度はサンガ右サイドでＧＫ前川からのボールを受けた汰木へ心之介の寄せが遅れたところからクロスを上げられ、（サンガの颯太じゃない方の）川﨑に決められ同点とされる。この同点ゴールで神戸も徐々に落ち着きを取り戻し、試合は膠着状態に。

後半に入ると神戸のロングボール戦術にセカンドボールが拾えなくなったサンガは、またしても右サイドの裏スペースを使われ、ここで受けたパトリッキに決められ逆転を許す。う～ん今日は心之助のところが緩い…

その後、黎生人を投入。３バックにシステム変更し守備の立て直しを図るが、ここまで大迫をマンツーマンで押さえて来た将吾が痛んでまたしても４バックに戻すバタバタ。攻撃ではパトリック投入、さらにサポが待ちに待ったミヤ投入もシュートまで持ち込めず悔しい敗戦となった。

【試合後】
悪い試合内容ではなかった。最後までゴールを狙いに行く姿勢はあったし、球際の強度でも負けていなかった。ただ後半、シュートまで行かせてもらえなかった。これで今シーズン初のシーズンＷ敗戦。中３日の天皇杯の疲労に付け込みたかったが、それを神戸の首位浮上への執念が上回ったと言う事か？今日は素直に首位に返り咲いた神戸を褒めるしかない。マリサポの「ホントに京都は使えねぇな！」の声が聞こえてきそう…


【試合結果】　神戸２－１京都

【観客数】　18,454人（ビジター席もほぼ埋まってたんだけどなぁ…）

【得点者】
　神戸 ： 川﨑18、パトリッキ52
　京都 ： 原6

【サンガ選手の個人的評価】（10段階評価で５が平均）
　GK： ク・ソンユン5.5
　DF： 福田５、麻田６（76分 谷内田5.5）、イヨハ5.5、三竿5.5（76分 佐藤5.5）
　MF： 川﨑６、金子5.5、武田5.5（71分 宮吉5.5）
　FW： 豊川5.5（65分 パトリック５）、原5.5、松田６（65分 井上5.5）

【現在のサンガ成績】　９勝２分１５敗　勝ち点２９　１４位→

【今日の私的MOM】
　松田 天馬 ： 前半は天馬の前線からのプレスがかなり効いてたのだが…