リーグ再開!数的優位を活かして大逆転
サッカー男子が決勝トーナメントでスペインに敗れ、パリ五輪もサッカー目線で終幕。中断していたリーグ戦が今日から再開される。各クラブは夏の移籍ウインドウで獲得した新戦力を実戦投入してリーグ戦に臨む。ウチもすでにスタメン起用し始めている米本、ハファに加え、圍、ルーカスも本格稼働、ここから反転攻勢といきたいところである。
37度の高温多湿の中、仕事を早めに切り上げてサンガスタジアムへ向かう。ミッドウイークながら名古屋サポはビジター席を埋め尽くしている。その熱意には頭が下がる。でも勝ちは譲らんよ、マジで。
【サンガのスタメン】
GK: ク・ソンユン
DF: 宮本、アピアタウィア、鈴木義、三竿
MF: 福岡、金子、平戸
FW: トゥーリオ、エリアス、原
SUB: 太田、鈴木冬、オリヴェイラ、松田天、佐藤、中野、平賀
名古屋からレンタルの米本は出場できず。颯太もパリ五輪で受けた負傷未だ癒えずか欠場。代わりは金子と慎平。米本以外はシュツットガルト戦の先発メンバーと同じ。サマーブレイク明けも果たして好調を維持出来ているかどうか?それはこの試合の結果如何に掛かっていると言って良い。
対する名古屋は首位争いをしていたシーズン序盤の勢いは鳴りを潜め、サマーブレイク前に挙げた久々の勝利の立役者・相馬が復帰後たった1試合で町田へ電撃移籍。これがどうチームに影響するのか?FWには昨季サンガに在籍していたパトリックが先発起用。恩返し弾には注意したかったが…
【試合感想】
サンガDF陣の連携ミスから5分、19分と連続被弾。それも
一番決められたくなかったパトリックの2発。三竿と義宜の左サイドがズタボロ。アピはアピでハイラインの裏を再三突かれてピンチの連続。名古屋の丁寧なビルドアップにサンガは後手後手に回らされている。空中戦の競り合いでもほとんど負けてるし…前半の内に1点でも返せれば何とかなるかもとか思ったりしたけど、結局チャンスらしいチャンスを創る事さえ出来ず前半終了。正直この時点では120%負け試合だった。
ところが思いもよらないアクシデントで状況は一変する。後半入りっぱなの2分、前線でボールを収めた大智に競り合った
名古屋DF内田が一発レッドで退場処分。サンガは数的優位に立つ。ここから試合の流れは一気にサンガに傾いた。後半14分の
大智からのクロスにハファがニアで合わせるダイビングヘッド先制ゴール!押せ押せ状態になった26分には
平戸のクロスに大智ヘッドで同点!!こうなればもう勝つっきゃないでしょ?その8分後に
待望のリーグ戦初となるマルコのゴールで怒涛の逆転劇~っ!!!サンガの前線3人揃い踏みで、もうサンガゴール裏はお祭り騒ぎだった。
【試合後】
勝つには勝ったが、名古屋のレッド退場がなければ、逆にウチが大敗を喫していた可能性もあった。前半のウチの守備の混乱は目も当てられない酷さだった。ここは次節までにしっかり修正しておいてもらわないと困りまっせ。
殊勲の平戸、マルコ、ハファのご挨拶
ともあれ、サンガスタジアムでやっとこさ2勝目。順位も一つ上がったけれど、まだまだ危険水域から抜け出したと言える状況でもない。勝って兜の緒を締めよ。目の前の一試合、一試合をしっかり勝っていかないと。
ここから史上最高最強を目指すんだからね!
【試合結果】
京都3-2名古屋
【観客数】 14,924人
【得点者】
京都 : エリアス59、原71、トゥーリオ79
名古屋 : パトリック5、19
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK: ク・ソンユン6
DF: 宮本6、アピアタウィア5.5、鈴木義5、三竿5
MF: 福岡5.5(HT 松田天6)、金子5.5、平戸6
FW: トゥーリオ6.5(90+8分 佐藤-)、エリアス6(90+1分 平賀-)、原7
【現在のサンガ成績】 7勝7分11敗 勝ち点28 16位↑
【今日の私的MOM】
原 大智 : ハファの先制Gをアシスト、自ら同点Gも決め試合の流れを決定づけた