北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

長万部岳(82山目)

2021年11月18日 11時18分17秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2013/6/9

山名:長万部岳
標高:972m 
場所:渡島
コース:鉱山跡コース
標高差:742m

ガイド標準時間:登り2時間30分 下り2時間30分 計5時間
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:4:00
登山口着:6:45
出発:6:55
山頂:10:00
所要時間:3:05
駐車場着:13:55
登山時間:7:00

 

室蘭岳の後、6月1日から知床に1泊旅行をし、さて登山シーズンだ。

まだまだ雪が多いと思い、道南方面の山に行ってきた
長万部岳は姿の中々いい山で登る意欲がわくねぇ。

標高は1000メートルに満たないのでちょっと軽く見たけど
後半はまずまずの登りごたえのある山だった。


最高の天気の中でスタート
先行者は1名のみ

 

この山は途中(以前、山小屋があった)までがいわゆる林道歩きで1合目は遠い
それでもさすがは道南で6月初旬ともあれば登山口でも花がある

 



 

 

5合目で土場がありかつてはここに鉱山の事務所があったそうだ
スキーヤーが鳴らす?鐘もあるがベンチもあり一服にちょうどいい
斜めのベンチを直してくれたらさらに嬉しい


 

 

この5合目を過ぎてから雪道になり夏道は雪に覆われてわからない。

初めて登る山でもありかいもく見当がつかないが
なんとか先行者の足跡をたどりながら肩の箇所まで登りつく。

ここは広い台地のようなところで残雪が綺麗で
さらに羊蹄山など景色が素晴らしい。

ここから山頂までがひと汗絞られそうな急登になる。


これは冬スキー用の標識なので夏は参考にできない

 

 

本来は夏道がしっかりとついているようだが先行者にならって残雪斜面を直登していく。

夏靴では滑落が怖い
ゆっくりとつま先でステップを踏んで登る。

そのためか雪面を登りきったら異常に疲れてしまった

少しの夏道にはハクサンチドリが咲き始め、これからもっと花が多くなりそうだ。

登りきり奥へ進むと山頂になる。

 

 

疲れ果てた山頂だけど
あまりにも周りの景色、特に山々が見事なので列挙してみる。




遠くに遊楽部岳
残雪期の山は本当に綺麗だ。

 

すぐ眼前の通称、利別岳。
この山の雪渓模様が最高に綺麗だなぁ。

奥に右、狩場山と
左にメップ、カスベ岳を従えて。

 

この地区の主峰
狩場山。


まさに堂々たる姿だね
この山は登ったので感慨ひとしおだ。

 

 

北側に目を移し
手前に黒松内岳。

ここも登りたい山の一つ
ここから見ると低くみえるよね?


奥にニセコ連山。
アンヌプリがどっしりとしている。

 

 

真打ちの羊蹄山と昆布岳。


羊蹄山はとっておいて
昆布岳は今秋に登る予定。

 

おもしろいよね
カニカン岳。


やっぱりここの山頂で食べるなら
カニ缶でしょう

 

 

ラストは花のお山

大平山。


貴重な山だけに登らせていただく気持ちで
時を選んで行きたいね

 

後行者が登って来たのが見えたのでそろそろ下りよう。


わずかな稜線歩きが気持ちよい


あーヤマザクラが咲いている!

登りでは知らないで登ったこの急登も
帰りは先行者によってもっと楽な夏道を知った・・・

 

夏道の雪が無いところでは花々が

シラネアオイ

 

ヤマツツジ


オオカメノキ




ツバメオモト


 

カタクリ

 

 

 

フギレオオバキスミレ

 

セミも早いね

 

エゾワサビ

 

 

実は情けないことに帰途に迷ってしまって後続の方たちと同行させていただいた。
足跡もわからず、逆に何も考えずに歩き回ったので余計な足跡を作ってしまった
また沢筋を登山道だと思い入っては戻りで、今までの登山で一番焦ったね


それがなきゃ普通のコースタイムだったけど
この景色を見るなら残雪期だろうな~
今年は雪が多いからそれを計算してね。


花も結構見れたしなにしろ天気は最高だった

春のレギュラーコースにしたい
いい山だねぇ

 

帰途にノビネチドリと羊蹄山

 




6月9日訪問。

 

 

 



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