新幹線の光と影

総合交通・防災対策特別委員会。今日の調査案件は、

北陸新幹線開業を目前に控えた本県の取組について
・北陸新幹線開業に係る諸課題への取組
・観光誘客に向けた取組

交通政策局、産業労働観光部から資料の説明を受けた後に質疑が行われ、

・各県一駅停車の要望は諦めたのか。
・ＪＲに対する国の助言は有効なものだったのか。
・並行在来線の利便性（乗り継ぎ・運賃・ダイヤ）の確保。
・相互乗り入れの諸課題。
・金沢延伸の脅威を真剣に考えているか。

などの議論がありました。

ほくほく線沿線の委員が、地域住民は上越妙高駅まで直通で行けると思っているが現実にはどうかと質したところ、運転士の研修、経営方針など諸課題があり見通しも立たないとの答弁があり、県としてこれまで何の調整もできなかったのかと指摘されました。

技術、制度、経営など難しい問題があることも事実ですが、これほどまでに地域住民の感覚とかけ離れ、利便性が損なわれる公共交通政策はやはり問題があると感じました。



今日の新潟は。