上杉ともゆき「新潟大好き!」

ふるさと新潟に元気注入!!

ひどすぎる~!

2009-12-24 | 政治活動・政策課題
第4回新潟市まちなか再生本部会議が開かれました。

本日のアドバイザー講演は横浜国立大学大学院 工学研究院教授 中村文彦先生による「まちなか再生と公共交通」。中村先生は新潟市のご出身でバスや駐車場の問題に詳しい方です。
・どのような街にしたいかが目的で交通はあくまでも手段。
・道路空間に優先順位をつけデザインすることが必要。
・100円バスは今の利用者が喜ぶだけだったり、他の交通機関から移るだけでは意味がない。
といった課題の整理とアドバイスをいただきました。

その講演を受けた協議。大した議論もないうちに座長が突然「では、この会議としては100円バスについては異論ありませんね」と強引なまとめ。中村先生の話を全く聞いていなかったとしか思えません。さらに「それでは事務局の方で検討してください」と丸投げ。もうビックリです。また「バス路線が分かりにくいので、古町を通るバスに共通の目印をつけては?」など、大半のバスが古町を通っている実態を知らなさすぎです。オブザーバーの新潟交通には発言の機会すら与えられませんでした。

後半は大和新潟店の跡地問題について。「旧館は取り壊し賑わい広場に、新館はまちづくりカンパニーで買いとってもいい」とかなり具体的なアイデアが出たにもかかわらず、他の委員は賛成も反対もなし。市長は「財政や運営面で難しいのでは」と早々に釘をさす始末。あらゆる可能性について俎上に上げる意気込みが全く感じられず終了となりました。

傍聴者の中には、まちなか同志隊のメンバーや新潟交通関係者もいたのですが、みんな呆れかえっていました。いつまでこんな会議が続くのだろう…。


今日の新潟は
恒例のクリスマス献血、今年は成分献血でした。

追記
中村先生もご本人のブログで残念がっています。新潟を代表してお詫び申し上げたい気分です。