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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

恐ろしい「妖怪マーケティング」の話

2015-05-01 15:14:43 | 日記

「ダメよ~ダメダメ」「ありのままで」「壁ドン」など多くの流行語が2014年に生まれました。その中でも子どもたちに大人気だったのが「妖怪ウォッチ」です。妖怪に関しては、2010年度上半期に放映されたNHK連続テレビ小説(舞台は山陰の島根・鳥取)の水木しげる「ゲゲゲの女房」以来空前のブームが続いています。特に夏場になると、本屋の店頭では妖怪関連の本が山積みにされています。また、各地で妖怪展などが催されているらしいですよ。本来妖怪は、怖いイメージがあるものですが、「妖怪ウォッチ」では、妖怪が可愛くキャラクター化されていて親しみが持てます。

因みに、株式会社レベルファイブから2013年7月11日に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフトが「妖怪ウォッチ」のはじまりらしいですよ。今ではテレビアニメ化されて、子どもたちに大人気です。ところで、「妖怪ウォッチ」の商標登録は、ゲームソフトが販売される前の、2011年9月12日に出願され、2012年3月30日に登録されていました。商標登録は開発段階から出願されていたのですね。マーケティングは可愛くなく恐ろしいもののようです。