旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

甲州道中四十四次 街道めし6 阿弥陀海道宿「酒遊館」

2020-10-01 | 旅のアクセント

 難所笹子峠を控えて賑わった阿弥陀海道宿、本陣、脇本陣などの遺構は残っていない。
代わりに存在感を示している笹一酒造、常々酒蔵は宿場の華だと主張しているのだけど、
この蔵に限って創業は大正8年で、すでに輸送の主流が鉄道(中央本線)に移ってからだ。
甲州道中を歩く第6日目、笹一酒造の直営ショップ「酒遊館」で昼食休憩となった。
純米吟醸で喉を潤して、地野菜たっぷりの "田舎うどん" を食す。さすがに味付けは濃い。
 蔵の少し先、峠の名物 "笹子餅" を求めたら、笹子駅(黒野田宿)で旅を終えよう。

2015/12



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