旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

休日は各駅停車で イワシ刺身といづみ橋と赤とんぼの季節 相模鉄道で呑む!

2018-09-10 | 旅のアクセント

相模鉄道で西進中。横浜からの小さな旅は、関東の大手私鉄、最後の呑み潰しです。 

ファッションビルJOINUSのエスカレーターで2階に上がると正面に改札口。 
00分と30分に発車する特急が3番線に入線している。後先考えず飛び乗ってしまおう。 

地味なイメージの相模鉄道だけど、全線複線に堂々の10両編成。
さらに1編成に2両、セミクロスシートの車両がある。缶ビールくらい飲めそうだ。 

特急は、途中、二俣川と大和だけに停まって、25分で海老名まで走り抜ける。
小田急線と接続する海老名駅前にはViNAWALKって云うショッピングビルが6棟。
エビナのViNAってことか。 

 

その2番館にあるのが大衆酒場なか屋、11:00開店だから昼飲みのご同輩が集う。
まずは冷えたスーパードライ。お通しの "栗かぼちゃ" が結構いける。 

 

定番の "マカロニサラダ" が190円、"ハムカツ" が290円とリーズナブルな立ち飲み価格。
今日のお奨めは "イワシ刺身"、脂がのって、生姜をのせて美味しくいただく。 

 

海老名の地酒、"いづみ橋" をいただく。米作りから精米、醸造まで手掛ける蔵元さんだ。
この純米酒、ラベルが逆さに貼ってある。業務用の燗酒機に立てると見えるように? 

ほろ酔ったら二俣川まで戻って、いづみ野線に乗車する。各駅停車で20分の旅だ。
田園風景に異彩を放つ近未来的なゆめが丘駅を発つと、10両編成は地下へ潜って行く。 
小田急や市営地下鉄と連絡する終点の湘南台は、大学のキャンパスを抱え若やいだ駅だ。 

今日も厳しい陽射しでしたが、吹く風はいくぶん涼やかになりましたね。
そう云えば、"いづみ橋" のラベルや酒器には「赤とんぼ」のシンボルマークがあった。
赤とんぼが飛び交う秋の到来を思いつつ、相模鉄道の短い旅を終えるのです。

 

あの素晴らしい愛をもう一度 / 加藤和彦、北山 修



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。