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住宅地盤ブログ ☆地盤調査・地盤補強工事・住宅地盤相談☆

建築主が地盤補強方法を選択する事が大切では・・その2

2016年11月27日 | 日記
1962年以来54年ぶりの11月の降雪となり、いっきに寒くなりましたね。
気温差も大きく、体調管理に気を付ける事が大事ですね。

さて、前回の記事で建築主が地盤補強方法を選択することが大切ではと言う事を
記載しましたが、数日前に、住宅を建てる建築主の方から私に、相談の電話が入りました。

住宅を建築するにあたり、地盤が軟弱なため、地盤改良が必要となり工事金額も
当初から予定していた金額より高く、工事内容もセメント系の柱状改良が必要と
建築会社から連絡がきたと言うお話でした。建築主であるお客様は、
小口径の鋼管杭工事を希望しており、また、工事金額も予定していた価格を
越えていて困っていました。

なぜ私の勤務している会社に電話をしてくださったかお聞きすると、この建築主の
ご近所で、当社で施工したお客様から、工事の金額や施工の内容を見て、
適切に対応してくれるから相談してみたらと言われたので、当社の電話番号を
聞いたとの事でした。

当社で、地盤調査データから鋼管杭工事の見積りをご提案したところ、工事金額も
建築会社から既に出ている金額より、かなり安く、工事内容も建築主のご希望通りと
なりましたので、建築主より、これから建築会社と話を進めますと言われました。

その後、建築主より、お電話を頂き、建築の契約書の中に施工に関しては、
建築会社の指定した施工会社でかつ施工に関しては、建築会社の指示による
内容になっているとの事で、建築主であるお客様の今回の希望は受け入れられない
との返事が来たそうです。建築主もそこまでは把握していなかったので困っていました。
契約をしてしまった以上、やむおえず従うと最後は言われました。
残念な話ですが、その建築会社は、テレビのCMも出している誰しも聞いたことのある
住宅会社でした。お客様の土地つまり建築主である自分の土地なのに、自分で
地盤補強工事の方法の選択や地盤補強会社を決められないという事に
私は、違和感を感じました。

建築の契約書は、隅々までよく確認して、契約前に建築会社に伝えておくべき内容や
疑問点は、よく確認する事が益々、必要になっている時代ですね。


PS
イルミネーションのイベントである「青の洞窟」が2年ぶりに復活しました。
休日に立ち寄りました。これからクリスマスでイベントが各地で開かれ
そして、2016年は、もう少しで終わりですね。

  


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