思考の踏み込み

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過去帳其の一 1

2014-06-20 05:35:31 | 日記
精神的な傷をおったとき、何故人はこれほどに苦しむのだろうか?

科学というものが目でとらえられる現象だけを対象にしているとしたら、これほどに非科学的な現象はないではないか ー 。


…… これは数年前の記録である。

「世田谷 重味」の中で触れた過去の記憶の中で ー 失恋のつらさについて少し書いたが、その時の心と身体の変化を当時書き付けたものがあったことを思い出した。
なんとなく読み返してみるとそれなりに面白かったので投稿してみることにする。



とはいえそれは "踏み込み" の場所としてはすでに過ぎた地点であるから、現在の景色からみるとずいぶん後方に感じる。
分析力も文章力も稚拙さがみえる。

しかしここで踏み込んだ一歩から、本ブログですでに投稿した「それ以前」とか「酒」とかの人間の本質についての思考が発展したことを思い返すと、たまにこうして後戻りしてみる作業も悪くはないかもしれない。

それまでは大の男がたかだか色恋沙汰くらいのことでクヨクヨしてたまるか、と思っていたが、それは本当に人を好きになったことがなかっただけだったのかもしれない。

ともかくもあれほど感情の始末に困った経験はそれまでにあまりなかった。
そのことと向き合いつつ、その根元がどこにあるのか自己を見つめてみたという記録である ー 。




以下過去帳より ー 。

精神的な傷でなぜこれほどに身体まで苦しまなければならないのか?

だが、身体を細かく観察してみるとまず呼吸の変化がみてとれる。
浅く、短い。

そして感情を司る太陽神経叢の右心窩部に強張りが生じている。
左の後頭骨がガクっと落ちている。
胸が縮み、腰は捻れて力を失っている。

身体感覚自体が鈍っているが、他にも様々な部分で明らかにそれまでと違う変化が感じられる…。










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