ハリケーン「カトリーナ」での死者が1000人を突破した21日、メキシコ湾上を移動する新たな大型ハリケーン「リータ(こちらの読み方では微妙に伸ばしているため、リタではなくリータで行きたいと思います)」がカテゴリー5まで拡大して、テキサス州に上陸しようとしている。「カトリーナ」の発生時に対応の遅さを各方面から厳しく避難された国土安全保障省は、「リータ」による被害を地方政府だけで食い止められない状態に発展した場合は連邦政府に災害対策の指揮権が移る事を示唆し、すでにテキサス州に1200人の連邦緊急事態管理局(FEMA)職員と医療スタッフを派遣している。また、FEMAはペンタゴンに対して2500台の病院用ベッドをテキサスとルイジアナに送るよう要請しており、テキサス州住民の避難活動をスピードアップさせるために数百台の大型バスも調達する計画だ。
「カトリーナ」による洪水が発生したニューオーリンズ市内で略奪行為に参加したとして逮捕され、16日間にわたって拘留されていた73歳の黒人女性が19日に放送されたNBCのニュース番組に出演し、当時の様子を語っている。略奪行為に参加したとして逮捕されたマーリン・マテンさんだが、彼女の弁護士は窃盗罪による逮捕を事実無根と激しく非難している。マテンさん本人の話によると、洪水が発生した8月30日に80歳の夫と市内のモーテルに自家用車で移動したマテンさんは、その日の晩になって車のトランクにいれてあった食料を取りにモーテルの駐車場に出たのだという。そして、車のトランクを開けた時に近くにいた警察官に逮捕され、そのまま拘留されたのだという。マテンさんは5万ドルの保釈金で釈放されたが、彼女の弁護士によると、裁判官が避難してしまったため、食料を略奪した住民や宝石強盗も一律で5万ドルの保釈金が設定されいたのだという。
今日は新たな大型ハリケーン「リータ」に関するニュースと、ここに来てまた騒がしくなりつつあるメジャーリーグの薬物問題に関するニュースを紹介します。メジャーリーグの薬物問題に関しては、誰がクロでシロなのか、僕にははっきりした事が分からないし、ここでいい加減な事を書くつもりは毛頭無いけれど、やっぱり「クサイ」選手っているわけで。ワシントンに遠征中のサンフランシスコ・ジャイアンツの有名スラッガーが、昨日と今日の2日連続でホームランを放ち、これで通算707本へとホームラン記録を伸ばしている。彼が筋肉増強剤を愛用していたという具体的な証拠は無いけれど、限りなくその疑惑がクロに近いのも事実で、僕の周りの野球ファンはみんな「これでホームランの新記録が生まれても、ベーブ・ルースやハンク・アーロンに失礼だ」と言い切っている。ドーピング検査が厳しくなった今シーズン、メジャーリーグのホームラン数が減少したのは単なる偶然、それとも…?じゃあ、まずは「リータ」の話から行きましょう。
21日にすでにカテゴリー4にまで変化していた大型ハリケーン「リータ」だが、国立ハリケーン・センターは同日午後4時(東部時間)にハリケーンがカテゴリー5にまで拡大したと発表し、週末にテキサス州を通過する確立がさらに高まった事も明らかにしている。ハリケーンの強さを示す5段階のカテゴリーで最大の5に到達した「リータ」は、すでに最大風速が秒速95メートル以上を記録しており、全米第4位の人口を抱えるテキサス州最大の都市ヒューストンでは、避難を開始した住民の車列で周辺の高速道路で渋滞が発生している。ヒューストンのビル・ホワイト市長は21日、市周辺に住む住民、とりわけ移動式住宅で生活する住民に対し、一刻も早く避難を開始するように勧告している。また、市長は車などの移動手段を持たない市民に対し、車を持つ市民に避難の手助けを行ってほしいとも要請している。
ヒューストンから50マイルの距離にあるガルベストン島では非常事態宣言が出され、リーダ・トーマス市長は老人ホームや障害者施設の入居者らに対し、21日朝から強制避難命令を発している。突然の強制避難命令に対し、老人ホームの入居者の中には家族無しで島を離れる事に難色を示す者も少なくなかったようだ。ある老人ホームを運営する男性はAP通信の取材に対し、「海岸からそれほど離れていない場所にホームがあるため、入居者には例外なく出て行ってもらうことにしました」と語っている。ガルベストンの約6万人の住民のうち、1500人がチャーターされたバスで避難を開始しており、市側は体の不自由な人を優先的にバスに乗せていく計画だ。1900年の大型ハリケーンで最大1万2000人が死亡したとされるガルベストンは、今回の「リータ」が通過すると予測されるルートの中に入っており、市当局者らは時間と戦いながら住民の避難作業に追われている。
国立ハリケーン・センターが出した最新の予報では、24日に「リータ」がテキサス州に上陸する可能性が一番高いと考えられているものの、ルイジアナ州南西部やメキシコ北東部に上陸するケースも想定されており、現時点で明確なルートは予測できていない。テキサス州南部のベイ・シティにある原子力発電所の関係者はAP通信の取材に対し、施設の閉鎖準備を開始したと語っている。発電所には2つの原子炉があるが、関係者の話ではカテゴリー5程度のハリケーンやジェット旅客機による直接的な衝突にも耐えれるよう設計されているとの事だ。テキサス州安全保障局は湾岸地帯周辺の住民25万人を州内にある避難施設に受け入れる方針を明らかにしており、避難施設は最大で50万人程度が利用できる見込みだ。ヒューストンでは今も1万人を越える「カトリーナ」被災者が生活しているが、市側は「リータ」による洪水やトルネードを懸念して、被災者をアーカンソー州やテキサス州の別の地域に移動させる計画を立てている。
5ヶ月前、大リーグ機構のバド・セリグ・コミッショナーは禁止薬物使用に対する罰則の強化について選手会に書簡を送ったが、現在も正式な回答は得ていない状態だ。大リーグ選手会のドナルド・フェール代表は当初、現行の罰則は修正されるべきではないと語っていたが、大リーグの通常シーズンが終了する10月2日までに選手側の回答書を機構に送る模様だ。大リーグでの禁止薬物使用問題を巡っては、セリグ・コミッショナーもフェール選手会代表も議会からの激しい圧力に直面しており、さらに下院の委員会もボルチモア・オリオールズのラファエル・パルメイロ選手を偽証罪で調査する構えを見せている事から、大リーグでの薬物規定がさらに厳しいものに変わるのは必至だ。大リーグ機構のロブ・マンフレッド副会長はニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、「近い時期に選手会側から回答が提出されるだろう」と語ったが、回答の内容がどのようなものになるのかに関しては言及を避けている。
大リーグ機構側は禁止薬物使用に対する罰則の強化案として、ドーピング検査で陽性反応が出た選手に対し、1回目は50試合、2回目は100試合、3回目は無期限の出場停止処分を下す計画を立てている。現在の罰則では、1回目の陽性反応が10日間、2回目が30日間となっており、5回目の陽性反応まで永久失格処分を受けることはない。また、現在の罰則を強化させることに難色を示す選手がいるのも事実だ。「現在のルールに効果がないと指摘するのは間違っていると思う。現実に禁止薬物を使用する選手のパーセンテージは下がっているんだから」、そう語るのはニューヨーク・メッツのトム・グラビン投手だ。グラビン投手は2002年に大リーグ機構と選手会が初めてドーピング検査の実施に合意した時、ナショナル・リーグの代表者を務めていた。グラビン投手は、2003年にドーピング検査で陽性反応を示したメジャーリーガーが前年の7パーセントから5パーセントに減少した数字を持ち出し、2004年には1.7パーセントにまで減り、今季はパルメイロを含めた9人しか陽性反応を出していないと語った。
選手会側がセリグ・コミッショナーの規制強化案に難色を示した場合、議会が規則の変更に介入する可能性も浮上している。すでにスポーツ選手の禁止薬物使用に対する厳しい罰則を定めた2つの法案が提出されており、通過までにしばらくの時間が必要であるものの、共和党のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州)が提出した法案では、1回目の陽性反応で2年間の出場停止、2回目の陽性反応で永久失格処分を求める厳しい内容となっている。大リーグ選手会は書簡を送りつけただけでなく、その内容をメディアを通じて公表したセリグ・コミッショナーに不信感を抱いているとされるが、議会が介入すれば選手会側はセリグ案に首を縦に振らざるを得ない状況に直面する。90年代のニューヨーク・ヤンキースで選手会代表を務め、現在はワシントン・ナショナルズでプレーするマイク・スタントン投手はニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、議会の介入が現実的なものになりつつあるとしながらも、機構と選手会で交渉できる限りは続けた方が賢明だと語っている。
ロドニー・キング裁判の判決後、ロサンゼルスのサウスセントラル地区では黒人住民による暴動が発生し、しばらくしてラップ・グループのパブリック・エナミーが「ヘイズィー・シェイド・オブ・クリミナル」という曲のビデオクリップで、当時のアメリカが抱える人種問題を厳しく描いている。商業化が進む今のヒップ・ホップでは考えられないことだけど、この頃のアーティストの多くが「反政府思想の持ち主」として政府や警察からマークされていたのも事実で、当時高校生だった僕はサンフランシスコ出身で大阪在住の黒人男性に前出の曲を訳してもらった記憶がある。去年の大統領選挙期間中、多くのヒップ・ホップ・アーティストが政治的な曲を発表し、テレビではなくインターネットを中心にビデオクリップが流れ続けた。ハリケーン「カトリーナ」が発生してから3週間、レジェンダリーK.O.というグループによる「ジョージ・ブッシュは黒人が嫌い」と言う曲のリミックス版ビデオクリップがウェブに登場した。今日はこのビデオクリップと、2004年にパブリック・エナミーが発表した「サノバ・ブッシュ」のビデオを紹介しておきます。時間があれば、リンクをクリックしてみてくださいな。ニュースでは見れないアメリカがそこにはあると思う。
写真:ハリケーン「リータ」の影響でヒューストン市内で生活する「カトリーナ」被災者に対し、避難所からの強制避難命令が下された。 (ニューヨーク・タイムズ紙より)
「カトリーナ」による洪水が発生したニューオーリンズ市内で略奪行為に参加したとして逮捕され、16日間にわたって拘留されていた73歳の黒人女性が19日に放送されたNBCのニュース番組に出演し、当時の様子を語っている。略奪行為に参加したとして逮捕されたマーリン・マテンさんだが、彼女の弁護士は窃盗罪による逮捕を事実無根と激しく非難している。マテンさん本人の話によると、洪水が発生した8月30日に80歳の夫と市内のモーテルに自家用車で移動したマテンさんは、その日の晩になって車のトランクにいれてあった食料を取りにモーテルの駐車場に出たのだという。そして、車のトランクを開けた時に近くにいた警察官に逮捕され、そのまま拘留されたのだという。マテンさんは5万ドルの保釈金で釈放されたが、彼女の弁護士によると、裁判官が避難してしまったため、食料を略奪した住民や宝石強盗も一律で5万ドルの保釈金が設定されいたのだという。
今日は新たな大型ハリケーン「リータ」に関するニュースと、ここに来てまた騒がしくなりつつあるメジャーリーグの薬物問題に関するニュースを紹介します。メジャーリーグの薬物問題に関しては、誰がクロでシロなのか、僕にははっきりした事が分からないし、ここでいい加減な事を書くつもりは毛頭無いけれど、やっぱり「クサイ」選手っているわけで。ワシントンに遠征中のサンフランシスコ・ジャイアンツの有名スラッガーが、昨日と今日の2日連続でホームランを放ち、これで通算707本へとホームラン記録を伸ばしている。彼が筋肉増強剤を愛用していたという具体的な証拠は無いけれど、限りなくその疑惑がクロに近いのも事実で、僕の周りの野球ファンはみんな「これでホームランの新記録が生まれても、ベーブ・ルースやハンク・アーロンに失礼だ」と言い切っている。ドーピング検査が厳しくなった今シーズン、メジャーリーグのホームラン数が減少したのは単なる偶然、それとも…?じゃあ、まずは「リータ」の話から行きましょう。
21日にすでにカテゴリー4にまで変化していた大型ハリケーン「リータ」だが、国立ハリケーン・センターは同日午後4時(東部時間)にハリケーンがカテゴリー5にまで拡大したと発表し、週末にテキサス州を通過する確立がさらに高まった事も明らかにしている。ハリケーンの強さを示す5段階のカテゴリーで最大の5に到達した「リータ」は、すでに最大風速が秒速95メートル以上を記録しており、全米第4位の人口を抱えるテキサス州最大の都市ヒューストンでは、避難を開始した住民の車列で周辺の高速道路で渋滞が発生している。ヒューストンのビル・ホワイト市長は21日、市周辺に住む住民、とりわけ移動式住宅で生活する住民に対し、一刻も早く避難を開始するように勧告している。また、市長は車などの移動手段を持たない市民に対し、車を持つ市民に避難の手助けを行ってほしいとも要請している。
ヒューストンから50マイルの距離にあるガルベストン島では非常事態宣言が出され、リーダ・トーマス市長は老人ホームや障害者施設の入居者らに対し、21日朝から強制避難命令を発している。突然の強制避難命令に対し、老人ホームの入居者の中には家族無しで島を離れる事に難色を示す者も少なくなかったようだ。ある老人ホームを運営する男性はAP通信の取材に対し、「海岸からそれほど離れていない場所にホームがあるため、入居者には例外なく出て行ってもらうことにしました」と語っている。ガルベストンの約6万人の住民のうち、1500人がチャーターされたバスで避難を開始しており、市側は体の不自由な人を優先的にバスに乗せていく計画だ。1900年の大型ハリケーンで最大1万2000人が死亡したとされるガルベストンは、今回の「リータ」が通過すると予測されるルートの中に入っており、市当局者らは時間と戦いながら住民の避難作業に追われている。
国立ハリケーン・センターが出した最新の予報では、24日に「リータ」がテキサス州に上陸する可能性が一番高いと考えられているものの、ルイジアナ州南西部やメキシコ北東部に上陸するケースも想定されており、現時点で明確なルートは予測できていない。テキサス州南部のベイ・シティにある原子力発電所の関係者はAP通信の取材に対し、施設の閉鎖準備を開始したと語っている。発電所には2つの原子炉があるが、関係者の話ではカテゴリー5程度のハリケーンやジェット旅客機による直接的な衝突にも耐えれるよう設計されているとの事だ。テキサス州安全保障局は湾岸地帯周辺の住民25万人を州内にある避難施設に受け入れる方針を明らかにしており、避難施設は最大で50万人程度が利用できる見込みだ。ヒューストンでは今も1万人を越える「カトリーナ」被災者が生活しているが、市側は「リータ」による洪水やトルネードを懸念して、被災者をアーカンソー州やテキサス州の別の地域に移動させる計画を立てている。
5ヶ月前、大リーグ機構のバド・セリグ・コミッショナーは禁止薬物使用に対する罰則の強化について選手会に書簡を送ったが、現在も正式な回答は得ていない状態だ。大リーグ選手会のドナルド・フェール代表は当初、現行の罰則は修正されるべきではないと語っていたが、大リーグの通常シーズンが終了する10月2日までに選手側の回答書を機構に送る模様だ。大リーグでの禁止薬物使用問題を巡っては、セリグ・コミッショナーもフェール選手会代表も議会からの激しい圧力に直面しており、さらに下院の委員会もボルチモア・オリオールズのラファエル・パルメイロ選手を偽証罪で調査する構えを見せている事から、大リーグでの薬物規定がさらに厳しいものに変わるのは必至だ。大リーグ機構のロブ・マンフレッド副会長はニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、「近い時期に選手会側から回答が提出されるだろう」と語ったが、回答の内容がどのようなものになるのかに関しては言及を避けている。
大リーグ機構側は禁止薬物使用に対する罰則の強化案として、ドーピング検査で陽性反応が出た選手に対し、1回目は50試合、2回目は100試合、3回目は無期限の出場停止処分を下す計画を立てている。現在の罰則では、1回目の陽性反応が10日間、2回目が30日間となっており、5回目の陽性反応まで永久失格処分を受けることはない。また、現在の罰則を強化させることに難色を示す選手がいるのも事実だ。「現在のルールに効果がないと指摘するのは間違っていると思う。現実に禁止薬物を使用する選手のパーセンテージは下がっているんだから」、そう語るのはニューヨーク・メッツのトム・グラビン投手だ。グラビン投手は2002年に大リーグ機構と選手会が初めてドーピング検査の実施に合意した時、ナショナル・リーグの代表者を務めていた。グラビン投手は、2003年にドーピング検査で陽性反応を示したメジャーリーガーが前年の7パーセントから5パーセントに減少した数字を持ち出し、2004年には1.7パーセントにまで減り、今季はパルメイロを含めた9人しか陽性反応を出していないと語った。
選手会側がセリグ・コミッショナーの規制強化案に難色を示した場合、議会が規則の変更に介入する可能性も浮上している。すでにスポーツ選手の禁止薬物使用に対する厳しい罰則を定めた2つの法案が提出されており、通過までにしばらくの時間が必要であるものの、共和党のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州)が提出した法案では、1回目の陽性反応で2年間の出場停止、2回目の陽性反応で永久失格処分を求める厳しい内容となっている。大リーグ選手会は書簡を送りつけただけでなく、その内容をメディアを通じて公表したセリグ・コミッショナーに不信感を抱いているとされるが、議会が介入すれば選手会側はセリグ案に首を縦に振らざるを得ない状況に直面する。90年代のニューヨーク・ヤンキースで選手会代表を務め、現在はワシントン・ナショナルズでプレーするマイク・スタントン投手はニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、議会の介入が現実的なものになりつつあるとしながらも、機構と選手会で交渉できる限りは続けた方が賢明だと語っている。
ロドニー・キング裁判の判決後、ロサンゼルスのサウスセントラル地区では黒人住民による暴動が発生し、しばらくしてラップ・グループのパブリック・エナミーが「ヘイズィー・シェイド・オブ・クリミナル」という曲のビデオクリップで、当時のアメリカが抱える人種問題を厳しく描いている。商業化が進む今のヒップ・ホップでは考えられないことだけど、この頃のアーティストの多くが「反政府思想の持ち主」として政府や警察からマークされていたのも事実で、当時高校生だった僕はサンフランシスコ出身で大阪在住の黒人男性に前出の曲を訳してもらった記憶がある。去年の大統領選挙期間中、多くのヒップ・ホップ・アーティストが政治的な曲を発表し、テレビではなくインターネットを中心にビデオクリップが流れ続けた。ハリケーン「カトリーナ」が発生してから3週間、レジェンダリーK.O.というグループによる「ジョージ・ブッシュは黒人が嫌い」と言う曲のリミックス版ビデオクリップがウェブに登場した。今日はこのビデオクリップと、2004年にパブリック・エナミーが発表した「サノバ・ブッシュ」のビデオを紹介しておきます。時間があれば、リンクをクリックしてみてくださいな。ニュースでは見れないアメリカがそこにはあると思う。
写真:ハリケーン「リータ」の影響でヒューストン市内で生活する「カトリーナ」被災者に対し、避難所からの強制避難命令が下された。 (ニューヨーク・タイムズ紙より)