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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ヤマシタカホ 弾き語り公演「つみきあそび」@下北沢LIVE HAUS 24.1.13

2024-01-21 | LIVE











先週の土曜日、ヤマシタカホ(ひかりのなかに)の弾き語りワンマンに行きました。








去年5月のひかりのなかにの復活公演以来となるリブハウスでのワンマン
しかも、今回はソロの弾き語り・・・って事で非常にアットホームな雰囲気の公演でした。
この日は、
まず午前中に仕事をしてから
めっちゃ急いでこの場所に来て~って感じだったので、
中々スリリングな日程ではございました(笑 ただ、昼からのライブも良いですよね。
 ドリンクカウンターで梅酒を注文し、
少々リラックスした後にヤマシタさんが登場
去年9月の新宿LOFTでの弾き語りを生で観ていて「こういうスタイルも良いな。」
純粋に感じたので参加してみたこの公演でした。では、以下。













ライブが始まると、
ミラーボールが静かに回り出して煌びやかな空気を創り出しててそれがまた素敵でした。
一曲目は「すてきなひとりぼっち」からスタート。
既に代表曲感たっぷりのこの曲、
聴き手に寄り添った歌詞といつも以上にハリのある歌声で早速この日の調子の良さを確信。
そこから、「ニ〇〇一」ではシャウトも織り交ぜながら豪快な音像を響かせていく
続く「ついんくる」は、
去年の新宿LOFTでも聴いた曲だったので自分の中ではお馴染み感があった
「まだやれるっていう幻想」みたいなフレーズが聴いてて沁みた..というか突き刺さる感触がありました。
 「我らの母なる音楽よ~」みたいな歌詞が印象的だった「パンクロックに憧れて」
この日の選曲は全体的に歌詞から音楽愛が伝わって来る楽曲が多くて、
アットホームな雰囲気と合わせて
より心地良く音そのものを楽しめてた・・・
気がしますね
歌詞の「ハタチだし」の部分を実年齢に置き換えて歌っていた「border」
最後の「明日を待っている」という凛としたフレーズが聴いてて前向きになれる素敵な曲でした
少しでも日々に❝自分にとっての❞楽しみを見い出す事によって人生が豊かに変化していく。
そんな事を想いながら聴いていました。


MCでは、
「モグラの嫁入り」という教育番組みたいな曲を作った~みたいな話から、
ユニークな歌詞が面白く聴いてて楽しかった「カレーライス」という楽曲を披露。
グッドメロディが光る、そしてリズミカルな演奏含めてあの場所にも似合っていた一曲でした。
 「女の子になりたいの」というキャッチーなフレーズが心地良かった「おんなのこ」
勇ましく、ポジティブな印象も感じられた「タウン・オブ・メモリーズ」~と
弾き語りの場でしか披露出来ない類の貴重な楽曲を奏でていく
そして、
聴き手を包み込む様な歌唱も素晴らしかった「素晴らしいこの日常に」
日常をドラマティックに切り取っている感触もありつつ、
「トゥルトゥ~」とスキャットも交えたりしてそのフリーダムな感じも良かったです。
サビの「風を集めて~」という言葉の抜けが爽やかで気持ち良かった「潮風通り」
歌詞の中にはハッピーエンドという言葉もあり、某バンドへのリスペクトも感じさせる一曲
王道のJ-POPの様なポップネスがあってそれに浸っている時の気分が実に聴き心地良かったですね。
 「あなたが私を忘れても」というフレーズが切なくも感じた「Sweet Memories」
最初このタイトルを見た時、昭和歌謡のカバーかと思ったけど同名の新曲でした。
聴き手、
特にお手紙をくれるレベルのファンに向けて書いたというこの曲
ファンに対する素直な感謝の想いが伝わって来るしとやかなバラッドでした。
例え、いつかいなくなっても、その時の想いは消えない~みたいなニュアンスが凄く響きましたね。


ライブも後半に突入。
ロックバンドに対する憧憬を歌った素敵な歌「バンドのうた」を披露
アコースティック一本、そして小ハコという事もあり、こういう無垢な曲が美しく響く。
それはこの日特に強く感じた事の一つであった。
更に、
リズミカルに、
時にパンキッシュに歌った「舞台裏」~からの、
切なくも温かく、優しいメロディも絶品だったバラッド「音楽家」の流れはこの日のハイライトでした。
「誰かの何かに変われますように」「何かでありたい」~というニュアンスを受けたこの曲
名曲度たっぷりの感触に、その中に付随する切実な想いが滲んで来て
言葉では表現し難いレベルの感動...みたいなものがありました
やっぱり、
人として生まれて来たからには、
誰しもこういう感情はあるんじゃないかな・・・と感じながらその作中観に夢中になっていましたね。
沁みました。

本編最後は、
「大丈夫」で締め。
最後の部分、物凄いロングトーンで歌唱していて、その瞬間に伝わる気合もスゴかったです。
アンコールも敢行したんですが、その場で曲目を決め「冴えない僕らに灯火を」を選択。
最後の「ラララ~」の部分では、ささやかなシンガロングも発生したんですが、
そのナチュラルな雰囲気もステキでこの公演には相応しかった様に想う。
人間味溢れる空気を創り上げてこの日のワンマンは終了、
目論見通り、
弾き語りだとより楽曲のピュアな部分が垣間見える感覚があったりもしたんで、
この日の公演に行って正解だったと思いましたし、また是非こういう機会があれば行きたい。
素敵な時間をめいっぱい味わいました
ありがとうございました!














1.すてきなひとりぼっち
2.二〇〇一
3.ついんくる
4.パンクロックに憧れて
5.border
6.カレーライス
7.おんなのこ
8.タウン・オブ・メモリーズ
9.素晴らしいこの日常に
10.潮風通り
11.Sweet Memories
12.バンドのうた
13.舞台裏
14.音楽家
15.大丈夫

16.冴えない僕らに灯火を













いや~、実に良かったですね
いつも行くライブとはまた別の良さを感じた公演でした
こういうのも良いよね。っていうか、より気楽に音楽に浸れるカンジ...がとても心地良かったです。
勿論、
バンドでバシッと駆け抜ける感じも好みですし、ライブにも色々な種類がある~って事ですね。
 それと、
この日は音楽に対する純粋な好きって気持ちや愛情を感じるセットリストでもありました
自分自身楽曲を聴いて自分を奮い立たせたり哀しみに寄り添ってもらって生きられてる感覚が強いので、
そういう意味ではシンパシーも存分に感じられる内容にも仕上がっていました。
2024年のひかりのなかに及びヤマシタカホさんの活動にも期待大です!


忖度

2024-01-20 | ブログ雑記








正直な話、
この世界は忖度抜きでは人権すら持てないような気がしている。
・・・とまで書くと、言い過ぎかもしれないけど(笑
でも、
やっぱり、
自分はあくまで一つのケースで居たい...という感情が強いんだな。
その辺に関して、意識の改革をすべきタイミングなのかもしれない。

取り敢えず今は、ガッツリ働きながら、今後の生き方を少しずつ考えてゆこうと思う。
じっくりじっくり吟味して、極端にはなり過ぎない塩梅で。




仲良しぬこ。

2024-01-19 | 






高所の物置棚に集まるぬこ2匹。




子猫のルリ♀とチロル♂




写真じゃ伝わらないかもだけど、めっちゃスリスリしてました。主に子猫の方が。




スマホに気付き、興味津々に触れる。




びよ~ん。




伸び切って無い爪の感触がちょっときもちいい。




物欲しそうな顔してる。




微笑ましい時間でした。チロル♂の方もそこまで嫌じゃないみたいだった。
それと模様がほぼ同じなので、親近感もあるのかもですね😆✨



ゴスロリ祭り。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第163話 感想(ヤングジャンプ2024年7号)

2024-01-18 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
やっぱ阿部共実のキャラっぽいなあ。「空が灰色だから」、とかの。











今週はゴスロリ祭りでした。
確かに、
街でゴスロリファッションの人を観るとつい目で追っちゃうもんね
渋谷なんか毎回見掛けるイメージですけど。
でも、
自分の住んでる千葉県の南の方ですらたまに電車の中で見かけるんよね
なんかそれもゴスロリってファッション自体がぼちぼち普及して来た証拠なのかもしれないですね。
ある意味、ああいうのって女性しか出来ない事だし、許されてる服装だとも思うから。
逆に、貴族っぽい服装来てる男子とか全然見掛けないもんね(笑
貴族男子、出て来て欲しいですけどね・・・・・
ま、
管理人は絶対やらんけどな←←←
そういう意味では男性のが無難に落ち着きがちなのかも知れない。V系ファッションも女性のが多い。

内容としては、
ヘッドドレスが天から降って来て、
それをみんなで付けてゴスロリファッションショーをする~というシンプルなもの。
そもそも、
ヘッドドレスが空から降って来る事自体???ですけど笑
でも、
いいんじゃないですか?
たまには自分とイメージの違う服装したって。
結局、
人間は気が付くと「安定」を選びがちだから。
ただ人生長いようで短いもんだから、なるだけ色々な事を経験した方が良いんですよね
経験しないであーだこーだ云うよりも、経験してから合う合わないを決める方がよっぽど豊かになれるでしょう。
 とは言え、
管理人一推しの山女ちゃんは忖度抜きで記述すると、
やっぱりそこまで似合ってる感じはしなかったな(申し訳)。お顔は美人よ!!
逆に言えば、それも着たからこそいつもの格好がより素敵に感じられる~と思えたって言える。




今回一番好きなゴスロリ姿・・・(喜)。



逆に、
忖度抜きで似合ってたと思ったのは、
まず詩人ちゃんは元々発言が耽美(格好付け)寄りなので違和感無かった
凪乃、羽々里さん辺りも案外アリでした
っていうか、
羽々里さんは胸元が・・・🥴
祭李は本家だけあって流石の似合いっぷりでした!(拍手)
薬膳先輩は逆にイケメンっぽい、、、惚
エイラさんもなんかバトル漫画の強キャラに居そうな似合いっぷりでした←?
数も可愛いというより、格好良い系で素敵でしたね
百八先生は、マジで最高でした(笑顔)
ゴスロリなのは間違いないけど、よりセクシー寄りっていうか.....今回一番好きでしたね。ええ。
百八さんは限りなく夜のオイニーを感じさせつつ、
ナディー先生は同じ方向性でも何故かポップな印象もあったのが面白かったです
健康的なエロスっていうか。
愛々もさり気なく超似合ってますよね
なんでしょう、
元々こういうキャラだったんじゃない?的な雰囲気すらある
凜はお嬢様キャラでもあるからむしろこっちのが似合ってる気もする

そんな訳で、
新しい彼女達の魅力に恋太郎もタジタジ!!っていう新年に相応しい超ハッピーなお話でした
でもやっぱ、フィット感に差は感じたとはいえ、みんな新しい表情を感じれて各々に素敵だったと思う
最終的には、ね。
ちなみに
恋太郎のゴスロリ姿は単行本で披露らしい
今回の恋太郎でさえヤバかったのに、恋太郎がそんな姿したらみんな尊死(とうとし)しそうですね。。笑











当たり前みたいになってるけど、
変化に対して思いっ切り好リアクション逐一返せる恋太郎は流石でしたな
付き合ってるとその辺「まあいいんじゃない(平熱)。」とかになりそうなものですけど、
本気で心酔してる風だったので今年も何の心配も要らなそうです。
やっぱり❝俺たちの恋太郎❞だね。


好きって何なんだろう。/きし晴護「何も知らないけど、キミが好き。」 2巻

2024-01-17 | 単行本感想












内容は、
まあ表紙の通りですね(笑
どちらかと言えば愛理はモノローグ役に回り、
実質主人公が翠ちゃむに代わった~みたいな印象も受けました。

正直な話、
自分はアイドルとか女優さんとか芸能関係の人にガチ恋した経験が無いんですよね
例えば、アイドルグループの誰かが彼氏彼女云々みたいなスクープが出ても、
何とも思わないというか・・・
達観してるのもあるし、
そもそも「表現」が好きなだけであって、その人の細かい人間性とか知ってる訳じゃないし。
もっと言えば、はっきり言ってそういう人たちと自分が釣り合うなんて死んでも思えないしね(笑
 ただ、
そういう状態は、
初めから外的要因に目を向けて、
体の良いおりこうさんを演じてるだけ、、、っていうのも解かるし、
愛理の言う「良い子にしてたって一生何も無い」ってセリフも結構痛いトコ突くな~と思いました
要するに、始める前から「無理でしょう。」とセルフジャッジする人が多いという事なんですね
全部棄てる覚悟で出来うる総てをまっとうする事で初めてそのステージに立てる。っていう。




「何も知らないけど、キミが好き。」2巻より。



ただ、
愛理の言う通り、
❝それ❞をするにはある程度の正気は失わなければいけない
狂気の沙汰を貫くのにも才能が要る~っていうのは「なるほど。」とも思いました
確かに、
真人間の振りをして自分を殺している方が楽.....楽というか、安心ではある。
更に言えば、
勝ち目の限りなく薄い勝負に挑み続けるには想像を絶する精神力と根気が必要になる
そういう気持ちや心構え、どう思われても自分の好きを貫き続ける意志・・・
が、
自分には到底持てない。と
電車の中で愛理が悟り切ったシーンは切なかったけど分かる部分もかなり強かった。
例えば、
こういう事に限った事ではなく、
あるかどうか分からない可能性に自分自身を賭け続けられるのも馬鹿なのではなく、才能だから。
自分自身が「特別ではない人」と認めざるを得ない瞬間は大人ならみんな経験してる(と、思う)
そういう意味では、愛理もまた一つ大人になった・・・のだと思いたい。
それが良い事なのか悪い事なのかも断定は出来ないけれど。







でもま、
こういうのって難しいよな(笑
表現者は「好きになってもらいたい。」と努力する訳だけど、
その「好き」の方向性まではコントロール出来ない
それを「都合の良い好き」と本作は表現してるけど、言い得て妙だな~とは感じました。
ある種のタブーというか・・・
そういう意味では、
ガチ恋勢の感情や悲哀を描く~ということ以上に、
ガチ恋される側の心情も一人の人間として描いている作品とも言えますね
一方的じゃないのは好感が持てます
人は、
自分が辛かったり満たされてないと「自分だけが...。」って思いがち
でも、
本当はきっと誰もが心の奥底に葛藤を抱えながら生きている・・・本作を読むと、
その当たり前の事実に気付かされます。
その葛藤は、
どっちも何とも表現出来ないモヤモヤで包まれている気もする。







最終的には、
ガチ恋される側の心境を綴って第1章はENDになりました
こういうメインの視点がコロコロ切り変わる漫画も珍しいので正直かなり面白かった。
恐らくは、
作者さんは勧善懲悪ではなく、
「それぞれに事情がある。」という描き方のが好きなんでしょうね(たぶん)。
それは人によっては白黒はっきりさせて欲しい!って思うでしょうけど、
そういう意味では現実派の漫画なのかもしれない。
表現者側も、
いたずらに好きにさせている訳じゃない
自分の価値を証明する為でもあるし、
何よりも、
根底には表現で❝何か❞を変えたい。っていう本懐があって・・・
なんかむつかしいね。
ただ、
それでも、
彼の言う通り、
表現っていうのはそういう惚れた腫れただけの単純過ぎるものではない事を信じたい。
そんな気持ちを支持したい自分もいます まあそれが「都合の良い」って事かもしれないんだけど、
答えの出ない事柄を取り扱ってる中でも最低限の答えを出そうとする姿勢は良き!でした
 愛理がパパ活を始めるトコロとかどこまで堕ちるんだ?と思って
結構ドキドキしましたけど(笑
ただ、
本気で狂えるなら、
それはそれで幸福なのかも・・・?
とか、様々な事を考えさせられる2巻目ではありました。
愛理の言う通り、最後には完全に翠ちゃむが主人公しちゃってましたね。
でも、迷惑を掛けるのはダメよ~
良い大人なんだし、ね。











しかし、
パパ活の親父ですら、
ただの悪役として描かずに、
ちょっと真っ当な事言わせてたのは唸りましたね~
確かに、
昨今のゴシップ関係のあれやこれを思うとちょっと得心のいくセリフではあった。
それでも、強引に迫るのはダメだけどね笑 この2巻でも正直かなり上手くまとまってるけど、
あとがきによると「次巻」もある、との事でまだまだ続くみたいですね。

それと、
オタク友達間の表向きとは別の裏の噛み合わなさの描写とかもリアルで良かったです(笑
あれってぶっちゃけ男でも同じだと思うからね・・・個人的に。


田町のイルミネーション

2024-01-16 | ブログ雑記





今日はライブだった。
終わったのが10時近くだったので、
千葉南住みの自分はまたも終電ギリギリである。
我ながら後先考えずに行動してるな〜と思いつつ笑
でも楽しかったからOKです(尚、明日の仕事。。)
これも自宅じゃ間に合わんから極寒な駅のホームで書いてるんよねぇ

ただ、やっぱり冬の雰囲気は大好きです。
家帰ったらめっちゃ温かくして寝よ。
電車の中で寝落ちしたら色々な意味で終わりなので、
実は終電ギリギリは神経使いますね笑






田町駅のイルミネーション!
これしか写真用意出来なかった。
では、
また明日(明日からはまたガッツリ系の記事書く予定です!)。



眠れる男。

2024-01-15 | ブログ雑記








今日も、
仕事から帰って来て、
夕方に仮眠のつもりで寝たら23時半辺りに目が覚めた。
この間からあまりにも寝すぎだと思う。
疲れやすくなったのもあるけど、
純粋にこの季節は睡眠という行為が気持ち良いんだと思う。温かい毛布で、ぐーぐー眠る。
夏が常に寝苦しかった分、その反動で冬はある種幸福を感じているのでしょう。


とは言え、
新年早々かなりの頻度で毎日更新が途切れそうなピンチを迎えているので、
そういう意味では少々不安な船出にはなってもいる。
この辺でビシッと気合を入れなきゃダメだろう
でも、
本音書くと睡眠の時間が多い方が仕事のパフォーマンスは上がる気もするから、
ほどよく眠る事を意識するのも大切な気はする。めちゃくちゃ正直に今日の事を書きましたが、
これ毎年この時期にはこういう事書いてる気もするな~(笑
そういう訳で、
毎日更新だけは守り続けていくので明日からもよろしくお願いします!



chilldspot×GLIM SPANKY「NEW VIEW」@渋谷CLUB QUATTRO 24.1.9

2024-01-14 | LIVE












今週の火曜日、chilldspotとGLIM SPANKYの対バンを渋谷で観ました。









元々は、
去年の9月に開催予定だったこの公演、
それが諸事情で延期になって新年初頭になった~という経緯でした。
ただ、
そのお陰でどちらも新年一発目のライブが大入りのクアトロになったので
結果的には良かったんじゃないでしょうか、、、
逆に開催してくれた事に感謝したいですね。
 で、
この公演に関してなんですが、
久々に最前列で観る事が出来ました(!)。
最前で観れたライブって数える程しかないんですけど、
大体が300~400人以下の小ハコだったんですよね
渋谷クアトロみたいな、
中くらいのハコで最前にまで行ったのは正直記憶に無いんです
そもそも、チケ番号が一桁台~っていう文字通りの神チケットだったので・・・
そういう意味では先行で購入してチケ番観た段階で「(最前)行けるかも!」ってのはありました
やっぱり最前列の風景はちょっと違うな、って感じてそれだけでも特別な一夜でしたね。
しかも、後からお客さんギュウギュウに入って来てたんで体力的にも助かりました
最前だと柵に寄りかかれるからなんかいつもより疲労が少ないんですよね
約半年ぶりに観れたchilldspotに、
存在は認識しつつも観た事は無かったGLIM SPANKY
両者の一体感が創り上げた最高のロックショウでございました。











chilldspot


1.まどろみ
2.line
3.Girl in the mirror
4.Heart jack
5.未定
6.Monster
7.Anymore
8.Kiss me before I rise
9.supermarket
10.full count
11.ひるねの国
12.Groovy night
13.your trip
14.BYE BYE
15.Like?



見れば分かる通り、
ワンマン並みの曲数でした。
元々このチケットを取った理由が、
去年の6月のワンマンが凄く良かったので、
ツーマンライブでおかわりしたいな。的なものでした
その意図から考えると本当素晴らしいおかわりになったな、と。
まさかここまで詰め込んで来るとは予想外でワンマンに近い曲数とも言えましたね。

一曲目から、
大好きな新曲「まどろみ」が来て早速テンション上がる。
軽快なビートにウキウキしつつ、
「わたしが縋るのは私だ」
「私生きてくわ」
等の
グッと来るフレーズと伸びやかな高音を体感出来て良い気分になっていました
そこから、比喩根さんが楽しそうに歌っていた「line」
「ラーイーン!」の歌い方も面白くてアッパー気味にライブを進めていく。
続く「Girl in the mirror」ではザラついたギターサウンドが気持ち良く緩急が付いたセトリで攻める。
この曲の歌詞の「好きなものだけを抱えて」ってフレーズには正直助けられた
この時、
個人的に好きなものやことに対して葛藤も抱えていたので、
生で聴いて「ああ、そうなんだよな。」って素直に思えてたりもした
「自信を持って」の歌い方も力強くて好きでしたね。

隙間のある音で聴かせる「Heart jack」はこの日もゆらゆら踊れる仕上がりでとても良かった
この曲を聴いてる時、比喩根さんまた歌上手くなったかもなあ。とか思ってました
そこから、
chilldspotを好きになったきっかけの名曲「未定」が演奏される!
ぶっちゃけ、去年ワンマン行った時にこの曲は演奏するだろうな~と予想してて、けど無かったので、
内心そこだけは心残りだったからこの日聴けてマジで嬉しかったですね
しかも、
めっちゃ格好良かったですね
一定のリズムを淡々と刻み続けるリズム隊の時点で気持ち良かったんですが、
小気味良いツインギターの絡みがまた絶品でそのサウンドに浸っているだけでも快感でした
正に若手離れしたグルーヴ・・・こういう横ノリが延々と続く曲も大好きなんで楽しかったなあ
そして、歌詞が良い。「比較なんかしないで」「行けるとこまで行けばいいんじゃない?」という歌詞は、
聴いていてこれまた純粋に「そうだなあ...」と思えたし、やっぱりあの年齢でここまで達観した歌詞が歌えるのも
数年前感じてビックリした記憶があったんで、それを生のグルーヴィさと共に聴けたのは良い経験でした。
ギターソロも格好良かったし、この曲は一体感がより強くて贔屓目抜きで大好きだったなあ。

刺激的なロックナンバー「Monster」は真っ赤な照明と相俟って更に鋭利に響いていた
MCでは比喩根さん
「(GLIM SPANKYの)ただのファン。」
「カラオケでよく歌ってました。」

元々グリムスパンキーの一ファンであった事を告げる。
そこから、ブレイクの演奏の激しさにも魅せられた「Anymore」
更に、張り詰めたギターフレーズと震える様な声で歌うサビに心酔した「Kiss me before I rise」と
聴かせる曲でもじっくりと観客とコミュニケーションを紡ぐチルズ、
ここで、
「もう後半戦なんですが・・・」と告げると「え~」というお決まりのレスポンスが飛び出し、
「まだ早い笑 後でもう一回言うので・・・」とまさかの❝「え~」予告❞がかまされる笑
 次は、
比喩根さんがハンドマイクで歌った「supermarket」
軽やかに、そして楽しそうに歌う姿がとても印象的だったのと、
魔人ブウの箇所は何度聴いても面白くて笑ってしまう。
更に、
ハンズアップを煽って盛り上がった「full count」では怒涛のロック・モードで魅せ付ける!
リキッドルームでも感じたけどこの曲の迫力はアリーナクラスでも通用しそうなスケール感があります
ノリノリでシャウトしたりギターソロ、ベースソロでゴリゴリに盛り上がったりその狂騒感が好きでした。


ロック・モードは終わらない。
次の「ひるねの国」で再びギターを持ち、
激しいロックナンバーでまた更に会場を盛り上げる。
この曲はリリースタイミングで聴いた時よりも踊れる仕上がりになってた気がする
それと、最後の「私は彼」ってフレーズが「私は誰」に聴こえてそれもなんか良かった。。
その流れに止めを刺す様に、初期からの人気曲「Groovy night」をフロアに投下
ブラック&ファンクの匂いたっぷりの横ノリのロックチューン、
この曲はライブに於ける鉄板曲なのは分かってはいたが、
分かっててもガンガン踊ってしまう感覚が堪らない。
間違いなくロックンロール、だけど、
バンド名に違わずお酒飲みながらゆ~らゆら動きながら観れる感覚もあり、
ある種「ロックなチル」という、
新しいジャンルを生み出している様にも思えた一曲だった。

う~む、
鉄板曲として添えられてるだけあってやはりこの曲はスゴい。
間奏のド真ん中のロックンロールっぷりもブチ上がったし、ただただ快楽に身を任すカンジも大好きだった。
そんな、ホントに恍惚的な時間を終え、
MCで「残り3曲です!!」と告げると
満を持して「え~!!」と特大のレスポンスが帰って来る。
この辺の良い意味での茶番タイムも面白かった笑 お約束だからこその面白さもありますね。

ただ正直なトコロ、
この段階で既に十数曲演奏してるのは分かってたので、
「むしろあと3曲も演ってくれるの・・・?」って感情のが強かったです
GLIM SPANKYのメンバーが好きだと言ってくれた~という前振りからポップな「your trip」で
それまでの空気からカラフルな感触に空間を変えていく。
そして、
大好きな「BYE BYE」が投下!
この曲、リキッドルームで聴いた時も良かったんだけど、
この日はサビの裏声がリキッドルームの時以上によく出ていて、
半年という期間の中でも歌唱が進化されてる事が伝わって来てそこにもグッと来てました。
「止まらせないでよ」「私がずっと主役なの」ってフレーズに感化されつつ、
あのグッドメロディをよりタフな歌声で聴けたのはこの曲が推しな身としては嬉しい体験でした。
颯爽と、凛として駆け抜ける様な世界観に浸り切った後で、
みんなでジャンプして盛り上がった「Like?」にて〆
再びハンドマイクで飛び跳ねながら歌う比喩根さん
「みんな大好きっ!」と曲中に叫んだり、この曲は今やリスナーとの絆の歌に変化している気もした。
或いは、こういう狂騒の空間に対するラブソングなのかもしれない・・・とも感じました。
ただクールなだけではなく、緩急を活かした骨太なライブに磨きが掛かっていて、
新年早々最高の狼煙を上げたな!って思えたパフォーマンスでした。
恒例のジャスティンコールで終わってたのも面白かった笑







GLIM SPANKY


1.東京は燃えてる
2.怒りをくれよ
3.こんな夜更けは
4.Up To Me
5.ラストシーン
6.Glitter Illusion
7.ハートが冷める前に
8.Odd Dancer
9.不幸アレ
10.大人になったら
11.Circle Of Time

12.美しい棘(feat.比喩根)



GLIM SPANKYに関しては、
評判等はちょくちょく耳にするものの、
意外とそこまで知識がある状態ではない・・・って感じでした
確か、the pillowsの山中さわおさんがyoutubeで絶賛してたのは見たんですけど、
そういう意味では手探り感もありつつ、期待もありつつ...という心持ちで観てました。

ボーカルの松尾さんはお姫様の様なドレス姿で、
長身のギタリスト亀本さんはロッカーっぽい服装・・・と対照的な二人だけど不思議と絵になっていた。
一曲目の「東京は燃えてる」から「好きな感じだな~」と思いながら観てましたが、
二曲目の「怒りをくれよ」で「オイ!オイ!」というコールが巻き起こり、
オールディーズ的なエッセンスも含む音像に魅了されました。
「ああ、こりゃ、人気出るわ。」と感じつつ、
アコースティックスタイルでソウルの匂いを感じさせる「こんな夜更けは」や
逆にJ-POPのテイストも受け取れるスイートなラブソング「ラストシーン」など、
アッパーなロックンロール以外でも魅せていく構成も秀逸でした。

新譜の楽曲「Glitter Illusion」は、
去年NHK-FM「ミュージックライン」にゲストで来てたのを偶然聴いてたので、
知ってる曲が来てテンション上がったんですが、「私は私を抱きしめたくて」の部分の、
魂の熱唱には思わず心が震えましたね。

煌びやかなギターの音も最高で、
最前で観てたのもあってその迫力に完全に骨抜きにされていました。
確かに、
放っておくと、
自分で自分自身を延々と卑下しそうなので、
こういう思想も大事だよな、、、としみじみ感じていました。
サビでシンガロングも発生した勇ましいロックチューン「ハートが冷める前に」
その流れから「Odd Dancer」「不幸アレ」と新譜の楽曲を含むロックサウンドの連発は痺れた。
「不幸アレ」の「本当の地獄はここから」というフレーズにはゾクッとしたし、
早くもオイ!オイ!とコールが発生していたのは定番曲感あった。


そう言えば、
ギターの亀本さんが観客の手前まで来て、
ロックスターばりに堂々とギターを弾く姿はめっちゃ格好良かったですね
松尾さんのしゃがれ声と言い、古き良きロックンロールの血を受け継いでいる感じがしました。
 ラストは、
「大人になったら」
「Circle Of Time」と荘厳なバラッドを立て続けに披露してEND。
アンコールで、
chilldspotの比喩根さんが再登場し、
比喩根さんもカラオケで歌っていた~という「美しい棘」を二人で歌って真のフィナーレでした。
松尾さんの歌声も流石だったんですが、比喩根さんも素晴らしい歌唱をしていて
その素敵な歌声が交互に来る感覚が堪らなかったですし、なんだかグッと来る場面でしたね。。
 そう言えば、
対バンのアンコールでセッション~っていうのもちょっと久しぶりに観た気がする。
こういうの観てる側からするとむっちゃ楽しいのでもっとみんなやらんかな、と思ったり笑
バチバチの対峙~ってよりは、お互いの愛情が重なってた様に想えた多幸感溢れる対バンでした。
ありがとうございました!!!!!!


















そう言えば、
この公演は渋谷クラブクアトロの35周年記念シリーズの一環だったのでした
個人的にも、このハコでなければ生まれなかったであろう感動や興奮が沢山あったし、
きっとこれからも沢山経験するんだろうな~って思いますし、
今年ももう既に何件も行く予定あったりするので笑
引き続き、
過去の素晴らしい思い出たちと共に、
お世話になります!!という感じ
ですね。
chilldspotも2024年はいっぱい観ると思うので、今後の変遷がまた楽しみですよ。
GLIM SPANKYも初めて体感出来て良かったし、その後「褒めろよ」って曲がいいな。と思ったり、
またも新しい興奮と感動をくれたこの場所とあの場に居た人たちに感謝!でした♬


真っ赤な空。

2024-01-13 | ブログ雑記










仕事始め二週目が終わった。
先週は金曜土曜の二日間だけだったのでジャブみたいな感じだった
今週は月曜休みで五日間ガッツリ働いたので久々に身体にクる感じでした
火曜日に関してはとっても調子が良かったんですが、
結構金曜土曜に関しては精神的にもあんまり調子がよろしくなく
その疲れを癒す為に今日は帰宅後ゆっくりと眠りました。
 やはり、
「休める時にしっかり休む」
それが様々な意味合いで人間のパフォーマンスを上げていくものだ~って思います
なんか思ってた以上にめっちゃ気分良い。って気分は続かないなぁ.....と。
でもそれもまた人生なのかもしれませんね。酸いも甘いもあって。











この間、帰宅時に見掛けて「赤ぇ!」と思わずパシャリ笑




冬だけど、ちょっと見とれてしまった。。
美しい景色は純粋に感動します。









それでは、また明日!




ピーズ「今年もよろしく千葉千葉チバ~♪ 新春ホリデー」@千葉LOOK 24.1.8

2024-01-12 | LIVE












今週の月曜日にピーズのライブを千葉で観ました。










という訳で、
2024年初ライブでした。
それも、地元千葉から!
って事で縁起が良い(?)ですね
千葉ルックは管理人の自宅の最寄り駅から一番近いライブハウスなんで、
距離的にもお財布的にも助かるというか・・・まあ馴染みはかなり深いですよね
ここから今年一年のライブライフが始まる!!と考えると最高のスタートを切れた感覚はあります。
老舗中の老舗、ハコから滲み出る歴史を紡いで来た空気感がたまらんです。

ピーズのライブを観るのは、
今の4人体制になってからは2回目でした。
ちなみにルックでピーズを観るのは実に7年振り、
武道館の年の冬に公演したのを観て以来だったと思う
ピーズと言えば千葉を代表するロックバンドの一つ・・・って事で、
やはりこのハコでまた観れたのは嬉しかったですし、それと曲数が約40曲(!!)
半端無く長いライブでした。MCもそこまで多くなくひたすら楽曲をバンバンやってたイメージなんで、
正に「底なし」のバイタリティを感じた❝ロックンロール福袋❞をガッツリ受け取れた夜でしたね。
では、以下。











この「昔ながらのライブハウス」っぷりが良い。今年もいっぱい行きます。。


開演時間すぐにメンバーがやって来てはるさん「ピーズの新年会始めるよ~」とゆるく発言
今回はるさんとギターのアビさんはお立ち台の上でのパフォーマンスでした
ピーズは毎回ギチギチに入るので見えやすさを考慮したのかな。
 一曲目は、
SHISHAMOのライブ終了後のBGMとして使用され続けている事でもお馴染みの「東の窓」
久々に本家の生演奏を聴いて早速ジーンとした気分になってました(笑
渋い顔で「くたびれきった~」と歌うはるさんにグッと来たし、
自分自身いい歳こいて独身の低賃金ハードワーカーやってるので心に響くものがあった。
ちょっとハワイアン風のアビさんのギターソロも良い味出してた。
陽気なビートを刻んだ「サマー記念日」、
そしてベースソロからスピードアップし、アビさんのギターが火を吹いた「体にやさしいパンク」~と
のっけからハイテンションで飛ばしていくピーズのメンバー。
 ここで、
これまた久々に生で聴けた「映画(ゴム焼き)」が嬉しかった。
高校生の頃、「とどめをハデにくれ」ってアルバムをよく聴いてたんですが
その1曲目を務めている曲なので色々と思い出が蘇ってました。
「イヤなもんをみていた」
「ながいようで すぐだな」
「ゆるされた もうゆるされた」
・・・
哀愁漂う歌声で放たれる言葉の一つ一つが沁み込む出来栄えに陶酔しながら聴いていました。
アウトロのドラミングに痺れた「ドロ舟」
「ヤりたいよーに ヤったらいー」という冒頭の歌声に勇気を貰った「三度目のキネマ」
勢いたっぷりのロックンロールサウンドと相俟ってより歌唱が胸に残る仕上がりになっててスゴかった。
ブリッブリのベースもキレッキレのギターソロも格好良くピーズロックを魅せ付けた形に。
 ここで、
またも私的フェイバリット曲である「リサイクリン」。
この曲の「やるだけやって この程度で」ってフレーズには何度もシンクロしたものだ(遠い目)
この日はくたびれ感以上にヒリヒリ感たっぷりの内容に仕上がっていて、
途中アビさんボーカルで
「は~るばる来たぜ千葉ルック~!!」と某函館ソングをパロったパートも挿入されていて
色々な意味で盛り上がってました笑
ただ、
今聴くと「どうにかして回そう」みたいな部分がより強く心に残る様にはなりました。
リリース時はまだ20歳前後だったので、アラフォーの今って逃げてる時間も無いですからね。。
本当、どうにかしてこの自分というポンコツを回さなきゃ、みたいな心境で聴き入ってました。


ちょっとピースフルな雰囲気とドラムの茂木さんが楽しそうに叩いてたのが印象的だった「犬ゾリ」
ムードたっぷりのバラッド「フォーリン」にはるさんのシャウトも飛び出した「ドサクサ」
「ヤりもしないで会いたくねぇよ」という明け透けなフレーズが素晴らしかった「ラブホ」、
からの、
大好きな「ギア」がまた嬉しかった
この曲はライブで聴いたの随分久々な気がするけど・・・もしくは初めてか?
要するにそれぐらい曖昧な感覚って事だし、音源以上にグルーヴィな演奏がまた素晴らしかった
「もう感じる方へ オっ立つ方へ」と勇ましく歌うはるさんの歌唱もエネルギッシュで胸に来ましたね。
この曲はNHK-FMのミュージックスクエアに出演した時にリード曲として流していた記憶もあり、
思い出深い楽曲の一つだったのでリアルで懸命に歌唱する様を観られて感無量でした。

小気味良いロックチューン「どっか」
そして、
代表曲の一つでもある「実験4号」はこの日も最高の出来でした
よりダンサブルに、そして、「最悪の人生を消したい」というインパクト大のフレーズを
生で聴いてる時の心にぐわーっと来る感じがまた非常に堪らなかったですね
本当、
最悪な人生を消したい。。
 哀愁漂う「温霧島」では「幸せだったな僕は」みたいなフレーズがどこか切なくて胸に来た。
フロントマン3人が一斉に合唱しながら聴かせた「バカになったのに」、
そして、
観客の振付と「わ~おわおわおわおわおわ」のシンガロングも激楽しかった「短い夏は終わっただよ」
「どこへ向かってるわけでもねーだよ」って歌唱に不意に泣きそうになったりもした、、、
曲調はワイワイ系なのに歌詞は思いっ切り哀愁が滲んでるのが堪らない一曲。
この曲も聴けて良かった。
 その後、
格好良いロックナンバー「脱線」を「イエーイ!」とアジテーション付きで披露
グッドメロディが光るサビや全体的なロックンロール感含めて逆に勇ましいピーズを提示
「道は逸れたまま 答えを出してく」っていう歌詞は本当自分自身の歌だな~と
勝手に感じながらしみじみと聴き入っていました。
ハッとする様な鋭さを感じた一幕で、この曲もめちゃくちゃ刺さった楽曲の一つでした。



ここで、
はるさんとアビさんの二人になって、
ふたりピーズにて3曲披露。
まずは、
ストレイ・キャッツの名曲「Lonely Summer Night」のカバー
はるさんが歌うとまた独特の味が出ていてこれまた好感触のカバーでした。
その流れで歌った「でいー㋧」がまた良い具合に.....なんて云うんだろう、良い意味で適当というか、
適当故の気楽さ?が垣間見えてちょっと聴いてて楽しくなる様な時間でした。
「氷屋マイド」の途中から、
ヤングチームが加わる演出も良かったですし、
はるさんがMCで「いい日だなー」とポツンと発言してたのも印象に残りました。
 意外とメジャー感ある?風にも聴こえたワイルドな「さらばボディ」
「夢からさめるな」「死ぬまで転べ」という歌詞にグッと来た「アビリフ」という曲がまた、
極上のロックンロールに仕上がっていて素晴らしかった!
サビメロは気持ち良かったし、
ギターリフも格好良い、
更に、リズム隊のファンキーな演奏も...と腹括ったゴキゲンなロックナンバーでまたも客を沸かせてました。
青紫の照明も観ていて純粋に綺麗だな~と思ったムーディな「初夏レゲ」
重たい雰囲気といぶし銀のギターリフが刺激的だった「ミサイル畑で雇われて」
ベースの岡田さんが手のフリを煽って盛り上がった「焼きめし」は、
サビでみんなで熱唱してたエネルギッシュな雰囲気も最高でした
「トび超えろ限界」とエモーショナルに歌唱するはるさんも鬼格好良かった・・・!


ヒートアップした空気をクールダウンさせる様にミディアムナンバー「絵描き」
「君の言う眺めは何処にあんだろう」というフレーズに感情移入してしまったのと、
最後の「生き尽くしてく」って言葉にジーンとキた隠れたハイライトだった。
そこから、
岡田さんの心地良いベースラインから始まり、
どんどん激しくロックンロールの渦を紡ぎ出して行った「ブラボー」も圧巻でした
ただただ、この場所でロックする事だけに注視してる様な歌詞とアンサンブルに強烈に痺れたし、
観ながら「この人たち、何回ハイライト創るんだろう。。」とその底なしのエネルギーに感銘を受けた
人気曲「底なし」をキレッキレのボーカルで歌いこなし、
ゆったりと丁寧に歌った「異国の扉」
そして、
この日でも随一に沁みたのが「ノロマが走って行く」という曲。
「戻らない人生も 半分はとっくだな
 マチガイも温めよう 今更リセットもないさ」
冒頭からえらい沁みた。
そもそも、他人が普通に出来てる事を出来るようになるのがめちゃくちゃ遅い自分なので、
この曲のテーマとタイトルからして感情移入は不可避ですよね...
「で、どうにか生きた」
って部分でちょっと泣きそうになったり、
感情に訴えかけるギターソロも含めて今の年齢になったからこそ響く部分がたっぷりでした。
この曲はリアルタイムでCD購入した時よりも今の方が響いてたかもしれない。
 音源よりも力強いボーカルで聴かせた名曲「サイナラ」
この曲も大好きで高校生の頃よく聴いた曲の一つ。
「擦れ違って行け 遠くまで」ってフレーズに切なくも気持ち良い感覚を憶えながら、
イケイケモードで「ニューマシン」
茂木さんのドラミングがえげつない事になっていた「どこへも帰らない」と
昔ながらの定番曲をガッツリ叩き付けてライブは終了。
最後には「千葉~!!」のご当地シャウトも飛び出してホットな雰囲気の中でアウト・・・


ただ、
ピーズのライブがこれで終わる訳はなかった!
アンコール初っ端から大好きな「無力」が来てこれまたガッツポーズ
「せーぜーせーせーさせねーぞ!」の部分のシンガロングは非常に熱かったし、
これぞ下から上を見上げて抗い続けるロック魂が滲む内容になっていて実にサイコーでした。
ものっそいエモーショナルな気持ちになりつつ、
アビさんボーカルの「デブジャージ」
そしてシンプルなロックナンバー「ハニー」とどんどん爆音になっていくアンサンブル
お陰で翌日ちょっと耳キーンとなってたけど笑
ここら辺もカッコ良かったなぁ
どことなく滲む哀愁に陶酔してしまった「日が暮れても彼女と歩いてた」も雰囲気たっぷりで良かった。
「冷たいヤな奴も 体だけはあったかいだろーや」の部分はいつ聴いても複雑な想いに駆られる。
 1回目のアンコール最後、
「生きのばし」。
個人的には、
この日の最大のハイライトがこれでした。
伝えたい事は一点、ラストの「精々 生きのびてくれ」って部分。ライブで聴くと、
「せ~ぜ~生きのびてくれーーーーー」って聴こえるんだけど、
これが物凄く心に残りました。

正直、
自分は出来損ないで、
他人が普通に出来る事も出来ないし、
身体はどんどんおじさん化してくのに心は子供のままだな、って情けなく思ってるし、
器用に堅実に生きて来ました。とは口が裂けても言えないし。
だから、
「せーぜー生きのびてくれ」って伝え方はとても粋に感じられましたし、
言葉では形容し難い類の感動とライブならではの歌唱による感動がありましたね
仕事中に、「せいぜい」か...と想起してふふっ。となる場面もあったし、
定番曲だと思いますけど、そんなの関係無く、
この日の「生きのばし」は心から素晴らしかったって思います。今の自分の心境にも合ってたのかも。
まあ、人生何だかんだあるけれど、日常にちょっとでも楽しみがあって、心待ちに出来る自分もいるのならば、
それはそれで幸福でもあるのかな。なんて。そんな事を終演後に想ったりもした忘れられない一幕でした。


ただ、
まだ終わらない!!(!!)
この段階で楽曲としては40曲演奏してるのに、
まさかのダブルアンコールも敢行。
MCで
「(こういう事やってたら)いつか死ぬな」
アビさん「俺たち毎回こういうライブやってんだよ!」と発言、
最後にはるさん「まあ皆さん上手くやりましょう。」とメッセージを贈ってて、
その言葉もらしいな~なんて感じながら繰り出された「グライダー」がまた出色の出来でした。
 「同じ様な空を行くよ」
「でもとっくにギリギリなんだ」という歌詞が印象的なこの曲、
ガレージの様な重たいサウンドでどっしりと響かせてましたけど、
改めて聴くと人生をグライダーに例えた歌詞があまりにも秀逸過ぎましたね。
誰もが最高地点に留まる事は出来ず、
一度そこに辿り着いたら、
後はゆったりと落ちていくだけ。
それでも、
意地でも着地だけはしないように低空飛行でも飛び続けていく事には意味がある。し、
そういう人生があっても良い。
と諭された気がして感慨深い一幕でした。
ずっと飛び続けてる事自体が偉大なこと~と言われてる気もして、
その重厚なアンサンブルと相俟って深く印象に残りました。

ゴキゲンなロックチューン「Yeah」からモッシュピットが出来上がり、
続く「脳ミソ」では自分も我慢出来ずにモッシュピットに加わって飛んだり跳ねたりしちゃいました(笑
ピーズクラスのファンがいい歳こいてライブハウスではしゃいでるのはエモい光景でした
エネルギッシュに駆け回り、
最後の最後は2019年の「パーリ」でフィニッシュと昭和平成令和を網羅した渾身のセトリでございました。
学生の頃、くたびれた大人が格好良くロックに昇華してる様に憧憬を抱いていたんですけど、
そこもありつつ、実は聴いていて生きる勇気も貰えるバンドなんだなぁ・・・と
純粋に感じたりもした最高のロックンロールパーティでした。
ありがとうございました!!!!















「プリリヤン」と「グライダー」の間に「生きのばし」も演りました。
流石に全44曲をタイピングするのは厳しいので、
これでご勘弁を。。


















案の定、
長くなってしまった。
まあワンマンとは言え40曲以上も演ったら必然的にこうなるわな(笑
 ただ、
こんだけ歌ったのに普通に「グライダー」の歌で感動してたし、
演奏も最後までヒートアップしっぱなしだったし・・・って
マジでピーズって凄いんだな。と感じました
この曲数には某歌手もビックリ、、、
否、
それは置いといて(?)
新年早々、仕事とかその他諸々「受け入れて生きる」覚悟というか、心持ちというか...
大切な感情や、自分の哀愁とのシンクロ、そしてただただロックの海に身を任す瞬間を含めて
多種多様な感情を頂いた気がして早速掛け替えの無い一夜を手にした気分でしたね。
俺たちには、ピーズがいる。その事実が何よりも心強かったです。
また行くっぺ!