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2016年TVアニメベストエピソード/「少年メイド」最終回で泣いた思い出を語る

2016-12-23 | アニメ感想
                                       
                                      こーゆー話に弱いのよ。









このブログをよく見て下さってる方ならお分かりだと思うが、
今年はアニメの感想をほとんど書いてませんでした。大体漫画の感想が中心で時にCDやライブの感想で
大好きなアニメに関してほとんど言及出来てなかったのが悔やまれます
来年はもうちょっとなんとかしないとなー、って思ってます

そんな中で、せめて総括記事を、、、と考えたのですが
夏と秋はなんか体力的にアレになっちゃって家に帰るとすぐ眠る様な生活になっちゃってて
まともに観てたのは大体6月くらいまで・・・だったんですよね
通勤の時に聴ける音楽、
休憩の時に読める漫画・・・と
アニメはあんまり外に持ち出せないのが弱点だと思いました
まあ、弱点というなら休日までバッキバキの状態な最近の自分のボディ、なんですけど・・・苦笑
うーん、いくら寝ても寝ても回復しないから困ってるんですけどね
でもまあいつまで経ってもときめきを忘れない大人でいたいです。心から。

そんな訳で、総括のようなものは書かない(書けない)のですが、
せめてベストエピソードの選出だけでもしたいな。と思ったんで今回書きます。
これをもって今年のアニメ記事も締め括りなんで、気合いと愛情を込めて書きますね。






ベストエピソードに選んだのは「少年メイド」の最終回(12話)です
なぜこれがベストエピソードなのかと言うと、理由は単純で、今年観たアニメの中で唯一泣いた話数だからです
俺は本当に心揺さぶられないと泣いたりはしないので、泣かされた時点で絶対的なものがあります。

話としては主人公(千尋)の死んだ母親が死後1年を機に会いに来る、、、というもの
ただ、「母さん!」と叫んで泣いたりもしなければ、幽霊の母親も特に涙したりとかもしない
演出としては控えめな方に入る・・・と思うんですが、
個人的にはその控えめな演出に涙してしまったのかもしれません。

あれから1年経って、
他人から愛され、
人としても成長して、
「自分がいなくても」頑張ってる、大丈夫なちーちゃんの姿をみて
終始嬉しそうに微笑む“だけ”の母親の姿を長回しで映す演出だけで個人的に泣いてしまう。

「会いたかった」とも言わないし、
涙目にもならない、
もう自分が彼とは深く関われない、同じ世界の存在でない事を悟り切ったような相様で
ある意味で潔さを感じるまでに“ただただ黙って(楽しそうに)話を聴く”・・・という独特の演出に心打たれましたね

きっと母親は嬉しかったんだと思う
自分に固執も未練も見せず、不幸な過去を言い訳にもせず
ただただひたむきに頑張って、色々な経験を詰んで、今を生きている息子の姿そのものが。
そんなちーちゃんが精一杯話す言葉の一つ一つに「母として」喜びや安心を感じてる姿に、
個人的に感情移入してしまって何度観ても泣けてしまうのかもしれません。



何気に矢島晶子(CV.野原しんのすけ)の少女ボイスが聴けるアニメとしてもレアリティがあった。


でも、ちーちゃんがいつもいつも一生懸命頑張っていた「報い」としてのご褒美だったのかな。。とも思いました
別の言い方をすれば、都合の良い出来事が起こったとしても千尋ならば許されるんじゃないか・・・的な感覚が当時からありました
ただ怒るだけじゃなく、円の想いを汲んで、それも織り込んで彼らしく一生懸命“メイド”するこの最終回の展開の数々は
それだけでも献身的で、思い遣りに満ちていて、素敵なストーリーだったと思います
正にちーちゃんは円の嫁!と言いたくなるようなお話でしたが(笑
キャラの成長と、水面下の想いと、そしてお涙頂戴を敢えて避けた粋な演出と・・・
個人的に大好きな要素がたっぷりと詰まっている、という観点から考えても本話数が(個人的な)2016年TVアニメのベストエピソードです

もし2期があったら、祖母関連のエピと、もっと円とちーちゃんのイチャラブが観たいですね(笑)。
ちーちゃんほど「えっち!」って涙を浮かべながら上目遣いで怒って欲しい、、、って想いに駆られるキャラも早々いません!
って最後の最後に好事家丸出しの感想になってしまいましたが笑
ショタ好き、男の娘好きを両方鷲掴みにした挙句、
ホームコメディ好きにも訴えかけるものがある稀有なアニメでした「少年メイド」は。










最後に可愛過ぎなちーちゃんのショットで締めます。



うーん、イタズラしたいなあ・・・笑
色々台無しだ


実はリアルタイムで観た時はわけもわからず泣いてたんですが、
あれから半年経ったし年末という良いタイミングでもあったので思い切って振り返ってみました。
幸い原作はまだ続いてるので、その内手も出してみたいですね。ちなみにBDは全4巻と財布に優しいのも◎。




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