サブカルチャーマシンガン

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LUNKHEAD アルバム再現LIVE「FORCE」「ENTRANCE」編@新宿LOFT 23.7.1

2023-07-30 | LIVE











今月の1日にLUNKHEADのライブを新宿で観た。








このライブは4枚目のアルバム「FORCE」とベストアルバム「ENTRANCE」の再現ライブでした
「FORCE」の楽曲を全曲演奏しつつ、ベストから数曲~って感じのセトリでした。
 今回もまた、
ご多分に漏れずライブ前に「FORCE」のCDを聴き込んでから参加する~っていう
ある意味ではリリースツアーに参加する様な感覚を味わっていました(笑
ライブに積極的に参加してゆくのが、
「FORCE」の数年後...なので何気に本作と次の「孵化」くらいまではリリースツアー未体験なんですね。
(ランクヘッドのライブ自体には2005年の秋にイベントライブで初参加はしてました)。
だから、凄く嬉しかったですし、
ランクが中箱で公演を行うのもちょい久々って事で
色々と気合が迸っていた夜・・・に感じられましたね。では、以下。












新宿LOFTは去年の秋以来、つまり今年初めて。
言わずと知れた老舗のライブハウス。
あの白黒の床、
積年の空気・・・管理人自身も好きなハコの一つだ。
想えば復活したNUMBER GIRLを初めて観たのもここだった。
 ライブは、
まさかのバラッド「夏の匂い」からスタート。
雰囲気たっぷりの柔らかいサウンドに早速包まれる。
そこから、超バッキバキの「ギグル」を皮切りに飛ばしていく。
やっぱり「最後に俺達笑おうぜ」ってフレーズを生で聴くと気分もアガる。
サビの合田さんの動きも凄かった「奇跡」は新宿ってフレーズも出て来るので正にピッタリの一曲。
更に、命を燃やす様に名曲「体温」をぶつけて会場のボルテージをマックスにまで上げて行く!!
 前の再現シリーズでもカップリング曲を演奏してましたが、
今回も「優暮」を披露。
疾走感と共に葛藤も滲むこれまた響くような楽曲に仕上がっていました。

面白かったのが「パラドクサル」。
ちょっと間の抜けた序盤から、一気にダークになるサビへの落差が気持ち良く、
ラストの畳み掛けるようなドラミングがまた破壊力抜群で素晴らしかった。
そして、
個人的に序盤のハイライトって呼びたいのが「不安と夢」でした。
これ、超絶格好良かった・・・!!
聴いてると、
正直「これシングルでも良かったんじゃ。。」とか思っちゃうくらいアガりましたね
キメキメなアンサンブルとか、前向きだけどどこか切迫感のある歌詞、
「僕は僕のままで彼方へ」というフレーズにも勇気付けられた。
それと、
ドラムソロ、ベースソロ、ギターソロの三連発は生で観るとバンド演奏の旨味たっぷりでスゴかった。
ライブが終わってから「FORCE」の楽曲で最も聴き込んでるのがこの曲だったりする。。
改めて、この曲の生命や存在を刻む様な作中観に魅せられたのは本当に良かった。


ボーカルの小高氏が書いている楽曲解説ブログでも取り上げられていた
ズンチャカ...の90年代リフが気持ち良かった「ガラス玉」。
この曲はあの花のMADに使われてた事もあり、
名曲のオーラが凄かったですね
「幸せになる日が来るのかな」ってフレーズは生で聴いてたら胸がキュッとなった。
 葛藤溢れる歌詞にエモさを感じていた「ハイライト」
記憶が確かならスキャットも取り入れてた気がするポップロック「きらりいろ」、
そして、
「不安なんかどっか消えちまえ」というフレーズに聴いていて胸が熱くなる「HEART BEATER」、
ミディアム調のAメロからグイグイ加速するサビの変遷と合わせてこれまたブチ上がった一幕でした...!
記憶が確かならば、管理人はこの曲のサビ、胸をグーで叩きながら聴いてた気がする。

そして、
そこで一旦最高沸点を刻んだ後はバラッドゾーンへと移行する。
まずは、「眠れない夜のこと」からスタート。
ズシズシと重みのある演奏、
そして、
「真実なんか知りたくないな」というリアルな歌詞にも感情移入しつつ...
そのダークな世界観に浸れた良き演奏と歌唱でした。
オルタナ感満載のロッカバラード「スワロウテイル」、まさか生で聴けるとは。。
ランクヘッドのライブに恒常的に通うようになってから10数年経つけど多分初めて聴いたかな??
兎角ギターの音が好い具合にひずんでて最高だった。
更に、
これまたレア曲「桜日和」を披露(!!)
シングル曲なのにライブでは滅多に演奏されない貴重な楽曲。
生で聴くとROCK感マシマシだし、ベースもドクドク響いてとっても気持ちが良い。
何よりもサビの練り込まれたメロディラインがとても爽やかな気分にさせてくれた。
今となっては当時のランクの感じが良く出てる素敵な曲だなぁ、と。
 「ヘブンズドア」は、
何と言っても櫻井さんのドラムがヤバかった。
サビではステージの上でセットごと叩き壊すんじゃないか?という位圧倒的なドラミングだった。。


じっくりと味わうバラッドゾーンが終わり、「ENTRANCE」を皮切りにライブもクライマックスへ。
MCでは有観客ライブ再開後この日が最高動員数だった。という嬉しい報告もありました
サビのスケール感が気持ち良かった「光の街」、
oi!oi!コールがアガった「インディゴ」
あのドラマティックなギターリフにひたすらにブチ上がった「月光少年」~と
初期の人気ナンバーを間髪入れずに次々と叩き付けライブのボルテージをガンガン上げて行く。
余談ですがこの時の何でも出来ちゃいそうな無敵感はスゴかった。
「前進/僕/戦場へ」は何度聴いてもイイ
「打ちのめされた~」以降のフレーズはいつ聴いても胸に来る。
ふと弱気になってしまいそうな時にハートに火を点けてくれる効能がある様に思った。
本編ラストは、
自分がランクのライブに本格的に通い始めた頃定番曲だった(気がする)「僕らは生きる」
前回の再現ツアーに続いてのシンガロングに少し泣きそうになりつつ、
「涙こぼして僕らは生きる」というフレーズが生々しくて
(常に笑顔では生きられない)、
壮大さを演出しているコーラスワーク含めてジーンと感動しながら最後まで聴いていました。
その流れでアンコールの「下北沢」はどこか繋がっている様な気もしたし、
本当に最後の「カナリアボックス」の多幸感もまた今でも胸に残る、
この曲ではドラムス始まりだったりしてメンバーのアクションや表情含めてすっごく楽しかったですね!
未だにライブをバンバンこなして日本中を駆け巡りバンドドリームを追い求め続けている、
そんなランクヘッドの音楽に❝会えて良かった❞
そう想いながら会場を後にしたのでした。
ありがとうございました!!!!














夏の匂い
ギグル
奇跡
体温
優暮
パラドクサル
不安と夢
ガラス玉
ハイライト
きらりいろ
HEART BEATER
眠れない夜のこと
スワロウテイル
桜日和
ヘブンズドア
ENTRANCE
光の街
インディゴ
月光少年
前進/僕/戦場へ
僕らは生きる

下北沢
カナリアボックス















全23曲、
こうしてセトリを眺めてみると、
普段のライブでは滅多に聴けない曲も多くて、
本当行って良かったな、と。ランクは結構まんべんなくキャリアから演ってくれる方だと思うけど、
それでもこんだけの名曲が漏れてしまうのね。って事をしみじみ感じたりもしました。
特に一押しは「不安と夢」でした!!
それと、
「僕らは生きる」も意外と久々に生で聴いた気がして・・・色々とおいしい一夜でした。
 さて、
再現シリーズは秋に再開する~との事で
下半期も怒涛の季節を迎えているランクヘッド
管理人もライブ参加やこの様な感想UPでガンガン❝共犯❞かましてゆきたい所です!
 そう言えば、自身の下半期一発目のライブも勿論このライブでした。
早速気合を注入して貰った気がしてこの夜で大正解でした。。



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