サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ピーズ「クソガキの日ですがオッサンどもでヨロシクGOGO~♪」@F.A.D YOKOHAMA 22.5.5

2022-05-20 | LIVE
今月の5日にピーズのライヴを観に横浜に行って来ました。











ピーズのライヴを観るのは武道館以来5年ぶり、
FAD横浜に参るのは4年と3ヶ月ぶりでした。
どっちも久々だったんですが、
何気に・・・
4年ぶりに来訪したはずのFAD横浜にはマップも使わず記憶だけで一発で辿り着けたり、
間隔が空いた割にはあんまり御無沙汰感が無かったのが不思議・・・不思議というか、
それくらい以前は頻繁にここに参ってたんだな~と想うと感慨深くもなりました
最近は、
ライブハウスが「ちゃんと」生き残ってるだけでも感慨深さを受けたりもする今日この頃です。。

ピーズに関しては、
所謂新体制を・・・・・
「The」が取れてからは初めて生で観ましたけど、
感じた事が2つあって、
まずはピーズは気持ち良いくらいにピーズのままだった~という事。
はるさんが歌ってギター(!)を弾いてれば自然とあの空気になる事を実感出来たのと、
もう1つ、
矛盾するようですが、
以前観た時よりもバンドの演奏、
所謂アンサンブルがパワーアップしてるように感じました、ね。
それは今の体制になった影響も少なからずあったんだとも思いましたし、
語弊を恐れずに言えばピーズは❝今のバンド❞なんだな。って強く感じられた公演でした。

あ、
それと、
久々にライブハウスっぽいライブでもあって、
それは具体的に書くと野暮なんで具体的には書きませんが、
ま、
ちょっと不良のオイニーが漂ってた~という所ではないでしょうかね(笑
でも、はるさんのそんな所に気持ち救われもした公演でもありました。
では、
以下。









一曲目の「ブラボー」からして良かったです
こんな言い方するのもアレですが、
オジさんバンドというよりは、
若手っぽいとすら思ったくらい演奏にもボーカルにも勢いがありました
力強い歌声と高揚するグルーヴ感、ちょっと気持ちが楽になるフレーズ・・・
のっけから心を掴まれ、
その後も小気味良いロックチューンがガンガンと矢継ぎ早に繰り出されてゆく。

中でも、
個人的に大好きな「リサイクリン」が聴けたのは良かった
ライブで聴くと、音源よりもある意味前向きなナンバーに聴こえたのがライブならではの妙でした
「無力」も沁みたし、沁みるけど、反骨精神もあって盛り上がったし、
「3度目のキネマ」がまた良い具合に聴き手の背中を押してくれる楽曲に仕上がっててとても素敵でした
ピーズと言えばけだるそうに、でも、格好良くも映る昔ながらのロックンロールというイメージですけど、
この曲に関しては、
力強い意思表示がはるさんの歌声を通してストレートに伝わって来て実直に感動しました。。

「コロナがなければモテていた」というフレーズも印象的だった「ベロチュー」、
沁みる歌声や雰囲気も素敵だった「黒霧島」がまたグッと来る出来で、
過去の色々な思い出と重ね合わせて鑑賞してました。
アグレッシヴな演奏もガンガン来た「体にやさしいパンク」など様々な曲調の楽曲で場を盛り上げていく
曲間もかなり短かった印象で一曲終わったらすぐ次の曲が始まって、
それが聴いてる最中はほぼほぼエンドレス気味に続いてたんで妙な陶酔感もあって気持ち良かった。


サビの伸びやかでシンプルなメロディ、
そしてシビアな歌詞にも浸れた「使いのこし」も良かったし、
前口上もバッチリ決まってた(俺たちいつも脱線~みたいなの笑)「脱線」も格好良かった
これらの曲は自分が高校の頃に出た楽曲だったので耳馴染みもあって楽しい楽しい
ただ、
「さらばボディ」「充電音頭」など去年出た新譜からの楽曲も非常に格好良くて、
後者では歌詞にイノマー氏の名前が出てくるなど聴いてて感慨深い部分もありました

感情移入しまくりだった、
あったかい雰囲気と歌唱も響いた「ノロマが走って行く」も凄くグッと来ましたし、
この曲は他の楽曲に比べてもかなり丁寧に言葉を紡いでた気もしました
気のせいかも?っつーか、
歌詞に感情移入し過ぎてる影響もあったのかもしれないけど笑

勢いたっぷりの「ハニー」に、
代表曲の一つであるシングルにもなった「日が暮れても彼女と歩いてた」。
この曲は、
途中の「あ~どこの誰が~」の部分の歌詞が刺さりまくってしまって・・・
というか、本当にそういう事を感じる事が多い毎日だったりもするので。
具体的に書けば、
「冷たいヤな奴も~」までの部分含めてのシンパシーなんですけど、
うん・・・
今振り返って書いてても沁みて痛いくらいには当日も沁みてたんだと思います
またはるさんの叫びにも近い歌声と迫力のアンサンブルも見事でした。

大好きな「サイナラ」!
好きな方へいけ、死ぬまで。
そんなメッセージ?が託されたこの曲、
やっぱり聴いてて気持ち良かったし、
個人的には純粋に勇気付けられるというか・・・
まあ、
別に聴き手を勇気付ける為に歌ってるんじゃないのかもしれませんが、
それでも突き抜けるメロディにあの歌声が重なればやっぱり「その気」にはなってくる。
背中を押されて、自分らしさを貫く覚悟も湧いて来る。そんな風に感じた素晴らしい一曲でした。


「プリリヤン」のロック・モードもまた素晴らしく盛り上がったし、
「生きのばし」は定番曲だけど毎回聴く度に感動しちゃうエネルギーがある。
本当に名曲だと思うし、
4人になった分アンサンブルのパワーアップなんかも感じたりもして、
非常にピーズのライブらしい雰囲気と趣をめいいっぱい受けながら過ごす事が出来ました。
また、30代も後半になる自分にとってはとても気持ちを鼓舞される曲でもあって、
そういう点でも聴いてて感じるものが強い最高のラストナンバーでした・・・!!


ここからはアンコールに関して書くんですけど、、
アンコールで6曲も演奏した(!)ので、
特に区切らずに続けます。
まず、
二人で弾き語りスタイルで披露した「氷屋マイド」、
はるさんとアビさんの二人で場末のバーみたいな空気感で披露しててそれもまた趣があって良かった、し、
「実験4号」が本当に素晴らしかった。
最悪の人生を消したい、
個人的に、
本心からそう思った。
ぶっちゃけると、今日もストレスだらけで最悪の一日だった。
この文章も気分が落ち込んでたので書き出す前にPCの前で涙目だった。
 でも、
「最悪」だけど、
「最悪でいたい」訳じゃない。
最悪から抜け出したい、
最悪の人生を変えたいとは強く思う

なので、この歌詞は学生の頃から大好きだったし、定番曲ですけど毎回本当に聴きたい位大好きな曲です。
(管理人の心境の)タイミングもありやたら心に刺さって来て結構聴きながらキてましたね
「焼きめし」も盛り上がったし、
「新型コアラ」も歌詞に皮肉も感じれて痛快な曲でした
ダブルアンコールでの「脳ミソ」も超爆音で大盛り上がり!!
自棄的な歌詞のダイナミックさも相俟ってロックンロールの魅力がたっぷりの最高のエンディングでした。。
曲数も30曲以上演奏してたんでそういう意味ではサービス精神にも満ちていたライブでしたね。
ありがとうございました!!!!











ブラボー
サマー記念日
サバーイ
リサイクリン
ドロ舟
無力
でいーね
3度目のキネマ
異国の扉
底なし
初夏レゲ
ベロチュー
黒霧島
赤羽ドリーミン
パーリ
体にやさしいパンク
使いのこし
脱線
さらばボディー
充電音頭
ノロマが走って行く
ハニー
日が暮れても彼女と歩いてた
サイナラ

プリリヤン
生きのばし

氷屋マイド
実験4号
新型コアラ
Yeah
焼きめし

脳ミソ







うん、
大体こんな感じだと思う
全33曲、途中の「?」は分からなかったのでそのままにしました(でも良い曲だった)
全33曲ってスゴくないですか笑
ワンマンで、
一曲一曲が短いバンドとは言え、
こんなにたっぷり聴けたのは純粋に嬉しかった。

あと、
個人的な事ですが、
小学生の頃にオリコンでイノマーさんのピーズの記事を見てピーズを知って好きになったんですけど、
高校生の頃くらいから何となく自分もピーズの歌詞に描かれている様な、
くたびれたまま何となく生きてる風な大人になるんじゃないか~とは感じていて、
実際、
そのまんまなってて(笑
いまだに独身だしやってる仕事もショボいし安定もしてないし。
でも、
逆に言えば、
そんな心境になる歳まで生きて来れたのも事実なんだよな。。とも思ったんです
そういう意味では感慨深かったし、やっぱりピーズはどこまで行っても大好きなピーズのままで。
うん、本当行って良かったし、今回ので結構お腹パンパンになった感覚もあるんですが(笑

ただ、4人体制にもなったし、音はエグいしで、全然余裕で❝今のバンド❞なんでね、
今度は5年も空けずに是非また観たいな!と思いました。
俺は有言実行派ですから、絶対にそうなると思う笑
若いメンバーも演奏しっかりしてて良かったしアビさんのギターは格別でした♬
繰り返しになりますが、
一曲目の「ブラボー」の時点で格好良かった、
のっけから民生さんネタで笑いを取ってたのも流石だったな、と(笑
はるさんは今でも自分の中の理想の大人の一人でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿