今月初頭に出た1巻目。
最近、20万部を突破したらしい。
まだ1巻且つ1ヶ月も経ってないのに20万部は結構凄いんじゃないだろうか
惜しむらくは作者の体調不良でもう何ヶ月も休載中なんですよね
なので、
収録話数は普通のジャンプコミックスの1巻と比べて1話少ない6話収録になっております
そしてこれ以降のエピソードは今現在WJには掲載されておりませんので、
正真正銘これで連載分のすべてを収録した第1巻になってます。
・・・眞藤さん大丈夫かな~。
プラスに考えれば、
この1巻さえ買っておけば、
連載再開の折にはすぐこの巻の続きから読めるので、
単行本からファンになった人にとっては都合が良いかも分かりませんね。
ちなみに表紙は描き下ろしですし、おまけページもちゃんと充実しておりますので、
作業自体は出来るっぽいのが救いといえば救いではありますね。
スタートダッシュには成功してたので、
悔しい想いもあるでしょうが、
万全の状態で是非この名作候補の続きを描いて欲しい・・・と願っております。
余談ですが、
この1巻、
「絶対に初版を手に入れたい。」と考えてましたので、
発売日当日は物凄い気合が入ってましたよね😡🔥
もし一店舗目二店舗目になくても、
必ず様々な書店を回って、
お前を見つけてみせるよ・・・!と気分は迷子になった子供を探しに行く父親のようでした←←←
ま、
地元の市原の本屋であっさり見つかったんですけど(ぉ
ジャンプコミックスの1巻目って例外なく渋るから本当大変なんですよ
「あかね噺」の時も大変だったし。。なお、自分が行った時は残り三冊で、その後すぐ無くなってました
実は読む用と保存用と2冊購入する事も一瞬考えたんですが、
「それだとルリドラが拡がらない。」という意志の元、
なくなく1冊に留めたという逸話があります
自分を褒めてあげたい(?)
・・・うん、
まだあらすじも何も記述してないのに、ここまで無駄に長いですよね(苦笑
まあ、
この漫画に関しては今現在毎週欠かさず各話感想を書いてますので、
詳しい事はそっちを読んでもらってですね、
今回はテーマ的な事を語りたいと思う。
眞藤雅興「ルリドラゴン」1巻より引用。
改めて読んで感じたのは、
❝相互理解❞が本作のテーマ・・・なのかもしれません。
本作は目的が無いようで実は「ドラゴンである自分を受け入れてもらう。」という
ある種切実かつ最大の目的があるように通して読んでみて感じたりもしました。
この1巻だと、
物珍しがられたり好奇の目を向けられたりもしてますが、
注目や気にしてはくれど本当の意味で「認められてる。」とは言えないでしょう
事実、
いきなり火を吹いてしまったルリに対して、
一緒に居るのはリスキーだと感じて明確に避ける女の子もいました(それはそれで一つの自己防衛ではある)。
それに関連して、
いつでも火を吹けるように練習したり、
ルリのバックボーンである父親に会って体質を調べようとしたり・・・
その行動のほぼほぼが先述の「ドラゴンである自分を受け入れてもらう。」という目的に向かってる気がする。
それは、
言い換えれば、
❝自分の個性を認めてもらう❞というある意味普遍的、、、
っていうかルリの母親も言ってた通り我々の本懐にも似てると言えば似てる事だったりもするので。
そういう意味だと亜人が主人公と言えど、テーマ性自体は普遍的でもあるな~とも想いました
だから、
いつか、
「ドラゴンだけど」から、
「ドラゴンだから」に変わる時を願ってますし、
他者の視線に怯えてた彼女が心から満たされる瞬間を拝みたい・・・!
っていうのが、
いちルリドラファンとしての本懐の一つではあります
だけど、それをあまり暗くなりすぎずにフラットに描けてるのも本作の利点だと思いますね。
・・・・・尊い。。。😭😭😭😭👌✨
さて、
もう一つのテーマ。
最初に語ったテーマも重要なんですが、
こっちはこっちで同じくらいこの作品の根幹となる要素かもしれません。
それは、
❝日常❞です。
・・・・・曲がりなりにも「少年ジャンプ」で連載中の漫画のテーマが、
「日常」っていうのは普通に考えると少し奇妙かもしれませんが、
本当にそうなんですよね。
ドラゴンという、
少年誌らしいファンタジーっぽいフィルターはかけつつも、
ツノを巡るズレてるワードの数々だとか、
帰宅後のカレーだとか、
嬉しい事あったからアイス2個買おう!だとか、
「一緒にJKやろうぜ!」という素晴らし過ぎるお誘いだとか、
みんなからイジられてるルリを心配するユカのさり気ない描写だとか・・・
それらの描写が本当に素晴らしい。。
例えば、
我々の日常だって、
本当に記憶に残ってるのは、
あの時母親に言ってもらった言葉が嬉しかったなぁ~だとか、
あの時のあの人の気配りが凄いありがたかったなぁ~だとか、
そういうものじゃないですか?
昨日、
オリックスの吉田正尚が9回裏二死からサヨナラホームラン打ってましたけど、
普通の人がそういう俗に言う「感無量」だとか「奇跡」みたいな体験なんて出来ない訳で。
うん、
何気ない日常の中に確かにある、
心に残る瞬間を逐一拾っていく丁寧な作劇が光っています。
そういう意味では、ドラゴンガールという飛び道具的なニュアンスはあるものの、
意外とめちゃくちゃ普遍的な楽しさや共感、感動を描けてると思ったので、
日々を一生懸命・・・・・否、一生懸命じゃなくてもいいや。
日々を生き抜いてる人々に響く作品だとも感じます
言っちゃえば「自分と他人は違う」っていうのもルリ❝だけ❞の悩みだとも思わないので。
だから多分イメージとは裏腹に感情移入もかなりし易い漫画だとも感じましたね。。
うん😃🙏(真顔&迫真)
最後に、
この作品は、
結構・・・・・キますね←←←←←
上記のカットとかね、100%狙ってるだろ!と思いつつ、
分かりやすい言い方をすれば、俗に言う性癖の開拓に繋がるようなシーンが多いです
個人的に、「性癖」って言葉自体全然好きな言葉では無いんですけど、
でも時には好き嫌いを棄てて分かりやすさを優先したくなるタイミングもあるのでね。
うん、
まあ、
サービスカットとかはほぼほぼ・・・否、「ほぼ」かな。
無いんだけど、間接的に官能を感じさせるカットやシーンも多く、
そしてそっちの方がこういう作品にはより効果的な気もするので、、、端的に書いて、
「好き。」でした(超笑顔)
その辺は、
上級者向けというか、
上級者に仕上げさせられる、というか・・・
そう、
迷わず読めよ、
読めば分るさ(追悼)
って感じですかね。色々書きましたけど、一応自分なりに整理してUPしたつもりです。
後は、「ルリドラゴン」の記事は「ルリドラゴン」のカテゴリー作って全部統一していますので、
細かい部分の語りは是非繰り返しになりますがそちらの方でよろしくお願いします・・・!
この間、
自分が頑張って書いたルリドラのレビューをきっかけにコミックス買った。という報告があり、
正直「頑張って書いて良かった・・・。」と心底感じた思い出がありました
それもまたルリドラ的ですよね笑 マジで感謝してます。
日常の、歓び。
今後もまず何に於いても「一生懸命書く。」という事を軸に於いて活動してゆきたいと感じましたね。
勿論、再開の折には、ガッツポーズしながら熱視線を送り、感じた想いも綴る予定ですので、
ルリドラファンの方は記憶の片隅にでも当ブログを置いて頂ければ幸いです。
おまけ。
おまけページの感想!
カバー下含めてラフカットが中心ですが、
ラフカットの時点で既にルリが超可愛いのが伝わって来て、
どれも非常に眼福でした・・・(笑
折り返しには集合表紙のルリの浴衣のカットがあったり(尊い尊い尊い😭)、
あとプロフィールも記述されてて、ルリの本名が「青木瑠璃」だったり新情報もあったのが嬉しかったです!
誕生日も明かされましたので、忘れて無ければ、今年のルリの誕生日にイラストでもUPしたい。
兎角、当ブログは「ルリドラゴン」をずっと応援していきます!
「ルリドラゴン」が大好きです!!!!!!!
最後に、ジャンプの表紙。
一目惚れでした。。
またいつか、❝二回目の表紙❞も飾れますように・・・。