
「天野めぐみはスキだらけ!」のねこぐち先生による新作。
端的に書くと・・・
ムッチムチなボディのヒロインを楽しむ漫画。という路線は変わってないけど、
どっちかと言えばヒロインのあまねが視点キャラでほぼ主人公?みたいなのと、
相手の男がマスコット系になったのが変化ですかね
特に、
恭介に関して言えば(前作の)学とは違って彼の思考がイロイロと読みづらいところがあるので、
そこは前作を読んでた身としては新鮮というか、逆に想像が深まるというか・・・
良い具合にマイナーチェンジされたな~って印象でしたね
勿論、
金太郎飴みたいに、
敢えて同じような作品を出す手もあったとも思うんですけど、
めぐみは相当長く続いた印象なのでやっぱりこの変化は必要だったのかなと感じますね
ちなみに未だに天野めぐみが表紙になったサンデーは保管しております
新刊とは言えスゴイ馴染み深い作風でもあったので読んでて楽しかったですよ
ねこぐちさんの作品はほのぼのえっちで癒されるというか、
セラピーみたいな感覚もありましたね笑
ただ、
天野めぐみは、
めぐみが剣道に打ち込んでたのに対して、
今作は恭介が漫画に打ち込んでいる~という、
二人の内のどっちかが何かに打ち込んでてその過程を描く、、、という
物語構成の手法は通じるものがあって前作を好きな身からするとニヤリとするとこもありました。
本作では、
大学の授業を疎か気味にしがちな恭介に対して、
ヒロイン兼主人公格のあまねが矯正させようと変なアイディアを出して邪魔するんですが、
それが結果的に功を奏して好い方向に導いてしまう・・・という実に漫画らしい展開が魅力的です
その中で、
勿論前作でも武器であったムチムチ美少女のサービスシーンもふんだんに描かれます
なんというか、時代が時代な中で攻めまくってるその精神性が素晴らしいですね
しかも、お色気も前作以上にパワーアップしてて、、、否、色気というか、
単純に画力が更に上がった気が読んでてしたんですよね
これはお世辞でも何でもなく、
実際に上がってると思います(確信)。
あまねーちゃんは良い意味でチョロそう・・・もとい男の子の願望に応えてもくれそうで、
そういう点も大好きですね、、、でも、あまねみたいなキャラの視点で物語が進むというのも新鮮ですよね
こういうムッチムチの美少女が主な視点キャラというのも中々珍しい気もするなぁ
いつか恭介と結ばれる日は来るのか?を期待しつつ、2巻以降も楽しみです♬
ただ、
1巻で最も好きなシーンは、
ちょっとベタかもしれませんが恭介が
「新人のうちから・・・これくらいの〆切り守れなきゃ・・・
プロになんて絶対なれない気がする。」と
熱く語るシーンですね
あそこは、
普段はマスコットキャラに映っている彼が、
珍しく信念というか覚悟を露わにするシーンで初見の時はグッと来て少し泣きそうにもなった。
そうそう、
天野めぐみでも、
めぐみが真剣に剣道に打ち込むシーンに感動したりとかもあったし、
多分今作でもそういう胸アツシーンが期待出来そうな予感にも満ちてて素晴らしかったです
もう一つ言うなら、
確かに❝余裕❞って一見良い事のように思えて、
気が付けば人生のロスが生じてしまう毒だったりもするから。
緑黄色社会も歌ってるけど本当に「今なんじゃない?」なんですよね
「いつか」とか、
「したいね」とか、
先延ばしの観点では絶対に辿り着けない領域とか結実ってあるから(経験則から断言)。
そういう意味ではある種のメッセージ性も感じる1巻でも屈指の名シーンでした
なんだかんだあまねも恭介の夢を要所で後押ししちゃってる点も、
読んでて微笑ましい部分ですよね・・・笑
尚、
個人的に一番性癖に刺さったのは163ページ1コマ目のあまねのお尻です🥴
っていうかビキニアーマー自体が秀逸ですよね、、、笑
恭介のデレというデレがほぼ無いだけに、
いつか見れるのにも期待・・・
って、
本当のびしろ凄そうな作品ですね!既に面白いけど、本当のびしろしかないわ。。