本当は私、君と余裕綽々で笑い合いたいの
夢の中じゃ上手にできてたのに
結構・・・
イメージしてる自分の立ち振る舞いと
現実での立ち振る舞いってかなり違うもんで、
もっと言えば伝わって欲しい気持ちと
実際に伝わる何かにも正直ズレがあると思うんです
その噛み合わない気持ちを歌っていると感じる楽曲で、
曲調としては・・・
なんでしょうね
ラップではないと朝子さんは否定してましたけど(笑
ちょっとラップっぽいですね まあ、おしゃべりに近いのかな
Aメロは全部ほぼ語りで仕上がってるのでかなり異色な曲だと思うんですが
その割にはポップで、かつ、沁みる、、、っていう絶妙なナンバーに仕上がってると感じます。
でもこの曲はね、
一言で「後悔」の歌ですよ
なんであの時もっと上手くやれなかったのか、
なんであの時もっと上手くコミュニケーション出来なかったのか・・・っていう、
結構・・・いや、かなり(良い意味で)未練がましい楽曲になってると思いますね
好きな人と一緒に居れなかった
好きな人に気持ちが伝わらなかった、っていう
その上で、
あなたの目に映ってた自分はどういう異性だったんだろう。ていう・・・苦悩ですよね
コミカルなタイトルと曲調とは裏腹にかなり無念な想いが滲んでる曲だと聴いてて感じますね
でも応用すれば多分色々なパターンに当てはめられるとも思います リスペクトしていた誰か、とかね。
正直な話、
この曲の主人公の自信の無さだったり、
それでも誰かに執着する気持ちだったり・・・っていうのは痛いくらいに分かるので、
半ば自分の歌みたいに聴いてしまう節もあったりします
特に、
冒頭に挙げた歌詞・・・
「本当は」~こうだったのに。っていう妄想にも近い後悔の念は愚かしいけど共感してしまう
好きだった、でも、色々と上手くいかなかった、いかせられなかった、あ~もう!っていう
中々器用に人生を運べない自分自身に向けての怒りとかもあると思うんですよね
そういう事を考えてる時点で負け犬な気がするんですけど、
逆に言えば、
だからこそ聴いていて感傷的になれる楽曲だとも言えると思います
未だにそういう昔の後悔に引き摺られてる方には是非聴いて気持ち泣いて欲しい楽曲ですね
そうそう、
最後の「たくさん間違っちゃったもんね」っていう、
あの歌詞も聴いてて泣きそうになるんだよな・・・
泣きそうになるって事は、
人生の運び方が下手って事なんだよな(笑
ちなみにこの曲、
得したいから君と~の所がちょっと野田洋次郎っぽくて好きですね
そして失敗談を歌にしてる曲なのに間奏がやたら格好良いのも面白いです(笑
ラップっぽいとか書きましたけどバンドアレンジ的にはとてもロックしてる曲でもあります。
尚、いつも記事はツイッターで宣伝してるんですが、
この曲に関しては若干自分の恥ずかしい過去を語ってる気がするので
敢えて宣伝しません、、、でも、個人的には上手く行かなかった過去に憤っている、
そういうモチーフの楽曲自体が少ないのもあってめちゃくちゃ大好きな一曲ですね。よく聴いてます。