読書と追憶

主に読んだ本の備忘録です。

初夢

2008-01-01 22:46:28 | 日記
おせちを作りながら朝生を最後まで見たが、「年金問題」「テロ特措法」「防衛省の利権」「サブプライムローン問題」など昨年の総ざらえといったところだった。私は朝生を寝ないで最後まで見れることはほとんどなかったのだけど、今日は眠くならなかった。田原さんがときどき、一般人にもわかるよう微に入り細を穿った質問をするのがまどろっこしかったものの、いろんな人が違った角度から発言するのがおもしろく、わかりやすかった。感想は省略。

姜 尚中さんは声がすてきだと思った。(いろんな人がそれをオバさん受けするスタイルだとやっかみ半分に書いているが)低い声で静かに話していても明瞭に聞き分けられて、いつどこで聞いてもすぐにわかる人なのだ。たとえば郵便局で振り込みをしているとき、誰かに話しかけられた気がしてびっくりして振り向くと、壁際のテレビで姜さんが漱石の作品について話をしていたなどという具合に。
で、姜さんが政権交代をしなくてはいけないとおっしゃっていたから、まあ次に総選挙があったら民主党に入れよう。とにかく一度民主党にやってみてもらわなくては何事も始まらないと思った。

今年もあまりよい年になるような気がしないと思いながらその後少し寝たら変な夢を見た。「ちりとてちん」に出てくる徒然亭四草さんがしゅるしゅると音もなく近寄ってきて、「算段の平兵衛」とささやく。「なんのこっちゃ!」と私が言うと「算段の平兵衛が今年のキーワードですよ」と意味ありげな表情をするのだが私はさっぱりわからない。起きてからも、もちろんわからない。私は四草さんのことは別にファンでもなんでもないし、どちらかというと陰険なタイプの人は苦手だ。それに算段の平兵衛というのは死体をあっちゃこっちゃやって儲けるあくどい男の噺じゃなかったっけ?それがなんで今年のキーワードなんだ?これが初夢とは情けない話だ。ホント、あんまりよい年になりそうもない気が・・・

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