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日本人の主食、お米からセシウムを検出

2011-08-22 22:25:09 | ニュース
東京電力の福島第一原発事故は、一向に収束の気配を見せない所か、メルトスルーが進行して更にヤバい状態になっている様だ。
放射性物質をバラ撒き続ける状況を危惧する声が多い中、汚染牛の出荷、全国で1100頭以上で書いた「汚染牛」、イオン等で基準値超える野菜販売で書いた「汚染野菜」、福島県、3種類の魚からセシウムを検出で書いた「汚染魚」と、我々の食生活を脅かす様な事実も発覚し、そして遂に日本人の主食である「お米」からもセシウムが検出されたのである。

茨城県は19日、鉾田市で収穫前の米から1キロ当たり52ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表、米から放射性物質が検出されたのは全国で初めての事。
県によると、16日に鉾田市内の3ヶ所から収穫前の米を採取して検査した結果、2ヶ所からは検出されなかったが、1ヶ所から放射性セシウムを検出、暫定基準値(規制値)を下回っているので問題は無いとしている。
米からセシウムが検出される可能性は以前から指摘されており、放射能汚染地域での作付けに付いて、疑問視する声も多かったのだが、不安が的中したみたいだな、悪い予想ばかり的中。

米の流通に付いて書くと、農家が収穫した米をその地域のJAが集荷し、JAから米を扱う流通業者に流れ、スーパーや米店などの小売業者の店頭に並ぶと言うルートが基本だったのだが、2004年に食糧法が改正され、最近では別のルートも増えている。
農家が卸業者に直接販売したり、インターネットでの通信販売で消費者に直接、届けたりしている様だ。

消費者に販売される米は、JAS法に基づいて「精米年月日」や「産地」が表示され、産地は都道府県名まで記載する事が法律で義務付けられている。
昨年10月に米トレーサビリティ法が施行されてから、米業者は取引記録を保存し、産地情報を取引先に伝える事も決められ、問題が発覚した場合には、その取引記録で追跡調査し、違反した業者が罰せられると言う。

しかし、2008年には農薬に汚染されたベトナム産の「うるち米」が、食用米として転売される事故米騒動があった、この米トレーサビリティ法が本当に機能するのかどうか疑問視する専門家もいる。
実際に福島在住の食品ジャーナリスト・吾妻博勝はこんな現場を目撃している。

「先日、福島県産の米を扱っている県内の卸売業者の店舗に行ったんですが、どういう訳か店内に『新潟産』と書かれた米袋が大量に積まれていたんです」
福島の業者は新潟産と書かれた米袋を使って何をしようとしているのか?。

それを探るヒントは、複数の産地や品種が混ざっている「ブレンド米」である。
JAS法で、産地表示が義務付けられているのは「産地」「品種」「産年」が同一の米のみと言い、ブレンド米に付いては、何と驚く事に「国産米」か「輸入米」かを記すだけで良く、都道府県名の記載は任意となっていると言う。
あくまでも推測だが、福島の業者は新潟産の米と混ぜて販売しようとしているのか?、はたまた福島産の米を新潟産と書いた米袋に入れて・・・。
何れにせよ、消費者を裏切る様な真似だけは、止めて欲しいものだな。では。

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【ネッタイムス・東坊京門・作】

フジテレビ偏向報道への抗議デモ

2011-08-22 14:07:20 | 様々な話題
今回は、本日8.21フジテレビへの抗議デモの続報と言う事で。

8月21日午後、東京お台場の青海北ふ頭公園に、フジテレビの抗議デモに参加する人達が長蛇の列を作った。
フジテレビの「韓流偏重」に抗議するデモは、日の丸やプラカードを掲げた参加者が集い、公園では「Get Back Japan」と記されたバッジが参加者に配られたが、用意された1600個は間もなく底を突いたと言う。

予想以上の参加者の数に「ここまで来るとは思ってなかった」とデモを企画した「フジテレビ抗議デモ実行委員会」のメンバーも驚きを隠せない。
動画サイトによる生中継には、デモ開始前から2万人の視聴者が集まり、最終的には10万アクセスに達し、ミラーサイトを含めると更に多くの人達が中継を見た事になる。
ツイッターにも数多くのコメントが寄せられた模様。

参加数の正確な実数は不明だが、主催団体代表によると約6000人。
しかし、デモに参加した人達によれば、もっと居た筈だ。との事で、一説によると1万人は超えている。との話もある。
主催者がマイクで「多くの人が集まってくれて有り難いです」と感謝すると、拍手が沸き起こった。

俳優・高岡蒼甫のツイートに端を発した今回の抗議活動だが、8月7日にはお台場に2500人(主催者発表)が集結し、「韓流ごり押し反対」の声を上げた。
この時はデモの許可を得ておらず「散歩」と称していたが、21日のデモは主催者が、東京都公安委員会からのデモ許可証をネット上にアップして「正当性」を強調、参加を広く呼び掛けた。

集合場所には海外メディアの姿も見られ、デモ主催団体は「1000人集まってくれれば成功だと思っていました。これだけ大勢の人に共感して貰えるとは」とコメント。
実は主催者側は、デモに先立ってフジテレビに「偏向報道」に関する抗議文を提出しようとし、フジテレビに接触したのだが、「抗議されるいわれは無い」と文書の受け取りを拒否されている。

主催者代表は「近日中に、公開質問状という形でインターネット上にアップする予定です」との話。
フジテレビも抗議文を受け取って「ご意見を賜ります」ぐらい言えば言いと思うのだが、余裕が無い証拠なのだろうかね。
フジテレビの上層部はデモを受けて、緊急対策会議なるものを開いたとの話もあるのでピリピリしているのは間違いない様だ。

フジテレビが一番恐れているのは、この一連の抗議がスポンサーに向かう事で、実際にスポンサーの一部には、日本人から蛇蝎の如く嫌われているフジテレビから離れると言う噂もある。
まぁ、あれだ。今回のデモは成功と言える内容なのだが、このデモに付いて日本の大マスコミはスルー状態。
予想された事とは言え、事実を事実として報じず、都合の悪い事は伝えないと言う姿勢は、マスコミとして自分の首を絞める事になると思うのだが、マスコミは判らないのだろう。では。

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