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福島県、3種類の魚からセシウムを検出

2011-07-14 00:50:23 | ニュース
福島県は13日、いわき市沖で取れたヒラメとババガレイ、コモンカスベの3種類の魚から、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表。
県内の漁業協同組合は漁を自粛しており、出荷される事は無いと言う。
県によると、検出したセシウム量は、ヒラメ760ベクレル、ババガレイ720ベクレル、コモンカスベ920ベクレルで、何れも同市沖の水深10~20メートルで取れたらしい。

福島産の食品から次から次に放射性物質が検出されている訳だが、魚の検査自体も疑問符が付く様な方法なのは御存知だろうか?。
検査方法は、先ず包丁を用意して身の部分と骨を切り分けます、そして身の部分をゴシゴシと水で洗ってから検査するって話。
まぁ、「魚の三枚下ろし」って奴だね。って、料理をするんじゃ無いんだから。

検査は、魚にしても、肉にしても、野菜にしてもゴシゴシ洗うのがポイントと言う事。
ゴシゴシと洗えば、放射性物質が検出しにくいとでも思っているのか知らないけど、そんなんで大丈夫なのかと小一時間、説教したくなるよ。
東京電力の福島第一原発事故は、収束の気配を見せておらず、現在も放射能汚染は進行中。

既に大量の放射能汚染水も、ジャブジャブと太平洋に垂れ流している状態だから、魚から放射性物質が検出される事は当たり前田のクラッカー。
魚のみならず、肉や野菜、牛乳も放射能汚染されている現状を鑑みると、それらの飲食物を流通させて良いのかと言う問題に行き着く。

東電は、さっさと生産者に賠償金を支払い、生産者が飲食物を流通させない体制を作らないと駄目だな。
放射性物質入りの飲食物を食べて、被害を受けるのは消費者なのだから、迅速な対応を望みたいもんだ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】