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汚染牛の出荷、全国で1100頭以上

2011-07-21 00:01:58 | ニュース
今回は、福島県産の牛、全頭検査を検討汚染牛問題、被害拡大の関連エントリ。

岩手県は20日、一関市と藤沢町の畜産農家5戸が肉牛に餌として与えていた県内産の稲わらから国の暫定基準値(1キロ当たり300ベクレル)を超える583~1万2984ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表。
福島、宮城両県内に続き、福島第一原発から約200キロ離れた岩手県内でも、セシウムに汚染された稲わらが確認され、県内の全農家に稲わらの使用禁止と肉牛の出荷自粛を要請した。

県の発表によると、両市町の5戸から19頭、別の7戸から62頭の計81頭が、3月下旬から7月中旬に掛け県内の他、東京都や神奈川県に出荷され、汚染された稲わらを与えられていた可能性があると言う。
また、静岡県富士宮市の肉牛農家1戸が保管していた宮城県登米市産の稲わらからは、換算値で規制値の約7倍に相当する2132ベクレルの放射性セシウムが検出。
県によると、この農家からは3月11日以降、県内や大阪府、愛知県に計148頭が出荷されていた。

汚染の疑いのある肉牛は、この他にも宮城県内で約200頭、新潟県内で約50頭出荷されていた事が判明。
全国での出荷頭数は1100頭以上となり、一気に大台を突破した訳だ。
どんどん被害が拡大して、収拾が付かなくなって来た様で、こうなれば全ての汚染牛の流通経路を追っ掛ける事は不可能じゃないか?。

政府や自治体の遣る事が全て、後手後手に回っている状態。
無能な為政者の悪政で、何時も被害を受けるのは国民なのだから、腹を括って物事を進めて欲しいもんだ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】