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福島第一原発で毎時10シーベルト以上を計測

2011-08-04 01:05:14 | ニュース
東京電力の福島第一原発の1・2号機の原子炉建屋の間にある屋外の排気筒付近で1日の午後、これまでで最も高い1時間当たり10シーベルト(1万ミリシーベルト)を超える放射線量が計測した。
東京電力によると、毎時10シーベルトを超える極めて高い放射線量が計測されたのは、1・2号機の原子炉建屋の間にある排気筒の底を通る配管付近で、1日午後に東京電力の社員が棒の先に付けた線量計で測定し判明。

この場所は7月31日に特殊なカメラを使った観測で、異常に高い放射線量が出ている事が判り、1日に詳細な計測を行った所、毎時10シーベルトの計測されたと言う。
また、計測した作業員が、最大で4ミリシーベルトの被曝をしていた事も判明し、改めて東電の杜撰な管理体制を問われる事実が判明したのである。

10シーベルトと言う数値が、どんなに酷い状態かと言えば、世界の空間線量の基準は1ミリシーベルト、日本の空間線量の基準は20ミリシーベルトだから、10シーベルト(1万ミリシーベルト)と言う数値を計測した福島第一原発が、どれ位、危険な状態であるのか判ると思う。
そんな福島第一原発から、既に大量の放射能汚染水が垂れ流されている。

海産物の放射能汚染に付いて言えば、汚染されたプランクトンを小魚が食べ、その小魚を中型魚が食べ、それを大型魚が食べる。
この食物連鎖の過程で、より濃縮された放射性物質が魚の体内に蓄積されて行く訳だ。
プランクトンは微生物だから、少量の放射能汚染でも影響が大きい筈だ。

そのプランクトンから食物連鎖で大型魚も放射能汚染されるのだが、大型魚に影響が出るのは時間が掛かると言われている。
しかし、その大型魚からも放射線物質が検出されたとの話も有るし、今後も関連の情報を注視しましょう。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】