ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

集中力低下につき。。

2018年03月01日 | 日記
 時々、lecturerであまりにも熱情が過ぎるのか、二時間の講義時間で休みを入れずに講義をする人がいます。生徒側としたら、小難しい話を真剣にしかも英語で聞いているので大抵一時間を過ぎるころには集中力が続かなくなってきて疲れがにじみ出てきます。そしてあと5分したらブレイクかなとかそんなことを考え始めるのですが、一たび、休みを欲し始めるともうそれにしか心が向かなくなりひたすら休み時間を夢想し始めるます。

しかし、5分経っても10分経ってもlecturerのパワーポイントを繰る手の動きに止まる気配がないときは、もしかしてノンストップなのかな。。と心に暗雲が立ち込めてきます。今日もそんなlecturerの講義を受けていて、明らか周りの生徒たちの集中力低下も手に取るように感じ、携帯に手を伸ばしてみたり、首を左右にひねってみたち、リュックのチャックを開けてみたり落ち着かない動作が目立ち始めます。そしてついにlecturerの動きと講義が15分を過ぎても止まらない場合は、諦め体制に入り、気を引き締めてあとの一時間を聞くに堪える体制を整える努力をし始めます。

 以前にストレス緩和の本で読んだのですが、休憩を取ることはとても大事なことで、あの名高いウェストン・チャーチル首相もあの高齢の中、第二次世界大戦の指揮を取れたのは、事前に疲れる前に休んでいたからだと書いてありました。あとは、仕事の合間の無駄口はちょっとした気分転換になったりしてその後の効率も上がるそうです。熱意のありすぎるlecturerはぜひこのチャーチル首相の手法を取り入れてほしいと思います。

 さらにときどき授業時間が終わっても講義をし続ける熱情lecturerもいるのですが、あれもどうか授業時間内で終わらせてほしいと切実に思います。集中力の著しい低下でもう何も記憶に留められない境地です。

授業

2018年03月01日 | 日記
 周りの生徒がストライキの影響で授業がないことを残念に思っている中、そんなことはちっぽけも感じてない私がいて、けれどもうそろそろこれを公然で言わないほうがいいかなと思う今日この頃でもあります。

 そんな中、今日は珍しく授業があり行ってみたらいつもの教授先生ではありませんでした。彼女はインドへ行ってしまったらしく他の先生が代行ということでした。おかげでいつもの授業よりも楽しくよかったなというのが私の素直な感想だったのですが、それにしてもストライキと共に海外に飛び立つという西洋人の感覚は日本人と違います。日本人ならたとえ一回の講義でも他の人に任せて自分はお遊びの海外に行くなどということは責任という観点からできないと思うのですが、こちらの人はそんなことにはお構いなしです。ストライキ中も強制授業廃止はできないので、たいてい今回の主張である年金問題に関係のない外国人の先生は授業を決行するのですが、たいてい西洋人の先生はあっさりお休みです。


雪。

2018年03月01日 | 日記
 珍しくロンドンに雪が降りました。
脆弱な公共機関は東京と同じで電車や飛行機がストップしたらしいです。

 雪が見たくて、近所のカフェに閉店まで粘りながら、ガラス越しにぼーっと降り積む雪を見ていたら、突然クラスメイトのフェイフェイが現れて目の前の席に座りました。China townの帰りだそうでたらふく中華を食べたそうです。それから一緒に寮まで帰って、その後、同じくクラスメイトのキーラに借りていたリサーチのための漢字ドリルを返しました。

 フェイフェイに会う前は、同じカフェでフラットメイトのMに偶然会い、雪だるまの部位の数について話しあいました。アメリカとイギリスは丸い玉を三つ作るそうで日本は二つだと言ったら、胴体はどこ?と言われました。四つの場合もあるのかもしれない、その時は四つ目は何を意味するのだろうと言い合いました。

 その前は同じリングイスティックスのクラスメイトとカフェでお茶をして、私のお気に入りのシーラという名前はこっちでは保険会社のキャラクターに使われていたオバサンを彷彿させる名前だと知り少しショックでした。

 最近クラスメイトをはじめ人の輪ができてきたのが嬉しいです。