ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

2014年05月23日 | 日記
ペルミにもとうとう春がやってきました。
本当はすでに昼間は30度を超えているので夏といってもいいかもしれません。
このウラル地方のトリッキー気候には手を焼かされます。

4月に雪が降っていたと思ったら、5月には夏到来です。
サンクトペテルブルグも同じで、5月の頭に冬用のコートを着て観光していたのに、今は夏の気候だそうです。今日の授業で「ロシアは変な気候だね」と言ってしまいした。

それでも、身も心も軽くなるとはこのこと。長い冬の後で開放感いっぱいです。
授業が終わる夜9時でも外は明るいままです。もうすぐ白夜際です。
人々は外のベンチでビール片手に談笑し、子どもたちも夜遅くまで遊びまわっています。
私も冬の間の張りつめていた気の糸が、ゆったり緩んで安心感いっぱいに過ごしています。

6月はペルミの大きな広場で白夜際が開催されます。
今年は各国のテントが設けられ、世界がテーマです。
日本人街も作られ、私も主催者側に回ります。
また直前にプランを決めるロシアのこと、何を具体的にするのか知りませんが
あの解放された人々の雰囲気の中に身をおけることが嬉しいです。