ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

2019年02月26日 | 日記
 こちらは2月12日のLondon Bloomsbury界隈。
文化の香り漂うブルームズベリー地区は、ヴァージニアウルフをはじめ、イギリスの知識人からなるブルームズベリー・グループが活動していた場所でもあります。テキストをいっぱい詰めてリュックを背負った各国の学生が行き交う大学町でもあります。
 
現役の頃、生活圏内と言えばほぼこの地区がすべてで、無意識のうちに勉強から一息つける場所ばかりを見つけました。素敵なカフェの数々、マリア像と対面するベンチ、リスが活動する公園、古本屋、裏寂れたパブ。夏に弟が訪ねて来た時に、一番、自分に身近なスポットばかりを案内していたら「全部、癒しスポットじゃないか」と言われました))
 
 先日、久しぶりにこの界隈の公園へ足を踏み入れたら、一足先に春を見つけました。紫のライラックと黄色の水仙が元気に咲いていました。季節は廻って、また春が来たのだと思いました。