ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

ダンスの効用

2018年06月28日 | 日記
 Lindy Hopのダンス教室へ行ってきました。Beginnerコースです。ずいぶん前に友達に勧められ、それからようやく重い腰を上げ当時住んでいたサンクトペテルブルクのダンス教室の扉を叩きました。すごく楽しく、ステップを踏むたびに脳内でハッピーホルモンのセロトニンが創出されたくさんの友達ができることもわかりました。それを知っていながら、ロンドンに来てもうすぐ一年にもなろうかというつい先日ようやくダンス教室を探し当て訪れました。やはり楽しく、くるくる変わるパートナーとステップを踏むたびに失敗しても成功しても笑顔になれるこのダンスの効用は素晴らしいと思いました。

料理の効用

2018年06月25日 | 日記
 煮物が食べたい、という思いつきが頭を巡ってついでにから揚げも作ることにしました。ゆっくり時間を置いて煮物を煮、味が浸透していく様を見届ける時間と、あのから揚げを揚げるジュワッと油が沸き立つ一瞬の高揚の瞬間のどちらもリラックス効果があるような気がします。笑

怠惰な日々。

2018年06月25日 | 日記
この一週間はゆっくり休めました。例によって友人はさっさとアムステルダム10日間の旅を決行し、その楽しんでいる旅の模様が度々FACEBOOKに上がっているのとは反対に、私は寮の周りをウロウロ、芝生で寝たり本を読んだり、仕舞いには部屋を出るのも億劫になり外は晴れてお天気だったのにもかかわらず、ぐったり寝転んで映画を観たりしていました。映画を観終わらないうちからいつの間にか寝入ってしまい起きたらヨーロッパの初夏の夜もようやく暗くなっていてお腹がすいたと思うのですが、なかなかスーパーに行く決心もつかないようなそんな怠惰な日々でした。

こんな怠惰になる前は、どうにかLinguistics Spiritのようなものがまだ残っていて論文を読まなければならない、とか章立てをいつまでに終わらせなきゃいけない、とか頼まれている翻訳もしなくてはいけない、というIdeasも頭にあったりしたのですが、ある日いつのものように学校へ行き図書館の机に座りとりあえず何かをこなそうと思うのですがものすごくぼーっとしてしまい、すべてがふいに自分から遠のくような感覚におそわれました。急に何も手につかなくなり、カフェに行っても何にも集中できない苛立ちのようなものすら湧いてきました。ひと段落したからやはり休暇に行こうかなどと考えるのですが、それすらいったいどこへ行けばいいのか、行った先で何をすればいいのか、自分が美術館などを巡る図を思い浮かべたらそれ自体とてもできる気力がないような気がし、けれど何かRelaxしなくてはいけない変な焦りのようなものを感じ、とりえず次の日はロンドンのZone3にあるZone1から一時間で行けるChiswick House and Gardensを訪問してきました。Chiswick邸を見学し、Chiswick一家の歴史を知り、庭園を一通り散策し、結局はその池の見える庭で昼寝をしました。

疲れて帰り着きその夜からもう無駄にいろいろactivateしてなくていいんだと思い直し次の日から部屋にこもる日々が何日か続きました。食事を作るのも面倒で決死の思いで出向いたスーパーで買ってきたスコーンにたっぷりクリームを塗りそれを夕飯代わりに食べていました。暗い部屋で映画を観ながらスコーンをウィスキーで流し込む一人の時間に幸せすら感じ次の日も寝たいだけ寝ようと決めました。

試験

2018年06月10日 | 日記
 5月の全人生を試験のために費やしました。寝ても覚めても試験のことばかりが頭を回っていていつも頭が緊張状態でした。
私は全部で3つ試験がありそれでも言語学の中では多い方で、他の学部は6つあったりしてどうやってManageしたのか聞いただけで涙目になりました。
 一つ試験が終わったらぐったり疲れ三日間、寝たきり状態となりその後、体力気力を取り戻して次の試験の準備に取り掛かるという感じです。過去3,4年分の問題はダウンロードできるようになっているのですが、その過去問を見てまず質問の意味がわからないというところから始まり、その質問文の中に入っている論理を一から紐解いていくという状態からスタートします。とりあえず、インプットしないとアウトプットできないということで、一つの論理を頭に叩き込むのにクラスメートに教えられた文献を3,4時間かけて読み、また次の論理を頭に入れていくということの繰り返しでした。部屋にこもって1日16時間勉強しました。狂ってしまうかと思いました。もう誰にも私の口からは大学院行きを薦められないと本気で思いました。笑