笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

笛の会

2005年07月26日 12時23分40秒 | Weblog
笛をはじめて784日目。

 日曜日の夜は、所属会「豊会」の総会、懇親会でした。昨夜は、日曜日稽古が出来なかったので、夕食が頑張って一時間吹きました。同じ所を繰り返し、繰り返し。

 そう言えば、総会の席上、保存会の新会長からのご挨拶で、「笛というのは、毎日稽古して段々上手くなるというのではなく、毎日稽古してある日突然、ふとしたきっかけで上手くなる」と話されました。毎日、毎日稽古していて、上手くなってないとか、進歩がないと思っても、毎日やるということは、そういうきっかけの基礎となるということでもあるそうです。なるほど、頑張らなくては。

 懇親会では、25名ほどの参加がありました。若い人が少なく、いつも同じメンバーとなってしまうのが少々寂しい気がしますが、懇親会に出ると、色々な人の話が出きるので、私は好きです。
 私のように40歳を過ぎてから笛を持つというのは、あまり前例がありません。だいたいが高校生や20歳前後で笛を持ち始める人がほとんどです。でも、中には20代後半とか、消防団を終えてからという人も何人かいました。私の年代となると、すでに20年選手は大勢いるわけです。
だいたいが、会に所属するとその会で通しますが、先日お話しした兄弟子は、最初他の会で教えてもらってから、しばらく消防団活動の為に中断、再会したときに今の会に入会したそうです。そのような方も、何人かいますが、要は、今の会は大変厳しいですし、保存会への入会も義務づけられ用事もありますが、でもやはり正当派の流派ということもあるでしょうし、ないよりしっかりと笛の技術を身につけたいという思いがあります。

 私も、どうせ習うならしっかりと習いたいと思ったし、たとえば、祭り好きな人に、「笛は誰に教わっているのですか?」と聞かれたら、今の会、今の師匠なら、誰もが納得するでしょう。だからこそ、毎日稽古して上手くならなくてはいけないのです。

 台風が近づいて来ています。今晩は、千葉から先生をお迎えしての勉強会です。何も、こんな時に台風が来てくれなくても良いのに、なんて思ってしまいます。

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1 コメント

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応援します (勿忘草)
2005-07-26 15:54:34
習い事というものは根気が要るものですね。

僕も過去に様々な習い事をしました、今思えば、もっともっと続けていればよかったと思うものばかりです。

仰るように、習い事は蓄積があってある日突然それが花開く、教えられた経験、教えての経験からそう感じます。

習い事に遅いということはありません、若い人に負けずに精進して下さい。

台風そちらはいかがですか、少しそれてこちらの関東地方に来そうですね。

お気をつけ下さい。
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