笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

稽古日

2007年09月13日 18時43分35秒 | Weblog
笛をはじめて1561日目。
 昨夜は、稽古日でした。7時半からですが、一端自宅に戻り着替えて行ったので、少し遅刻してしまい、太鼓はすでに兄弟子が縛り終えていました。
 集まりも良かったので、すぐに稽古が始まりました。最初は「屋台下」から。私を含め弟弟子も二人いたので、最初は3人でふきました。勿論後から習い始めたとはいえ、後の二人の方が私よりもずっと進んでいます。最初は良かったのですが、他の人の吹くのを見て、色々と考えていたりしたら、指を間違えるし、太鼓と合わなくなってしまったりと、全くもって進歩がありません。但し、人の吹いているのを見て参考になったので、自分のも修正しなくてはいけないことを見つけたので、少しは発見がありました。

 8時半すぎに太鼓を止めて、一端稽古を注ししました。会長から残りの時間は、手古舞についての勉強をするといわれ、昨日は指導員から、「岡目」さんの踊りについて、みんなで勉強しました。
 「岡目」さんは、基本的に小学生の女の子が踊るので、保存会の会員は踊ることは無いのですが、子供達に教えるためにも全員が知っていた方が良いとのことで、全員で勉強しました。
 まずは、座って構えているときは右手を上に置くとか、鈴の房は「紫」を上にしておくとか、立つときは右足から、ちなみに男の子の踊る「ひょっとこ」等は左足から立ち上がるそうです。太鼓に合わせて足を運ぶとか、今まで何気なしに見ていたことですが、一つ一つの動きに意味があり、またその動作一つ一つが大切であることがわかりました。昨日は、まだほんのさわりだけでしたが、これから稽古の度に少しずつみんなで勉強していくと思いますので、しっかりと覚えて、地元に帰ったら伝えて行きたいと思います。

 それにしても、色々な事が奥が深いです。しかも、保存会に入れてもらえなければ勿論なかなか教えてもらえないこと、笛の稽古も厳しいのですが、厳しい中にもこうして色々な事が勉強できるので、保存会の一員として、皆さんの足手まといになってはいるのですが、頑張っていきたいと思いました。
 笛の稽古も、以前に増して指導員の兄弟子が色々と指導してくれます。しっかりと正しい技術を身につけていきたいと思います。

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2 コメント

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Unknown (レ・バンナ)
2007-09-13 20:43:08
地元では兄貴格の禰里吉さんでも・・・(@_@。
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幅広く (勿忘草)
2007-09-14 15:57:56
禰里吉さんの幅広い好奇心に
感心しています。

どんなことも、その世界に入ってみると
奥深いことを知り、
日々の努力の重要性を感じます。

禰里吉さんの笛の稽古も
日々の努力の上に成り立っているのですね。

また聞かせていただける日を
心待ちにしています。
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