被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

3月26日 炊き出しの様子

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
300人が避難生活をしている栗林小学校。
普段の食事は、地域のボランティアさんが握ってくれるおにぎりです。
一度に300人分のご飯を炊くことが出来ないため、
地域の方たちがおにぎりを手分けして握っています。

今日は、自衛隊さんがご飯を、私たちが豚汁を炊き出しすることとなりました。
300人分の、肉を切り、人参、ジャガイモ、こんにゃくなどを刻みます。
場所がないので、煮炊きは外にプロパンを配置しておこないました。
皆さんには、体育館で待っていてもらい、トレーに乗せて配膳しました。

 ※ボランティアさんが体育館に運んでくれます。

食事の際には、地元出身でもある柏崎が挨拶をさせてもらいました。
皆さんからは「久しぶりの温かい飲み物だ」と喜んで頂けました。


荒井

北海道小袋プロジェクト「from Hokkaido」

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
北海道小袋プロジェクト「from Hokkaido」をスタートさせました!!

第5陣の宮本隊の車には、袋に入りセットになった小物達が積みこまれています。

全国から大量の物資が集まり、どこ(誰)からの物資・心 が どこ(誰)に届くかわからない状況になっています。 それをわかりやすくしたいと考えた末のプロジェクトです。

北海道の人々からだとわかるようにセットし、釜石の鵜住居・片岸地区で被災に合われた方々に届けます。

被災地には日々大量の物資が搬入されています。せっかく送られた衣類も結局は利用されず、過疎地に都会から来たゴミとして大量に残るという、残念な結果にもなりかねません。

搬送状況は日々改善されています。食糧や寝具、衣服など当面のモノ達はそろい始めています。そして、避難所はどこも物資段ボールでいっぱいなのです。被災者は届いた物資を個人で所有するにも収納するケースがない、袋がないのです。また大量の物資を保有・保管できない現状も出ています。

さらには、被災現場から遠い地への避難移動も始まっています。今はガソリンが手に入りませんが、それが手に入るようになると、駅まで送迎できる車は数多くあります。
だから、ガソリン燃料が行き渡れば、もっと多く他地域への移動が始まるかもしれません。ですから、モノが多くては困るという潜在事情もあるかもしれません。

そこで、「一家にひとつあったらいいモノ」が入った小袋を作ることにしました。

子育て世代を支援する社会事業を展開する「のこたべ」の平島さんグループと協働し、爪切り、クリーム、小さなポリ袋など小物ばかりを詰めた袋を用意しました。袋その物も収納袋として使えます。大きめな手提げタイプの袋は、北海道観光振興機構さんが提供してくださいました。そこに、あまり目立たないような控え目に「北海道」の名前が入っています。



この協働プロジェクト第2弾は、学童用品。

宝島旅行社の鈴木さんに協力を頂き(株)三好商会さんに集めて頂いています。 被災地の学校はもともと春休みです。そして、子ども達は急速に疎開的に移動しています。都会や他地域の知り合いや親族を頼っているのでしょう。

であっても、地域に残っている子ども達がいます。その子達へのお見舞いとして配布します。このセットには、黒松内町の子ども達からの激励のメッセージを入れます。

高木

被災地児童の長短期の滞在受入れ

2011年03月26日 | 現地活動拠点後方支援
北海道黒松内町にある、私(ねおす理事長・高木晴光)が事務局を務める黒松内町山村留学協議会では、避難・疎開を希望する児童の中長期の受け入れを行います。

現在のところ、黒松内ぶなの森自然学校と地域農家さん等を里親として、5名前後の受け入れは可能です。

被災者の皆さんにおかれましては、滞在費用につきましては、黒松内町が資金的支援を表明しておりますので、まずはご相談ください。

なお、既存の山村留学制度につきましては、下記HPをご覧ください。

http://www.d2.dion.ne.jp/~buna_ns/

お問い合わせは、NPO法人ねおす    011-615-3923 
または、
        黒松内ぶなの森自然学校 0136-77-2012

高木

苫小牧よりレポート 第5陣乗船しました。

2011年03月26日 | 地域社会起業育成支援
本日19:30苫小牧発秋田行きのフェリーに乗って
第5次隊が出発しました。

皆様よりお預かりした数々の道具や、スタッフの生活に必要な食料を
手早くしっかりと積むことができるように、あらかじめ丁寧に準備します。

どなたから、どんなものを、何のためにお預かりしたかが
しっかりと分かるように、マジックやガムテープを駆使してラベリングしていきます。
一つ一つのお預かりものがしっかりと届くよう、丁寧に丁寧に。


今回は函館ではなく、苫小牧校(東港)発です。
日本海を回る大きなフェリーですね。
長い船旅になりますので、船内に持ち込む手回り品も増えます。

宮本隊長ひきいる第5次隊。
ねおすスタッフ高橋、ほっしー、大熊、そして環境NGO ezorockの草野さん、まるちゃん、まかさん、みどりさん
有機栽培の食材をたくさん持ってきてくださった、石狩のはるきちオーガニックファームさんとの合同隊です。
いよいよ協働型支援活動の始まりでもあります。


それぞれのミッションを胸に秘めながら乗船していきました。


上田

苫小牧出発しました

2011年03月26日 | 地域社会起業育成支援
苫小牧から秋田に向けフェリー出発しました。第5陣はコーディネーター宮本。子どもケアチームが高橋Qちゃん、くまちゃんキッチンスタッフ兼輸送係長が二度目のホッシーさん。そして今回は力強いスケットとして草野さん率いるエゾロックチームと石狩のはるきちファームさんも加わり、強力布陣で望みます。スケットチームには炊き出しなどを主にお願いしています。では行ってきます。宮本

第5陣 出発しました!

2011年03月26日 | 地域社会起業育成支援
たった今、被災地支援 第5陣のワゴンが札幌ねおす事務所を出発しました。

以前募集させていただき、みなさまからご協力いただいた携行缶

(中身は空のものです)

物資支援でみなさまからいただいたもので
前回に積みきれなかったものを積み込みました。


第5陣チーフのねおす宮本が運転するワゴンで 出発していきました。


状況が刻一刻と変わる被災地で 今何ができるか…
第5陣が無事に 釜石の被災地に着きますように…


*追記*
現地へ赴くスタッフが安心して向かえるように
安全に帰ってこられるように
事務所で対応している事務局スタッフも 全力投球です!



小林

3/25 栗林遊び隊の様子

2011年03月26日 | 地域社会起業育成支援
栗林遊び隊!

午前は9:30~11:00
午後は14:00~15:30
に、避難所や地域の子どもが集まってきて、折り紙やトランプ、外で鬼ごっこなどをしています。

時々、スタッフのスペシャルプログラムが登場。
今日は、薪ストーブで火を起こして焼き芋に挑戦です。
まずは、ストーブの中に薪を積んで…

(クリックすると画像が大きくなります)
火が安定するまでは、見守ります。
芋をストーブの中に入れて、
外遊びをしていると…


出来た!

ホクホクおいしく食べました。

焼き芋も、皆さんの差し入れです。
ありがとうございました!

荒井

3/25 バザーの様子

2011年03月26日 | 被災地情報
今日はバザーの日

私たちが入っている栗林地区の物資の配布が一段落したようなので、
他の地域のニーズを探りに行きました。トラック3台が様々な物資を積んで出発。

山梨の都留文科大学の高田先生、加藤大悟さん、岩木山自然学校からも物資が到着。協働輸送部隊となって大槌地区へ行きました。ここは、町全体が津波の被害にあった地域です。

岩木山自然学校の高田さんはスタッフの食事をつくってボランティアのボランティア支援に入ってくださっています。

これまでは避難所単位で同一の大量の物品を届けていましたが、これからは個別のニーズに応えるバザー形式。
一律で同じものを届けるのではなく、ほしいものを選んでもらいました。

(クリックすると大きい画像で見られます)

また、今後どのようなものが必要なのかを知るために、バザーに来た皆さんには、何
がほしいかをボードに書いてもらいました!


物資の提供に関しては、支給されるものと、被災地でほしいものが違うことが課題です。
せっかく集まった物資を一律に配っても、返却されたり、部屋の隅に高く積まれたり
している現状がありました。それをどうにかしたいという思いで考え出したアイディアです。

次の会場は、自衛隊風呂の横。数日前から自衛隊がお風呂を提供しています。
そこには、指定された避難所の人たちが日替わりでやってきます。そこでもバザーを出させてもらいました。

何と、こちらの自衛隊は千歳から来たとのこと。
「黒松内ぶなの森自然学校」と 札幌ナンバーをみて声をかけてくれました。

どちらのバザーも1時間以内ですべてが無くなりました。
このやり方は、なかなか良いことがわかりました。

皆さんからのご支援は、このような形で現地に届けさせてもらいました。
こちらの皆さんからは、何度も何度もお礼を頂いています。

荒井

3/25 夜ミーティングの様子です。

2011年03月26日 | 被災地情報
大槌地区方面へニーズの把握と物品のバザーへ行ったチーム
栗林地区の状況をまとめ、明日の炊き出し予定と必要物品の整理をしたチーム
釜石の社会福祉協議会や地域の町内会長、消防団長と今後のボランティア活動や施設利用の打ち合わせをしたチーム
での情報共有をおこないました。

今日のミーティング風景



4つの施設の状況を共有


バザーを実施した地区で、皆さんに何がほしいかを書いてもらった結果です。



明日26日は
 子どもチームは、児童館では子どもの受入れ
 炊き出しチーム、300人が避難している栗林小学校で豚汁提供
 物資配布チームは、自衛隊の仮設風呂の横でのバザー をおこないます。


荒井

3/24(木)現在 募金情報

2011年03月25日 | 復興プロセスの記録
皆さまからたくさんの温かいお気持ちに感謝申し上げます。
募金の状況をお伝えします。

【東北地方太平洋沖地震 被災地支援募金】

受付総額 3,567,445円 (平成23年3月24日現在)

NPO法人ねおすでは、東北地方太平洋沖地震 被災地支援「ねおす募金」口座に
振り込みいただいた募金について、募金者の方のお名前をご紹介いたします。
お名前は入力されたカタナカ表記に従い、50音順に並べています。※3月24日(木)現在のものです。 ※敬称略

 
※画像をクリックすると一覧をみることができます

また、上記募金総額には、ねおす事務所に直接お持ちいただいたり
日頃よりねおすの活動にご賛同いただいてくださっているみなさまからの募金も含まれています。
「ねおす募金」で事務所やスタッフへお預けいただいた募金も、お名前を随時ご紹介いたします。
お名前はお預かり時に伺った表記に従い、
50音順に並べています。【3月24日現在】 ※敬称略


※画像をクリックすると一覧をみることができます

今後、明日出発する第5陣が被災地域のニーズを調査し、
事務局のスタッフとも話し合いながら、被災地支援を進めていきます。

これらの募金の使用用途に関してはこのブログを通じて、報告を行っていきます。