被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

生きがい

2011年12月05日 | 地域社会起業育成支援

先日、北海道に持っていった野菜の畑です。

寒くなる前に育てた大根と白菜を大収穫。

人手が足らなかったので、あるおばあちゃんに協力依頼しました。

 

今まで海の近くにあった畑や田んぼの作業をしていたおばあちゃん。

いきなりの津波でそれらは海の底になってしまいました。

 

家の中だとぼーっとしていたおばあちゃん。
畑を目の前にすると、
「まだ球になっていない白菜は紐でしばって置けばいいよ」
「この大根はたくわんにすれば最高だよ」
活き活きとして野菜の収穫をしていきました。

「こういう作業がしたかった」

せっせと作業をしている姿がそう語っているようでした。

今まで普通にやってきた作業が
突然できなくなった今。

生きがいとなる作業が必要なんだと感じました。

柏崎

 

 

 


聞き取り開始

2011年12月05日 | 地域社会起業育成支援

本日から被災地域からの聞き取り作業を開始しました。

これまでの支援活動の中で被災者からいろいろなお話をボランティアスタッフはお聞きしてきました。しかし、まとまったお話をじっくりとお聞きする機会はこれまではありませんでした。 北海道の新しい公共の活動の一環として、この冬体系的に聞き取り活動を行います。

発災から2週間程度を想定して、被災地は主として、ねおすスタッフの柏崎の実家がある(あった)壊滅的な被害を受けた片岸地区、その避難者を受け入れた栗林地区、そして被災地の消防団などです。

どのような状況下で人々は避難をしたのか、どのような支援があったのか、初期の被災地の様子をお聞きし、今後の災害に備える資料を作ってゆきます。 北海道大学の地震火山観測センターの定池先生、都留文科大学の高田先生のご協力を得てヒアリングを行ってゆきます。 

本日第一回は、避難者を受け入れた地域・栗林の栗沢氏にお聞きしました。


仮設住宅入居

2011年12月05日 | 地域社会起業育成支援

釜石市の仮設住宅は、7から8月にかけて完成し入居が始まりましたが、入居をしない、転居をした方も出て、空き家が出てしまいました。

そこで、長期に地域でボランティア活動をするNPOへ冬期間の宿泊所として利用させて頂けることになりました。 (11月17日に引っ越し)これまで北海道・ねおすボランティアセンターとして地域からお借りしていた橋野地区の旧保育園はそのまま資材も保管しつつ、来春も利用するのでお借りしたままとします。