ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

建築偽造問題やっと証人喚問ですか、当然でしょ。民主党、ここでがんばらないともうダメだね。

2005-12-08 13:31:33 | 政治&社会
姉歯元建築士を証人喚問へ 14日に衆院国土交通委員会 (朝日新聞) - goo ニュース

先日の国会の参考人質疑の場でののらくらした答弁とか、某社長の下品な態度とか、国会がなめられているといったコメントをテレビで誰かが出してたが、全く同感だ。「国権の最高機関」の名が泣いている。なぜ罰則や強制力がある証人喚問をやらないのかと最初から頭に来ていたが、ようやくという感じだ。警察の捜査との調整とか難しいこともいろいろあるのだろうが、真相を徹底的に明らかにしてほしいという我々国民の意向を最優先にすべきであることは余りに当然である。証人喚問ですかっと解明して見せて、「やっぱり国会って機能してたんだ!」って国民に国会への敬意を感じさせてよ。そういう意味では、被害者の方々には申し訳ないが、今回の問題は民主党のマーケティング戦略上は大変なチャンスである。疑惑の解明のために自民党を上回る活躍をして国民に強烈な印象を与えるぐらいのことができないと、前原新体制の先はないだろう。現状だと、所属議員の信じられない不祥事が続いたり、党内がまとまっていない印象が相変わらずだったり、とても2大政党制の一翼を担う存在に見えないんですけど。民主党のマーケティング戦略は非常に単純で、もともと自民党と余り変わりがないんだから、いろんな面でで自民党が60点だったら80点、80点だったら95点という風に、自民党よりも自民党的がやりますといってる政治をうまくやれる政党、という位置づけを国民にどう納得させるかという戦略になると思う。政権を目指すのであればどっかの野党みたいに現実的でないことを言ったり、反対のための反対をしていては意味がない。そういう意味で、今回の偽造問題で、民主党が一番がんばったな、という印象を国民に残せるかどうかは今後の民主党の将来がかかっているといってもいいくらい重要だと思う。別に民主党支持でもなく民主党に投票したこともないが、民主党が育って2大政党制が根付くことが日本の政治にとってすごくメリットがあると思うのでがんばってほしい。今回またダメだったら、やっぱりその他野党と一緒か、と思うことにする。つまり1強他弱政治と認識するということである。


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