NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

葉山町一色 TNR

2015年10月23日 | 日記
葉山町一色の住宅地です。

ここも手術をせずに餌やりを続けているお宅があり、
動物病院に貼ってあった保健所のリーフレットを見た方から連絡がありました。
ご近所の別のお宅も市役所経由で「庭で子猫が鳴いている、どうしたらいいか。」と相談して来られました

猫は毎年出産していますが、今年だけでも母猫ABの2頭が合わせて4回出産しています。

まず繁殖を止めることが必要です。
捕獲器を貸し出して、まず母猫Aと2頭の子猫の合計3頭の手術ができました。

この時点で母猫Bとその子猫1頭はすでに餌やりさん宅が保護していましたが、
さらにご近所の庭で鳴いていた子猫3頭(母猫Aの今年2回目の出産)を確保し、
これも餌やりさん宅が保護・里親募集をすることになりました。




これまでにも毎年出産があったそうですが、その子猫はどうなったのでしょうか・・・
行き場のない猫が周囲でたくさん死亡していることは間違いありません。

野良猫は野生の生き物ではありません。必ず人から餌をもらって生きています。
ネズミや虫を捕ることはありますが、それで生活できるわけではありません。

ご近所で野良猫の出産があったら是非、餌やりさんに手術を徹底するように伝えて下さい。
必要な場合は、保健所への通報や町内会などで問題提起をして下さい。


餌やりさんには「餌をやるな!」ではなく「不妊去勢手術をするように」伝えて下さい。
手術が済むと繁殖が止まると同時に発情もスプレー(縄張を示す臭いおしっこ)も収まって
本当におとなしく静かになります。

1頭のメスは1年に2回出産(平均4頭程度)します。生まれた子猫は翌年の春から出産します。
不妊・去勢手術を徹底しない限り、事態はどんどん悪くなります。
手術をしない無責任な餌やりは近所迷惑なだけでなく、とんでもない数の不幸な猫をつくる行為です。

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