NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

鎌倉市腰越 TNR

2015年10月04日 | 日記
江ノ電の腰越駅近くの住宅地です。

家に猫が数頭来ていて、餌をやり始めたので去勢手術をしたいとのことでした。
「餌をやるならまず捕獲・手術!」他の餌やりさんもこれを徹底して頂きたいです。

4頭の猫(♂2♀2)を捕獲・手術しました。
病院によると2頭メスには出産の形跡がなかったとのことなので、
まだこの子たちの母猫が近くにいると思われます。

   

母猫が見つからないとまた産んでしまいます。
餌をやっている人がちゃんと捕獲・手術をするか、
どうしてもできなければ声を上げる必要があります。

私たちの活動範囲である鎌倉・逗子・葉山では保健所に連絡すると、
相談に対応する動物愛護推進員を紹介することになっています。

***ところで、オス猫も手術は必要ですよ!***

オス猫は出産しないので手術しなくても良いと考える人がいますが、
放置するとご近所トラブルになりやすいです。

私たちに寄せられる糞尿トラブルの相談で、臭いに関するものがとても多いのですが、
糞尿の臭いという訴えのほとんどがオスのスプレー(マーキング)の臭いです。

知っている方はわかりますが、これは本当に臭いです!
スプレーは去勢手術でほとんど止まりますので、トラブル防止に必ず手術をしてください。

また、特に発情期のオスの行動範囲はたいへん広いです。
メスを求めて移動するために交通事故にあいやすく、死んだり大けがをしたりします。

発情期はメスの取り合いでオス同士のけんかも激しいので、危険が倍増します。
噛み合いや引っ掻き合いで大けがをした上に伝染性の病気に感染したりもします。

ご近所トラブルの防止と猫の危険回避は餌をやる方が考える必要があります。